植物のおもしろ英語名 3
植物のおもしろい英語名をご紹介する記事の続きです。
東京で桜が開花!とニュースが流れたばかりなのに、季節外れで恐縮ですが、今回一番気に入った秋の七草の1つ、キキョウから始めたいと思います!
キキョウ
balloon flower, chinese bellflower, platycodon
つぼみの形状から風船(balloon)の花と呼ばれます。
花だけしか見たことがない人には、意味がよく分からない名前かもしれませんね。
キキョウは花だけではなく、つぼみも可愛いことをあらためて認識させてくれる名前です。
花の形も名前に取り入れられています。ベルフラワーという名前もそうですし、platycodonのcodonは鐘という意味です。ついでにplatyはギリシア語で広いを意味するplatys(プラタナスの語源でもあります)からきています。
オジギソウ
sensitive plant
敏感な草。これは説明するまでもありませんね。
ホトトギス
Toad Lily
ヒキガエルのユリ。
花びらの斑点からそう呼ばれるという説と、全草に毛が生えているからという説があります。
和名の鳥のホトトギスと、英語名のヒキガエル、どちらに似ているでしょうか。
ハナトラノオ
Obedient Plant, false dragonhead, virginia lion’s heart
従順な植物。
花をどんな方向にも曲げることができるから、という意味だそうですが、これは試してみないとなんとも‥ですね。
和名は「虎」の名前がついていますが、英語はライオン。
(なぜライオンなのか、納得できる情報がみつからず、宿題にさせてください。)
ところでハナトラノオは、下から上に向かって次々に花が咲くことから「希望」「望みの達成」という花言葉を持っています。
この春、希望を胸に、新しい生活を始める人にぴったりの花言葉ですね。
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