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【都心のプチ鉄旅】両国→亀戸→とうきょうスカイツリーへ

前回までの街歩きで、両国駅周辺を歩いていました。前回は、両国駅周辺で関東大震災100周年となる震災の慰霊の地を見てきました。(前回の記事はこちら)

ここから、とうきょうスカイツリー周辺に行きたいと思います。恐らく、両国からとうきょうスカイツリーへは、JR線に1駅乗車し、錦糸町で地下鉄半蔵門線に乗り換え、押上駅に向かうのが一般的かと思います。今回は、もう1駅進んだ亀戸駅から、東武線に乗ってスカイツリーを目指したいと思います。

■両国駅から亀戸駅へ向かう

ということで、両国駅から2駅総武線に乗車し、
亀戸駅にやって来ました。
亀戸駅。後ろに見えている高架は、越中島貨物線のものです。
隣の線路は、総武快速線。特急列車も通過します。
そして、JRの盛土の一段低いところに、東武線の亀戸駅があります。
今昔マップで見た、東武亀戸線沿線。
実はかなり歴史の古い、東武鉄道と総武鉄道を結ぶ連絡線でした。

■亀戸駅周辺を歩く


亀戸駅前の架道橋。何やら昔の橋台跡のようなものも見えます。
総武線複々線化以前の橋台の跡が残っているのかもしれません。
【空頭橋 五の橋架道橋 昭和44年 協定者 東京都】
総武線の線路の上に、もう少し高い位置を走る、越中島貨物線の線路が。
総武線の線路を東側で跨ぎ越すための線形のようです。
駅のすぐ南側は、大きな交差点。
京葉道路(国道14号)と明治通り(都道306号)が交わる交差点。
かと思ったら、いきなり駅前にこんなせんべろ酒場の
路地が現れるのも、この街の魅力なのでしょうか。
明治通りの歩道橋から。主要道路に、貨物線のある駅前に、
せんべろに、ドンキに、アトレ。全てごちゃませな駅がこの街の魅力(笑)。
貨物線と総武線の駅を別角度から。
やはり昔の橋脚跡のようなものが見られる気が。
【基礎杭標 日本国有鉄道東京第一工事局 施工:鹿島建設 現場打杭
形状寸法:Φ1270、長さ32.6m 施工:昭和46年 杭形式:支持杭】
古い橋台の上に橋が架かっています。新しい橋は、
古い橋よりも若干径間を伸ばしているようです。
【2019年3月 千葉土木技術センター 東鉄・佐藤・東急JV】
耐震補強工事か何かの銘板でしょうか?
そして、駅ビル「アトレ」と、その後ろにもちょっと古そうな建物が。
亀戸駅の玄関口。うーん、何だか庶民的な香りのする駅です。
賑やかなJRから左に曲がり、「東武線」の駅を目指します。
そして、到着したのが、東武亀戸駅。

■東武亀戸線に乗って

さて、東武亀戸線に乗り、終点曳舟駅まで行くと、とうきょうスカイツリー駅まではもうわずか1駅です。

ちょうど、亀戸線の電車が到着。
思ったより降車客の多い到着列車。意外と沢山の人が利用するのですね。
たったの2両編成の電車です。
時刻表。朝ラッシュを除き基本的に10分毎の運転なのですね。
ある意味LRTのような感じのする電車です。
そして、あっという間に曳舟駅の到着。途中駅でも結構乗降がありました。
亀戸線、なかなか侮れない存在です。レトロなローカル線ですが。。
隣は、東武スカイツリーラインと、半蔵門線直通列車の分岐駅です。
とうきょうスカイツリーが近くに見える駅です。
曳舟駅の駅名標。
後ろで2両編成の亀戸線が発車していきました。

■とうきょうスカイツリー駅へ

曳舟駅からとうきょうスカイツリー駅は、浅草行きの電車で1駅です。

とうきょうスカイツリー駅に到着。高架工事真っ最中です。
登りは新ホームに到着。下り線はまだ元の駅の状態です。
電車が出発後に眺めたところ。
後ろに見える線が、切換前の古い線(地上を走っている)のようです。
浅草駅方向を見ると、古い駅が。駅の位置を少し曳舟駅側にずらすのも、
今回の事業の目的の一つのようです。
高架下の駅施設は、まだ仮の姿。完成まではしばらくかかりそうです。
この日は、新しい「スペーシアX」のデビュー日でした。
古い線路は、どんどん仮設化(工事桁化)が進んでいるのでしょうか。
駅付近のレトロな高架橋は、どうやらもう見納めを迎えているようです。
古い高架橋と、スカイツリー。
本当に真下から撮影しているようでした。

■終わりに

亀戸駅から東武亀戸線に乗り、曳舟駅からとうきょうスカイツリー駅へ。大した距離は移動していませんが、とても楽しいローカル旅が楽しめるコースです。プチ鉄旅をするには、とても楽しい場所になりました。

次は、とうきょうスカイツリー付近から、隅田川を横断して浅草まで行きますのでお楽しみに。

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