デザインを斬る◎0回目(趣旨説明)
※最後まで無料で読めます。
今までの人生でもっとも長い期間携わった職業がデザインになってしまった。鮨職人もしたけれど5年くらいだ。バイトだったし。
本職にする前に中学校を卒業する時点で工業デザイナーになると見据えて、工業デザイン科のある5年制の高専に入ったので、デザインのことばかり考えてかれこれ35年間を過ごしたことになる。
ここまで来るともう自分はデザイナーだと言っても良いような気もするが、まだまだおこがましいような気もする。
しかし自分の才能や技量はどうあれ、自分が関わった仕事のデザインや、世の中に溢れる人口物であれ自然物であれデザインされたものにとても興味があるし、好き嫌いと言う個人的な理由や、直感的理論的も含めた評論的立場からもいろいろなデザインの取り組みを見ることが大好きだ。
自分への戒めともする副次的な機能と考え大上段で少々煽動的なタイトルを敢えて付けることにした。
「斬る」なんてできないし、自分もされたくはない。
モノマネタレントがいかに偽悪的な物まねを繰り広げていようとも、そもそも自分が嫌いな人の物まねなどはしないと言う発言を聞いたことがある。
この記事の中でも僕がさも嫌っているように取り上げる項目があったとしても、そもそも対象に愛情が無ければ取り上げることもしないと言う理解をしておいていただけるとありがたい。
では、はじめます。
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