外国人と働いて分かった日本人という特殊な人達(習慣編)
以前UPした日本人の特殊性を記したnoto。沢山のスキありがとうございました★
実はスキが150を越したの初めてです!
嬉しかったので、今回は特殊な日本!習慣編を書いていこうと思います。
★新暦の元旦前後に長期休暇をとる。
「他の国に合わせてよ!」
チャオカフェの元料理担当リエンさん、いつも困っていました。
ベトナムの正月休みは中国・韓国と同じ旧暦の元旦前後です。(だいたい新暦の1月末から2月初旬。)
チャオカフェ店主が知っている限り、新暦正月前後を長期休みにするのは日本だけではないでしょうか?欧米はクリスマス、東アジア(日本以外)旧正月、イスラム教・ヒンズー教国はそれぞれの宗教に基づいての正月があります。
タイ・ミャンマー・カンボジアなどは4月です。
在日外国人の人達は、正月休みが日本とズレてしまっている為、母国正月帰国の長期休みを取りにくいそうです。
★3月卒業、4月入学
学生の3月卒業・4月入学制も日本だけだと思います。
ベトナムは欧米と同じ9月新学期です。
海外留学希望日本人学生・日本留学希望海外学生、お互い半年のロスが出てしまいますね。
しかし、私はやっぱり桜の季節に入学式して欲しいなぁ…。と感じてしまいます。
★仏教のシステムがぜんぜん違う。
いつもキッチンカーイベントでお世話になっている『バズるお寺』で有名な『永明寺』さん。
一番初め、チャオカフェには住職ご夫婦で来店されました。ベトナムを含め日本以外の国の仏教住職は結婚しません・肉を食しません。
鶏肉のフォーを注文された住職にリエンさん??更にご一緒の女性は奥様と紹介されて…。リエンさんの謎はどんどん深まります。
最後、お会計時「カードでお願いします」と住職が言われるものだから、
「えー??????なんでお寺さんがカード持ってるの??」っとリエンさん叫んでしまいました。
この日本仏教のシステムはどこから来ているのでしょうか?
★番外編★
海外の人から「日本人は人からどう見られるかを凄く気にする」と言われています。
美意識が高いと言われている国々の人達は、人目を意識する感覚が強いのだと思います。
ベトナム人もとても人目を気にします。特に女性の美に対しては大変厳しく、毎年行われるミスユニバース代表のルックス評価でSNSは大騒ぎです。
またイタリア人の友人の話では「イタリア男は人にどう見られているか常に気にしている」だそうです。もちろん女性にモテたい!が1番でしょうが、日本やアメリカの様に巨大企業に勤めている人が少ないイタリアは、肩書で勝負できない為、第一印象で『仕事の出来る男』を演出する必要があるのだとか。
私自身もマイナス思考ではなく、人からどう見られているかを意識するのはとても大事だと思っています。
日本が戦争からやっと立ち直れそうになっていた1970年代、高田賢三さん、森英恵さんのパリコレ参加を可能にしたのは日本人の美意識(人からどう見られるか)の高さが下地にあるのだと信じています。
(↓以前書いたnotoです。ベトナムも国力よりデザインセンスが先を行っています。)
★番外編2★
結婚式の仲人という制度、てっきり日本独自の風習だと思っていました。
(↓仲人の起源)
ところが、リエンさんの結婚式に参加した時
二人の前を歩く老夫婦がいらっしゃしました。
後でリエンさんに「あの人達は旦那さんの親戚?」と聞くと「旦那さんのお父さんがお世話になった人だよ」との事。
どうも仲人さんだったようです。
日本だけだと思っていた仲人制度、ベトナムにも存在しており驚きました。
★初めましての方にチャオカフェ歴史のまとめです。
チャオカフェInstagramです。
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