第6回ど文系のお金の話

第6回ど文系のお金の話!今日は理解に苦しんで苦しんだ金融用語のお話です。
まずは赤字主体への投資方法の単語です。
皆さんはデットとエクイティって聞いたことありますでしょうか?
私は勉強し始めて初めて知りました…。

まずはデッド、英語にすると「debt」。英語の意味は「借金、負債、債務、借金」などです。
金融用語としては黒字主体が赤字主体へおかんを貸し付けることを指します。銀行の融資などがこれに当たります。

次にエクイティ、英語にすると「equity」です。こやつが曲者でした…。
というのも検索しても英単語の説明がカタカナでエクイティだったからです。
それでもまだマシでした。一応いくつか調べたら株式という単語が出てきたからです。
英和辞典の説明は名詞「 公平、公正、衡平法、エクイティ 、株式」。
金融用語としては黒字主体から赤字主体へ株式などを通して出資することを示します。
証券会社や投資家の株などを通した出資がこれに当たります。

このデットとエクイティ、付いて回るリスクがちがいます。
デットとはいわば借金。貸したお金が倒産などの理由により貸したお金を回収できなくなることがリスクです。
倒産した際に返済のため個人の財産まで追求することもできますが回収できるかはわかりません。
エクイティは株による投資です。赤字主体の業績によって受け取れる利益が上下することがリスクです。
エクイティはデットと異なり個人の財産までは追求されません。しかし出資者は株を通して会社の経営に携わっている形になるので経営方針にガンガン口を出されることはあります。
株式会社の仕組みの話はまたいつかまとめてしたいと思います〜。

デットとエクイティの説明はここまでで、次にレバレッジのご紹介です。
レバレッジ、こちらはなんとなく聞く単語でしたが意味は全くわかりませんでした。
説明としては「経済活動において、他人資本を使うことで自己資本に対する利益率を高めること、または、その高まる倍率。」
初めての学習でこれでスッキリ理解できるか立っているんですか!?!?
こやつもエクイティと一緒で日本語で単語の意味を調べてみてもなかなかしっくりくる説明がありませんでした。
元々の意味は「てこ」とか「てこの原理」らしいのですが、それがなぜ金融用語になるのか…。

悩んだ末にレバレッジを英英辞典で調べてみました。英語の意味はこちら。

“Investing with borrowed money as a way to amplify potential gains (at the risk of greater losses)”
                                                                      出展:CUERBO English Dictionary

日本語に訳すと、

「潜在的な利益を増幅する方法として借入金で投資する(損失が大きくなる危険性がある)。」

だいぶわかりやすくなりました!
私なりにまとめると、レバレッジとは借金によってさらに大きな投資を行い大きな利益を得るといることです。
借り入れをしているので失敗すると投資で出した損失以上の損失になるから気をつけないといけないよということです。
いやー、理解できた瞬間にはとてもスッキリしました。日本語になっていない単語は英英辞典で調べてから日本語に直すと格段にわかり役なるのかもしれませんね。

以上が私が苦しんだ金融用語たちです。ドタバタしていたのに最後までお付き合いいただきありがとうございました!
今日はここまでにして次回は銀行のお仕事について書いていきたいと思います!