見出し画像

斉藤貴史選手へ出演依頼をした理由

皆さん、こんにちは。
 「Change Court」記者のtakableです。今回は「MOTIVATOR」に出演してくださっている3名の方のご紹介と理由を記載します。この記事では、「斉藤選手」にMOTIVATORへ出演依頼した理由をお伝えします(2021.12.02現在) 

※記事をより簡単に読んでいただくため表記に独自のルールを利用しています。

 今まで「スポーツサイエンス 」、「ツアーコーチ」の概要や具体例を説明してきましたが、この記事をご覧の皆様は「テニス選手」についてご存知!ということで「テニス選手」に関しては、2つの記事で完結です。
 今回は、僕がプロテニス選手である斉藤選手に出演依頼をさせていただいた理由です。その理由は、「日本からでも世界で活躍できる?」という疑問をプロテニス選手から直接回答を伺いたい!と思ったからです。

「日本出身でも活躍できる」を証明!

 CCの記事で「身長」「出身地域の面積の大きさ」「人口の多さ」が関係ないことを数値では説明ができました。自分の価値観としても、「日本人は世界で活躍できるんじゃないかなぁ」という仮説がありましたが、僕が欲しかった情報は、実際に世界で活躍している方の経験でした。その経験を伺うことで、今までの仮説から「確信を持った自分の意見」に変換したいと思っていました。
 でも、僕のようなど田舎出身の人間では、プロテニス選手に出会うことはとても難しく、「プロテニス選手が知り合い」なんてことはありませんでした。その中でも、テニス繋がりの知り合いに声をかけていくことで、プロテニス選手数名にお話を伺うことができました。そして、同郷のプロテニス選手の「斉藤選手」に出会うことができました。

 日本でも特別「テニス環境がいい!」という県出身ではない、斉藤選手が世界で活躍していることは、「日本人は世界で活躍できる!」という証明ができる選手です。

テニス環境がいい?

 外での大会が多いテニスの試合では練習環境で「天候」の良さが必要になります。この天候が悪い地域でも日本を飛び越え世界で活躍していることは、「日本人は世界で活躍できる」という1つの指標になります。

 よりイメージをしやすいように、日本で天候が良い県の代表を「埼玉県」としました。理由は、下記の表より天候条件がいい6つのカテゴリー内の5つで全国でTOP5に入っているからです。
参考データURL:https://47todofuken-ranking.com/category/kisho/

画像1

 天気の良い県「埼玉県」と「石川県」を順位で比較してみました。

画像2

 降水日1位。。。降水量1位。。。雷日1位。。。石川ってテニスをするのに過酷な天候と思いませんか?次の表では、数量を出し両県の差異を出しました。

画像3

 上記の表は年間の数量の差異(石川県からみた埼玉県)です。快晴日1ヶ月も違うの!?降水量半分!?日照時間400時間以上違う・・・。上記により、「埼玉県って天候良くっていいなぁー。」と思いますね。

 僕も東京に出てきて、真冬にテニスをして汗をかいて半袖になれたときは、びっくりしました。高校の時は、テニスコートのネットくらいまでに積もった雪かきをみんなでして、水を吸って、テニスやろうと思ったらもう真っ暗。。。半袖になんてなれませんでした!

 外での試合が多いテニスにとって天候が良いことは「練習環境が良い」という理由ですが、このような天候でも全国で勝利し、世界で活躍しているというのは、「日本人も世界で活躍できる」という一つの指標になります。

斉藤選手のジュニアの経歴は?

画像4


 ジュニアの国際大会デビューは13.1歳でジャパンオープンジュニアでした。そこからジュニア最後の大会であるGS・Uジュニアに出場した18.6歳までの5.5年間でシングルス99勝57敗(勝率63%)、ダブルス70勝45敗(勝61%)を達成しています。
 これだけ多くの大会にジュニア期に出場してますので、CCで記事化した選手でシングルスまたはダブルスで対戦した選手を下記にリスト化しました。

画像5

(記事化してない中では、J.べゼリー[35]、N.ジェリー[38]、N.ルビン[125]etc…[世界最高位])

 これだけの選手とジュニア時代に戦った経験は「日本人でも活躍できる!」という指標になります。どの選手も素晴らしいですが、現在上記の表から世界のテニス界で特に話題が高いのは、2021年のGS・Uを優勝したD.メドベーデフ[2]でしょうか。

画像6

GS・F Jrでの対戦では、予選2回戦で勝利しています!

 斉藤選手に出演をお願いした理由

 僕たちの故郷石川県や田舎の子どもたちに向けて「日本から世界で活躍できる」ということを伝えたいからでした。斉藤選手がGS Jrの大会や国際大会で活躍し、高校卒業後プロに転向したことに対して、石川県では後に続く可能性のある子たちが、思うように伸びていませんでした。
 その理由は、「怪我による離脱」や「進路の選択」に迷いや悩みがあることで、夢に対して上手にアプローチができていない課題があります。
 この課題に対して、斉藤選手が幼少期にどのような教育を受けて、ジュニア期を育ってきたのかを伝えることは、子どもたちやその親に対して、「世界で活躍するための教育方法」の解決につながると思ったからです。
 上記の「解」に対して、僕が伺いたかったことは、下記の3つの「対人関係」でした。

・家族(親・兄)のテニス
・地域(津幡町や石川県)のテニス
・世界(日本人や外国人)で活躍していた同世代とのテニス

 上記の関係をどのように活かして、成長することができたのかを伝えることで、具体的なイメージを5~8歳の子どもを持つ親に向けてシェアしたいと思いました。

 上記により、斉藤選手にMOTIVATORに出演いただいた理由は、「プロテニス選手」の経験を通じて、「日本人は世界で活躍できる」ことを、具体的なイメージと共にお伝えしたいからです。


 次の記事では、プロテニス選手「斉藤貴史」選手の5~8歳の子どもに対するプロテニス選手によるレッスン”メリット”をご紹介します。


 今後もこのような記事をあげていきますので、もしよかったよ〜という方は是非note内の「スキ」や「記事の保存」をお願いします。
 プロテニス選手や子どもへの「疑問」・「課題」がある方はお気軽にコメントやメッセージをいただけますと嬉しいです。
 その他、プロテニス選手について調べてほしい!というご要望ありましたら、お気軽にご連絡ください。それでは次の記事で。さようなら。


ad out...!!!


〜CC(Change Court)について〜
 CCは、テニスのジュニア育成に関する問題や課題を解決していくための考察記事です。
 「うちの地区こんな問題があるんですが…」、「これは正しいのかなぁ!?」、「これってどうしたらいいでしょうか?」そんなテニスのジュニア育成に関する悩みや課題を解決できるきっかけを皆さんと一緒に考察します。
 

Twitter↓
MOTIVATOR
テニスに関する情報発信。日々のテニスに関するお悩みはこちらにコメントやDMください!

CC
記事のリクエストやご意見・ご感想はこちらにコメントやDMください!

よろしければサポートお願いします!いただきましたサポートは、MOTIVATORの活動費として子どもたちの成長に還元させていただきます!