アポメールで月間アポ獲得率が0%から8%まで上がる間に私が行ったこと

※本文章はcharengerが活動のメモとして記録しているものであり、記載している方法が正しいかどうかを示しているものではありません。あくまでも、考え方の1つとしてご覧いただけますとありがたいです。

 皆さんお久しぶりです。charengerです。
 7月からこの3カ月ほど私は法人営業というものを独自で勉強していました。
 皆さんもご承知の通り、GGCでは現在『GGC主催コミュニティ大会主催者向け支援プロジェクト』を実施しております。しかしながら現状ではスポンサーの獲得に困難を極めているところです。

※法人向けプロジェクト説明会を10月20日、21日、22日の14:00-15:00にて開催致します。詳しくは下記charengerのHPよりご覧くださいませ。


 これはGGCだけに留まらず、多くの法人でも抱えている問題であることが様々な方と話している中でわかってきました。
 そもそもeスポーツプレイヤーにターゲットを絞るとした場合に、対象となる法人の考えているターゲットとどれだけ合っているのか等のデータがそもそもあまりないからです。
 先に述べた通り、7月から法人営業を始めましたので、当初は何もない状態からのスタートでした。人脈も知識も商材も何もない段階で、唯一GGCが持っているコミュニティ大会開催へのスポンサーのお願いだけで行っていました。
 その時にメールでのアポ獲得率は0%でした。。。
 この経験が私にとって最大の糧となったのです!

1. 商材の選定
 営業職に就いている社会人の多くがこの商品開発に携わることは少ないと思います。しかしこの商材の選定は、営業と切っても切り離せない物なのです。営業は顧客のニーズに合った商材を選択して提案し、販売します。しかしそもそも自社で選択できる商材が顧客のニーズに合っていなければどうしますか。方法は2つしかありません。ターゲット設定が間違えていたとして別の顧客に変更するないし、顧客に合った商材を作り出すことです。
 現代社会のように個の力が生かせる時代においてはこの商材の作成と選定は誰もが持っておくべきスキルだと思います。
 7月当初、私が売り込んでいた商材は『GGCで筆頭スポンサーとなった大会を開催しませんか』というありきたりなものでした。当然のことながら、そもそも法人には相手にされません。ここで私は大きな過ちに気が付きました。ついこの前まで社会人をしていた自分を思い出してみると、eスポーツに理解があるどころか、今後大きくなる市場としての興味を持っている人が1人でもいただろうか。という点です。
 そう、悲しくも多くの法人はまだeスポーツという名前を聞いたことがあってもそれが投資するだけの価値や、広告としての価値があることに気が付いていないのです。
 それにも関わらず、私は『大会スポンサーをしませんか?』と行ったわけです。当然アポなんて取れるはずもなかったんですよね(-_-;)
 その後様々な方と話しをしたり、他のeスポーツ関連の事業を私なりに分析していました。成功している理由は何か、失敗している原因はどこで、その解決策は何なのか。
 そんなことを考えてるうちにこんなことを思いついたのです。
 私はこれまで何をしていたんだ?コミュニティ大会を開催して経験があるから、個人で開催する上で何が難しいのかわかっているはずじゃないのか。そして今後個人で大会開催を行う若者たちが増えてくるはずだ。それであればやるべきことは決まっている。『個人で大会を開催するにあたってメリットしかないプランを商材にすべきだ!』この考えはGGCを立ち上げた当初からの考えである、ゲーマーにメリットしかないサービスの提供を行う。という考えを応用させて、全員にメリットしかないサービスを作ろうと考えたのです。
 コミュニティ大会のメリットは何か?若者が集まり、気軽に参加が可能である点。では、それを生かした商材を作って法人に提案すればよい。
 そう考えた結果、現在のGGCが主催しているコミュニティ大会主催者向け支援プロジェクトが生まれたのだ。法人が出来るのと同じ程度のメディアをかき集め、ロゴや概要を掲載する。法人にとっては、若者向けのSNS広告と同時にメディアへの掲載が非常に安価で受けられるというサービスです。
 本プロジェクトは非営利目的となっている為、賞金と主催者報酬、GGC運営費以外の要素は価格に含まれない。そして、多くの法人に利用してもらいたい一心で1大会当たりに得るGGC側の運営費を極限まで抑えた結果、たった4,500円から、SNS広告やメディア掲載までが可能なプランが出来上がったのです。
 この価格は広告業界の方も驚くほどの低価格であるが、現状のGGCでは釣り合っている金額だと思っています。数字に対する裏付けも作成した上での価格設定です。
 これにより、法人に対してアポを取るためのメール文面が変わった。
 「スポンサーをしませんか?」から、「若者向けSNS広告に興味はありませんか?」と変わったのです。
 土俵を相手の認識のないeスポーツではなく、認識のある広告マーケティングの世界に持っていき、そこからeスポーツの世界の話しをすることにしたことで、法人が興味を持ってもらいやすくなったのです。

2. HPの作成
 相手の会社を知ろうとする際に真っ先に見るのは相手の名刺です。しかし、名刺交換でなくメールでアポを取ろうとしてくる相手のことを知るには少なからず、ホームページ(ここからはHPと記載)を見ます。
 どのような活動をしているのかや、取引先はどうか、過去の実績はどうか等を見ます。7月当初GGCにはHPと呼べるものはありませんでした。現在はHPらしきものを作成し、随時更新をかけています。

 過去の実績は掲載していませんが、ニュースにて今後の大会情報や、現状のパートナー情報、採用情報に至るまで記載しています。
 どうして現状のGGCの実績を掲載しないのか。それはGGCが過去にあげている実績は法人相手になると取るに足りないからです。
 今後大きく成長していく団体であると認識してもらうために、現状開催している大会情報等を掲載しているのです。
 新規事業である上に、法人化を今はしないで実施したいという思いから、初期投資の予算はあまりかけられません。そこで、Wixの無料プランにてHPらしく見えるにはどうすれば良いかを友人にも協力してもらいながら試行錯誤して作りました。
 もちろんまだまだHPとして完成されているわけではないので、改良の予知が多々あるのですが、この3カ月で刷新したものの1つだと言えます。
 eスポーツに関わる多くのチームや大会主催者は、Twitterだけで完結させようと考えます。もちろんSNS1つで完結させることが出来れば非常にスマートで良いことですが、自身を知ってもらう対象がSNSだけになるのは現代社会に合っているとは思えないので、ある程度形の整ったHPを作成することは必要となります。
 まだHPを作っていない団体や個人は活動内容をまとめているだけでも良いと思うので、HP作成をオススメします。

3. 資料とメール文面の作成
 ここは現段階でも途中段階です。しかし、これまでは事前に見せる資料や、ビジネスモデルそのものがありませんでした。しかし、商材が固まったことで、資料作成が容易になりました。
 アポを取った後の営業時に見せる資料は多々準備を行い、会社や対応してくださる相手の方のポジション、わかれば性格まで反映させて提案のイメージを行います。しかし、メールアポの場合は誰が見るかわからない上に、基本的には捨てられるものだと思って良いと思っています。それ故に、どれだけ相手にメリットがあることを伝えられるかと、興味を持ってもらえるかを考えています。
 資料に関しては完成まで行っていないのでここで特記しません。メールの文面に関しては、相手に興味があるかを最初に判断してもらう構成にしました。
 最初に挨拶をした後、「表題の件」と切り出しすぐ後に「若者向けのSNS広告にご興味はございませんでしょうか」と記載するようにしました。
 この1文でSNS広告を考えているか、若者向けの広告を考えている方は次に進み、それ以外の方はここでメールを閉じるでしょう。ここでメールを閉じられることに問題はありません。メールを見た担当者に「若者向け」「SNS広告」の2つのキーワードを印象付けることが出来れば御の字です。そして次に進んでくださった方は、相手のターゲットと価格帯を想定した説明文で、格安であることを説明しているので、多くの方が資料へと進んでくれるはずです。
 このように、メールの文面だけでも相手に興味を持たせる文面を作り上げることがアポ取りの重要なポイントなのです。よく聞く話でメールの文面はテンプレートみたいにコピペのものが多いとのことですが、皆さんは友達を遊びに誘う際にテンプレート文面でコピペして送るでしょうか。
 アポ取り営業をする際にも相手に合わせた形の文面を作る必要があるのです。

 さて、ここまで私がこの3か月間にアポ取りのために何に苦労し、何を変えたのかを書いてみました。文字に書き起こすことが非常に苦手なので、読みにくい部分もあったかもしれませんが、優しい目で見て頂けると助かります。
 今後もこうした活動の中で考えたことなどを日報の代わりとして時々記録していこうと思いますので、コメント等でここはこうした方がもっと効率いいよ、や、ここは実際こういう視点でみられることが多いよ。などと言ったことを教えて頂けると嬉しいです。

 引き続き、GGCとcharengerを応援よろしくお願い致します。

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