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Schoo初!LINEスタンプを作りました−制作の裏側編−

こんにちは! Schooデザイナーのタナカです。

先日、弊社初のLINEスタンプ(以下:イマココスタンプ)をリリースしました。私個人としても初めての経験で、想像以上に学びの多いお仕事でした。

今回はそんなスタンプ制作の裏側をお話していきたいと思います。
LINEスタンプを作ってみたい方、イマココスタンプがどうやってできたのか気になる方に楽しんでいただけたら幸いです!

▼制作の経緯や、どういうスタンプなの?というお話はこちらの記事に書いております!
Schoo初!LINEスタンプを作りました

こんなことを書いています

- まずはアカウント登録
- 制作前に決めたこと
- 用意する画像は3種類
- 制作時に気をつけたポイント1:文字はなるべく大きく!
- 製作時に気をつけたポイント2:タブ画像はモノクロでも見やすく!
- いよいよ申請!
- リリース後のおたのしみ
- イマココスタンプ送信ランキング発表!

まずはアカウント登録

スタンプを販売するには、LINEアプリのダウンロードとLINE Creators Marketへの登録が必要となります。

登録後、この流れでアカウント設定ページから会社情報・売上の送金先口座なども設定しておくと申請時楽になるのでオススメです。
(申請時に入力する項目は意外と多いのです…)

制作前に決めたこと

- スタンプの個数(8個/16個/24個/32個/40個から選択)
- 価格(120円/240円/360円/480円/600円から選択)
- スタンプ名・スタンプの説明文(日本語・英語両方で用意)

昔は40個セットが基本でしたが、今は販売個数や価格などを自分で選択できるようになり、より気軽に販売できるようになっていました。
今回は16個セットで制作することに決定!

用意する画像は3種類

スタンプ制作にあたり、用意する画像は下記の3種類。
意外とスタンプ以外にも必要な画像があるのです。

①メイン画像(スタンプショップや、スタンプ詳細画面などでアイキャッチ的に使われる画像)
②スタンプ画像
③タブ画像(トーク画面からスタンプを選択する際、下に表示されるサムネイルのこと)

各画像のサイズやNG表現など、レギュレーションは結構細かく設定されています。修正等で二度手間にならないためにも、制作前にガイドラインに目を通しておくことをオススメします。

制作時に気をつけたポイント1:文字はなるべく大きく!

LINEクリエイターズのマイページには“LINE simulator”というテストツールがあり、実際のトーク画面でどのように表示されるかを確認することができます。

文字入りスタンプも2種類用意したのですが、テスト表示してみると思っていた以上に小さく見えることがわかりました。

下記はシミュレーターで確認してみた例。
文字は横長の画像にすると、小さくなりすぎて読みづらいですね。他のイラスト系スタンプとのサイズバランスが悪いのも気になります。

最終的に、下記のように2段組みにして文字サイズを可能な限り大きくすることで解決しました!

PCで作業しているとスマホ表示でのサイズ感覚が麻痺するため、テスト画面でスクリーンショットを撮影→スマホで実際に表示して確認することが大切です。

製作時に気をつけたポイント2:タブ画像はモノクロでも見やすく!

タブ画像はかなり小さく表示される上、選択時以外はモノクロで表示されるため、画像をグレースケール表示しても視認性に問題がないか確認することをオススメします!

なかなか地味な部分ではあるのですが、他のスタンプと並んだ時にわかりやすいのは大事なポイントです。

いよいよ申請!

全ての画像が用意できたら、いよいよ申請です。
スタンプタイトル・説明文・スタンプのジャンルなど、必要事項を入力の上審査リクエストをします。
審査はすぐに開始されるわけではなく、「審査待ち」からのスタートでした。

幸いリジェクトもなく申請から1週間ほどで承認がおりたのですが、ここで説明文に誤字があったことが発覚。修正したところ再申請扱いになってしまい、更に1週間ほど時間がかかってしまいました…。

▼具体的な申請→承認までのスケジュールはこんな感じでした

11/19(月)申請(ステータス:審査待ち)
11/21(水)ステータスが「審査中」に変わる
11/30(金)スタンプ承認!
12/03(月)説明文に誤字が見つかり修正→再申請
12/11(火)再申請分承認

※再申請時のタイムロスがかなり痛かったです…痛恨のミス…。

リリース後のおたのしみ

リリース後は、マイページから売上をはじめ様々な情報が見られるようになります。
個人的に一番興味深かったのが「統計情報」。ここではスタンプの使用状況を確認することができるんです!

使用されている国をはじめ、上記のように各スタンプが実際に送信・受信されている回数まで見られるのが面白い。

どういった表現に需要があるのかがわかるため、今後の制作に活かすことができるのも嬉しいポイントですね。

では最後に、リリースから一週間経過した12月24日時点での送信スタンプランキングをすこしお見せしちゃいます! ※右端の数字が送信数

イマココスタンプ送信ランキング発表!

3位「手を振るイマココ」

2位「甘えるイマココ」

1位「休暇中」

1位はまさかの「休暇中」!
イマココちゃんではなかったのが意外でしたが、やはり文字系の方が会話の中で使いやすいのかもしれません。
リリースしてからも学ぶことは多い…。

もし第二弾の制作が決まった際には、こちらのデータも参考により使いやすいものにバージョンアップしていきたいと思います!


・・・

▼LINEスタンプはこちらからご購入いただけます!

▼イマココちゃんが気になった方は、ぜひ放送ものぞいてみてくださいね。

(こちらはSchooアドベントカレンダーの記事でした)

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