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【新譜感想#1】Graffiti/ストレイテナー・アネモネEP/the peggies

シリーズ化しました。続くかは分からないけど。

次の新譜感想は、来週のでんぱ組.inc、かと思いましたが、

本日は、シングルとEPの2枚。書いていきます。

〇Graffiti/ストレイテナー

昨年10月にEP「Blank Map」をリリースし、

気づけばメジャー17年目のストレイテナー。もうベテランの域です。

とはいえ、前回のBlank Mapでも新しいストレイテナーを見せていただきました。

そんなテナーですが、本日4/8にシングル「Graffti」が発売。

MVは、過去作も手掛けている、小嶋貴之さんが監督。

小嶋さん、そして、ホリエアツシのピアノの導入というと、

「Lightning」を思い出します。

※ライトニングと言いながら、静かで寂しいメロディー。

しかし、Lightningとは異なり、

この暗い世の中に、見える一筋の光。

キラキラしたイントロ、

ゆったりした音楽からサビへ少しずつ音が厚くなり、

それが、サビで爆発。力強さを感じる応援歌。

改めてストレイテナーの底力を見ることができたと思います。

ネット記事で見ましたが、間奏にもフルートを混ぜて、いつもと異なる雰囲気を出しているところにも注目。

あれはシンセのフルートとストリングスをユニゾンで同時に鳴らしてます。ダンスミュージックの中でも、シンセらしい音よりも生楽器っぽいというか、アイリッシュフォークとか、民族音楽的なアプローチにしたいと思って。
ストレイテナー・ホリエアツシが最新シングルで詠う、「前を向いて生きるためにこれから歌っていくべきこと」とは | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス-https://spice.eplus.jp/articles/267071(最終閲覧日:20/4/8)

カップリングの「Parody」は、8ビートのドラムと重厚なギター。しっかりひなっちとわかるベース。

ロック来るか?

と期待を裏切るオシャレなピアノ音が乗っかる。

ジャズのような雰囲気で進んでいくと、Bメロでテンポが上がり、

「きみ」への想いが強まっていく。

ストレイテナーらしくないけど、

先の重厚なベースやギター、ジャンルは異なれど、

間違いなくストレイテナー。

また異なる側面のストレイテナーを見ることができました。

ますます、良い意味で方向性の見えなくなるバンド、次はシングルか、アルバムか...期待です。それまで聞きこもう。


〇アネモネEP/the peggies

リード曲の「アネモネ」、peggiesについては、下の記事を参考!

EPということでしっかり5曲入り。

失恋を歌う#1「アネモネ」に反して

勢いのあるギターイントロから、

ストレートな歌詞をアップテンポなロックで歌う#2「青すぎる空」

本当に疾走感、爽やかさがすんなり体に入ってくる。

少しずつ良い方向に歌詞が変わっていく。

「青すぎる空」から入るサビが、明るさを表している。


イントロから驚きのシティーポップ#3「weekend」

※意外な感じの曲ですが、良い。シティーポップと言って良いのかは謎。

可愛さを前面に出しつつ、実は楽曲重視に見えるのは、自分だけか?

アルバム「Hell like Heaven」も色々挑戦しているが、

さらなる挑戦の1曲。

若いのにストレイテナーのような...引き出しの多さ!


#4「ロンリー」は、peggiesらしい、恋をロックに歌う一曲。

タイトル通りロンリーの心境を歌う曲です。嫉妬が凄まじい。


#5「いきてる-弾き語り-」は、Vo北澤さんの地力を感じる一曲。世界に引き込まれます。「JAM」のような、ネガティブな中にも、少し希望の光を見いだせるような歌詞。

とりあえず以上。本当にライブで見たい...。

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