第3回ど文系のお金の話

こんにちは!ちゃんさんです!
第3回ど文系のお金の話さっそく始めていきます。
今回はお金の機能その2、将来の価値交換についてです。

将来の価値交換、簡単に言うとお金の貸し借りの機能です。
本来のお金の貸し借りの意義ってご存知ですか?
普段の生活から見たらちょっと怖い借金の話。
その仕組みを今日は一緒にお勉強していきましょう!

お金の貸し借りって聞くとなんかいいイメージしないですよね。
一番多いイメージって、借りすぎて返せなくなって破産…とかそんな感じじゃないでしょうか?
しかし会社、つまり企業にとっては借り入れは悪いものではないし、むしろ必要不可欠なものなのです。

本題に入る前に寄り道して、投資の意味についてお話しさせてください。
投資と聞いてイメージするのは株や債券の売買ではないでしょうか?
確かにそれも投資なんですが今から使う投資の意味は少し広い概念の投資です。

私たちは給料だったり、会社経営だったり、なんらかの形で所得を得ます。
つまり生活するためにお金をなんとかゲットしています。
その所得を魚かったり、服買ったりといろんな形で消費しています。

でも、稼いだお金を全て消費するわけじゃないですよね?
中にはそうせざるを得ない方やうっかり全部使っちゃう人もいますが…。
多くの人は一部は貯金に回しているんじゃないかと思います。
銀行の預金口座にお金を入れたり、貯金箱にお金貯めたり。
お金や財産を溜めることを経済の用語で貯蓄と言います。

そして、消費とは区別して価値のあるものを購入することが投資です。
たとえば生活の中では家を買う、事業などでは機械を買うことが価値のあるものを買うことに当たります。
価値という表現は難しいなと思うんですが、他人から見ても買う意味があるものが価値ということにしておいてください。
以上をまとめた図がこんな感じです。

寄り道から戻ってお金の貸し借りの話に戻ります。
貯蓄に回すお金よりも投資に回すお金が多い人(会社)のことを赤字主体と言います。
投資に回すお金よりも貯蓄に回すお金が多い人(会社)のことを黒字主体と言います。
簡単に言うとお金に余裕がある人が黒字主体、お金がカツカツの人が赤字主体です。

黒字主体が赤字主体に投資する、つまりお金を貸し付けることで、赤字主体の投資が可能となります。
赤字主体は借り入れによって経済活動を維持・拡大することができるのです。


これがお金の貸し借りの仕組みです。
黒字主体は貸し付けたお金に利子をつけることにより将来的に貸したお金よりも多いお金を手にすることができ、赤字主体は経済活動を維持・拡大できるのでWin-Winな関係になれます。

現実的には、はちゃめちゃに高い利子をつけたり、返済能力がないのに無理な借り入れを行ったりします。
なので問題がこじれて争いが勃発し、黒い服着た怖いお兄さんたちが登場するような胡散臭い世界が展開されるわけです。
ほかにも突然借金背負わされたり、貸した高額なお金踏み倒されたり理不尽な目に巻き込まれることもあるでしょう。
これに関して今のところ私が言えることは

「連帯保証人にはなるな」「お金を借りる際のご利用は計画的に」ということです。

ここまで読んでくださりありがとうござます!
次回はお金を貸した際の利子の決まり方をお話ししたいと思います。
ありがとうございました!