Chapomai

編集やマーケティングプロダクション、市役所広報などでライターして働いて、現在はフリーの…

Chapomai

編集やマーケティングプロダクション、市役所広報などでライターして働いて、現在はフリーのライターとして活躍しています。カメラでの撮影も行い、時々、カメラマンです。焼きものも焼いています。自分の窯を持つのが夢。

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個人の問題は、社会の問題

あの出来事は、3,4年前くらいのことだったかな。 福岡の天神の交差点で信号待ちをしていたとき、白い杖をついた男性が、青信号で車がビュンビュン行き交う道路の方へ、進もうとしていた。 白い杖。それは、視覚に障がいを持つ方が、主に使用するもの。 私は、その時、ちょうど交差点の対角線上の向かい側にいた。 天神の交差点は、片側4車線(確か)の道路が交わる大きな交差点。 白杖をついた男性が、車がビュンビュン行き交う道路へ進もうとしているとき、 「あぁ!!どうしよう。危ない」と思い

    • 凍結した12年間ー共感が人を救う

      先日、12年間精神疾患による闘病生活を経験された当事者の方のお話を聴講した。 講演会で話された男性Iさんは、東京の大手の会社でバリバリのサラリーマンとして働かれていたが、ある時からうつ病などの精神疾患を発症し、12回の入院(医療保護入院などを含む)を繰り返し、12年間、社会と孤立しながら闘病生活を送られたそうだ。 脱力、食欲低下、パーキーソン的歩行、思考力の低下、五感の喪失、過呼吸、視覚異常、妄想、そして、うつ病。 社会に復帰したいと病と葛藤しながらも、闘病生活を送っている間

      • 自分に送る言葉

        自分が「知る」ということをしなければ、知らなくていい。 自分が「知る」ということをすれば、知ってしまう。 人は生きていく中で、多くのことを知るだろう。 知ることで、人は自分の中で、知った情報を解釈し、ある人は変化を起こす人もいれば、ある人は知らなかったことする人もいるだろう。 私も、29 年間生きてきて、いろんなことを知った。 今でも忘れられないこともあるし、中には忘れてしまったこともあるだろう。 でも、きっと自分が知ったことの全てに、意味がある。 だから、

        • 社会にうごめく”生きづらさ”を取り除くために

          日本の社会の中には人の生きづらさを感じさせる様々な要因が隠れている。 それらをどうやって取り除いたら良いのか。 色々考えるが、その問題を新たに仕事(ビジネス)として動かすのはなかなか難しい。 外に出向き、色々なヒントを得るが、実現するのには、私一人の力ではどうにもならない。 だから、一歩一歩行動に移すしかないのだろう。 行動に移せば移すほど、課題を抱えている人や同じ思いを抱く人などに出会う。一人じゃないんだと思える。 だからこそ、少しでも社会が良い方向に進めるように、動かな

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        個人の問題は、社会の問題

          台湾九份行き@切符パクられるかと思った2日目

          台湾のトイレは、使用済みのトイレットペーパーをトイレに流すことが出来ないことが多い。 海外へ行くと、こんなことは珍しくもないことだが、先月の台湾旅行では、日本での癖でつい、使用済みの紙を便器の中にポイっとしてしまったものだ。 台湾旅行2日目、ホテルでセルフの朝食の包子などを数個袋に詰め、ミルクティーをテイクアウト用のカップに入れ、チェックアウトを済ませた。 (※台湾1日目の旅の様子についてはこちらへ。詳細であまり面白くないかも) 包子をいただきながら、ミルクティーを飲み、

          台湾九份行き@切符パクられるかと思った2日目

          日本社会を変えるために今のあなたにできること

          一昨日のこと、今回の参議院選挙において、どの政党が良いのか、テレビの政見放送や動画やHPを見ても「ん〜」と唸るばかり私。 そんなとき、「あ、そういえば、山本太郎ってどうしてるんだろ?」と思い、Twitterで検索した。 すると、私の住んでいる県に、明日、山本太郎氏が演説に来ると情報を発見。これは、足を運んでみるか!と思い、何気なくツイートしてみた。 すると、あれよあれよという間に、RTといいねと私宛のツイートが目まぐるしく。 https://twitter.com/chapo

          日本社会を変えるために今のあなたにできること

          詳細で面白みもまとまりもない台湾旅の話

          6月に3泊4日で、台湾へ行ってきました! 今年は、とにかく行きたいところへ行く、旅へ行くことが私の大きなポイントなので、思いついたら即行動で旅の計画をしています。 したいこと、見たいもの、行きたいこと、即実行しなければ、それは“いつか”になってしまうから。 明日死んでしまえば、その“いつか”は実現しなくなってしまいます。 今年は、1月に京都・大阪、4月に沖縄、そして、今月に台湾へ行きました。 今回は、ちょうど一昨日の朝までいた台湾の旅の記録をしたいと思います。 台湾へは断

          詳細で面白みもまとまりもない台湾旅の話

          大事な観点@5月29日のアベプラ

          5月28日の朝、川崎市で登校中の児童らを襲った殺傷事件。 この事件を受け、Twitter界ではあるツイートが話題になっていました。 ツイートの主は、フリーランスのエンジニアでカウンセラーでもある中村カズノリさん。 このことを受け、5月29日(水)放送のAmebaPrime(アベプラ)に、ご本人と、当時、中村さんのカウンセリングを担当された日本家族再生センター所長の味沢道明さんが特別ゲストとして出演されました。(司会進行:平石直之 MC:宮澤エマ アンカー:パックン レギュラ

          大事な観点@5月29日のアベプラ

          自分の五感を使って知ることの大切さ

          ネット社会の現代は、たくさんの情報で溢れている。 ネットの上に存在する情報は、正しいものかどうかもわからない。 検索して上位に表示される記事も、本当に正しい情報なのかは不明確です。 ネット状のコンテンツ記事の多くは、一次情報に当たらずに、執筆されているものが多いのです。一次情報とは、目・耳・鼻・口・皮膚の五感で、実際に自分が手に入れた情報のことを言います。 私は、以前、紙媒体(新聞社の仕事が主)の編集社のライターとして働いていました。執筆は、すべて取材ありきで執筆する

          自分の五感を使って知ることの大切さ

          自分の言葉で書くという意識

          人が楽しんで書いた文章は、雑でもその楽しさが伝わります。 人が一生懸命に書いた文章は、雑でもその熱意が自ずと伝わります。 私の友人は、読破した本のレビューをSNSに毎日にように投稿し続けています。彼の投稿文は、長文かつ、文法もめちゃくちゃ。個人的に赤字を入れたくなるほど、決して文章が上手とは言えません。 しかし、彼の文章は読んでいると、気持ちが伝わってくるのです。 それはきっと彼がきっと思いを込めて書いているからなのでしょう。 特にそれぞれの本に対する、「熱量」はふつ

          自分の言葉で書くという意識

          会話して物を買うと無駄な物を買わなくなる@途中でやめる

          先日出会ったとある人(ブランド)のことを踏まえながら、自分が物を買うときに大事にしていることを綴ります。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 先日、「途中でやめる」の直売が私の地元で行われた。 「途中でやめる」は、山下陽光さんによる服のブランド。古着などのリメイクで新しい服を作り上げている。 「途中でやめる」との出会いは、かれこれ、3年前くらい。地元で行われていたライブに行ったときに、知人がゆるかわいいキャップを被っていた。 「どこのブランド?」と知人に聞くと、「途中でやめるだよ

          会話して物を買うと無駄な物を買わなくなる@途中でやめる