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赤いフリージア、メロン記念日(妻に渡した花束を記録)

 「信じることにするわ、赤いフリージア」メロン記念日の名曲。赤いフリージア。私は、平成5年生まれ。メロン記念日が活動していた時期は、ハロプロにハマる前だったため、当時の楽曲は分かっていないが、2014年の道重さんの卒紺で彼女がピンクの素敵なドレスで歌っていた映像を何度もYoutubeで見ていたし、ハロコンのシャッフル曲として歌い継がれていた曲でもあったため、「赤いフリージア」というフレーズには聞き覚えがあった。なんとなく可愛らしい曲だな程度に、当時大学生ながら思っていた。

 妻にプロポーズをしたのは2022年9月11日(千奈美に、同じ日に℃-uteのマイマイこと萩原舞さんが結婚披露宴をされていたと、翌日のLINEニュースで知り、ほんまに感激!!そして光栄!!世間的にとても縁起が良い日だったからかな!)。そして、翌年の2月。我々は、付き合い始めてちょうど1年目の記念日をなんと沖縄で過ごせることが、突如、決まったのだ。
 というのも、彼女のいとこ(3つ下くらいかな?)が沖縄で親族のみの挙式、披露宴をされるということで、妻が招待され、「あなたも一緒に沖縄来てくれる?」と誘われたのだ。
 
 お互い実家暮らし、互いの家まで車で45分間程度の中距離で関係を続けていた我々としては、お金を費やし、宿をとる旅行はとても貴重な時間だ。せっかく、ちょうど1年目の記念日を沖縄で過ごせるチャンスが得られたのだから、何か思い出に残ることをしたいと、我々はマリンスポーツや観光名所を調べ、計画を練り始めていた。

 付き合っている頃から、記念日には何かしらの花束を彼女にプレゼントしていた私は、沖縄での1年記念日にはどんな花束を渡そうかな。沖縄だから真っ赤なハイビスカスの花束とか素敵やろな、なんて想像しながらハイビスカスの花束の入手方法を検討し始めることにした。 
 ある日、沖縄の花屋さんに電話で「ハイビスカスの花束が欲しくて,,,」と伝えたところ、「それは難しいですね」と言われて愕然とした。説明を聞いて初めて知ったのだが、ハイビスカスは、いわゆる木に咲く花であり、花束で販売されることはないとのこと。購入するなら鉢に植えられた状態のものをホームセンターなどで購入するのが良いのでは、と電話越しに教えていただいた。沖縄旅行中に、ハイビスカスを渡したい旨を伝えると、わざわざ、那覇市内のホームセンターの名前やそこの電話番号まで教えてくれた優しい店員さんでした。お花屋さんの店員さんありがとう。

 ということで、教えていただいたホームセンターにすぐさま、電話。とりあえず、購入できそうだ。ただ、よくよく考えてみると、鉢でハイビスカスをプレゼントするのはいかがなものか。持って帰るときどうしよう?飛行機載せる?そもそも旅行中にホームセンターに寄る時間的余裕ある?なんて疑問が次々に浮かんできて、ハイビスカスどうしようかな、でも素敵なお花をプレゼントしたいな。ほかに良い花ないかな、とお花選びは振り出しに戻った。
 
 彼女と相談しながら、沖縄でのアクティビティの予約も順調に進め、計画を練っていく中でふと、ある日、私の頭の中に「もうすぐ、1年になるわ、あなた愛して。」と、どこかで聞き覚えのある曲のフレーズが頭の中で再生され始めた。
 
メロン記念日、赤いフリージア。

 「そうだ、沖縄で過ごす記念日にはフリージアを渡そう」なんだ、こんなところでハロプロの楽曲が役に立つなんて、ありがとうメロン記念日さん!そう思って、初めてフリージアという花を検索し、「赤だけちゃうやん、黄色も、ピンクもええ感じやん!」と。フリージアの花を初めて認識した。
 「ほんでピンクかわいいやん、絶対、○○ちゃんに似合うわ!」時期も調べて、冬の花だと分かった時には、ニヤニヤが止まらなかった。

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