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子どもと美術、最高の出会いの場を!(これから出る本の話)

暑い日が続きますね。
ぎらぎらに照りつける太陽のように、小学館美術書籍編集部も燃えさかっている最中でございます。
なぜなら、子ども向け美術書籍という大型企画が爆速進行中だからです!
その企画が、こちら。

小学館の図鑑NEOアート『図解 はじめての絵画』

シリーズ累計1,300万部を突破し、図鑑売り上げNo.1を邁進する「小学館の図鑑NEO」から、新たなシリーズが誕生します。
テーマは、「アート」。
第1弾は、目で見て鑑賞する美術、その中でも人類がもっとも多く作ってきた絵画を取り上げます。

「図鑑で絵画?」「絵画を図鑑にするってどういうこと?」
と思われるかもしれません。
一言でいうなら、この本は「絵画の見方」の図鑑です。
「見方」と言っても、絵画を時代や様式、画家ごとに見るのではありません。
国や時代の枠組みをすべて外し、「何が描かれているか」「どのように描かれているか」など、その絵に描かれているものだけを観てもらいます。
結果、ゴッホの《ひまわり》と京都の寺院の襖絵が並んで掲載されるといった、これまでには全くなかった新しい美術鑑賞本となりそうです。

美術館で作品よりもキャプションをつい先に見てしまう、誰の作品なのか無意識に知りたくなってしまう大人と違って、子どもは先入観も事前知識もなくまっさらな状態で絵画鑑賞を楽しむことができますよね(うらやましい!)

そんな子どもたちと、絵画の初めての出会いは、できうる限り良質なものにしたい。
子どもと絵画が出会う場所にしたいという想いを込めて、鋭意制作中です!

本書は来年2月の発売です。
あと半年も先で、本来ならば本のプロモーションとしては早すぎるのですが。
せっかくの大プロジェクトですので、リアルタイムで編集作業のようすをおとどけできたら面白いかな、と、今日から少しずつ報告していきます。

とりあえず、今日の投稿では、シリーズ名を復唱して終わります。
NEOアート、NEOアート、NEOアート。
どうぞよろしくお願いいたします!

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