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【リファラルストーリー】転職って、なんだかちょっと心細い。だから、誰かに頼りたかった。

Chatworkのテックリードである加藤さんと、エンジニアとして着々とキャリアを重ねていた佐藤さん。出会いは、ある企業の開発案件。同じプロジェクトに携わったことから関係を深めていくことになったというお二人が、出会いから約6年の時を経て同じ会社で働くことになるまでのストーリーをご紹介します。

おむすび(友人紹介・リファラル制度)とは?
「Chatworkに入社してほしい」「Chatworkに合う」「Chatworkで活躍できそう」と思う友人や知人を、社員が紹介・推薦する制度です。気軽に誘い合えるように、紹介したい友人と事前に食事に行く際の食事代の全額補助や、紹介した友人が入社した際の紹介ボーナスを支給。制度名の「おむすび」には、おいしい食事を食べながら仕事やキャリアについて話し、Chatworkとの”縁”を結んでほしい、という意味が込められています。

プロフィール

紹介した人:加藤 潤一さん(2014年7月中途入社・写真左)
プロダクト本部 プロダクト基盤開発部

【現在の仕事】テックリードとしてプロジェクトに横断的にかかわりながら、特にScalaやドメイン駆動設計にかかわる案件や、次期アーキテクチャのプランニング、設計など、技術的に難易度が高いプロジェクトにおいて全体的な仕組み・構想を描き、開発の方向性を定めていく役割を担っている。

紹介された人:佐藤 貴比呂さん(2023年3月中途入社・写真右)
プロダクト本部 プロダクト基盤開発部

【現在の仕事】Chatworkのアーキテクチャを刷新するプロジェクトの開発メンバーとして2023年3月にジョイン。チャットルーム内で扱うメッセージの書き込みやデータのアップロード等のコンテンツの開発に携わっている。

年齢もキャリアも異なる二人のエンジニア。

ーーベテランエンジニアのお二人なので、まずはこれまでのキャリアをお伺いしながら、どのタイミングでお二人の縁がつながるのかを聞かせていただきたいです。

佐藤:僕は、2010年に新卒でいわゆるSIerに入社して、エンジニアとして開発に携わった後、リーダーとして複数保守案件を掛け持つような仕事を経験しました。

その後、2017年に、前職のアットウェアという会社に転職をして、そこではじめて″Scala″という言語に携わるようになりました。色々なWeb系の案件に携わり、経験を積みました。

加藤:僕は10歳くらいからプログラミングをやってまして。高校卒業後、地元にある大手メーカーに入社して、大手メーカーの工場の製造技術とか品質保証の現場でITを使う…というような仕事をしていました。その後は佐藤さんと同じ、SIerに転職をして金融系をはじめ色々な開発案件に携わりました。

2011年頃からWeb業界に転向して、サーバーサイドの開発に携わる中で、Scalaというプログラミング言語を日本で普及させるようなことをするようになり…。Scalaの日本のコミュニティの立ち上げにかかわったり、毎年「ScalaMatsuri」っていうイベントを開催したり…そういうことをやっていて、2014年7月にChatworkに入社しました。

“Scala”を通じてつながった縁。

佐藤:加藤さん(以下、かとじゅんさん)との出会いは、今から6~7年前。僕がSESとして携わっていた開発案件に、かとじゅんさんがアドバイザーとして入っていて…。今でもかとじゅんさんとの最初のやりとりはよく覚えてるんです。

当時、まだScalaをはじめたばかりで、基本的なこともよくわかっていない中で、チャット上にScalaのコードの断片を書いたんですよ。それに対してかとじゅんさんが「コードの書き方、こうするともうちょっとスマートに書けるよ」というようなことを言ってくれたんですよね。

加藤:「コードの書き方、こっちよりこうだよね…」みたいなのってよくあるシチュエーションなんです。でも、わりとセンシティブになる人もいたりして、難しいんですよね。あんまりそういう話すると、「いや、それはわかってるんだけど…とか、自分はまだそこまで知らないし…」みたいな話になってしまったりすることもありますし…。でも、佐藤さんは前向きに受け止めてくれましたね。

佐藤:かとじゅんさんのことは、一緒に仕事をする前から知っていました。僕の中ではある種"有名人"みたいな存在で。なので、かとじゅんさんとの出会いっていうのは未知との遭遇のようなもので、ワクワクしたというか…とにかく鮮明に覚えていますね。

加藤:僕は、佐藤さんに対して、”技術を適切に使うという事にすごくこだわっている人”という印象を持ってましたね。エンジニアとして、仕事の期待に応えるという意味ではすごくまっとうな考え方をする人だなと。飲み会なんかに行くと、その辺りのぶっちゃけた意見や考え方を聞かせてもらえたりして、私としても参考になりますし。付き合いを重ねていく中で、僕の考えていることに対しての壁打ち相手になってもらえたりするようにもなって…。すごくいいかたちで関係性が続いてきているな、という感じですね。

気付けば30代後半。もう一度、新しいことに挑戦してみたいと思った。

ーー佐藤さんが転職を考えられたきっかけというのは何だったんでしょうか。

佐藤:前職のアットウェアという会社はすごく居心地のいい職場だったんですよね。自分たちで制度を変えたりすることもできる会社で、仕事にはもちろん没頭できるし、趣味にも没頭できる、本当に働きやすい環境だったんです。楽しく働いていたら、あっという間に6年くらい経っていて、年齢的にも30代後半になっていました。これから先、体力も落ちていくな…と考えた時に、エンジニアとしてもう一度新しい環境でチャレンジしてみたいという気持ちがありました。

アットウェアはSI(システムインテグレーター)が中心で、一般ユーザーが利用するサービスに携われる機会は少なかったんです。そのため、たくさんの人が使うサービスの根幹の開発に携わってみたいという想いも強かったです。

それで、転職活動をしようかな…と思ったんですが、アメリカの方で景気の悪い話もあったりして心細くなってしまって…。誰かに相談したいなと思ったんです。相談するならかとじゅんさんだな…と思って連絡をとりました。かとじゅんさんとは飲みの場でぶっちゃけた色んな話をすることも多くて、人柄をよく知っていましたし、とても信頼していたので。

加藤:それで、「何社か紹介することはできるよ」という話をして、まずはChatworkを受けてみることになったんですよね。

佐藤:あ!そういえば、おむすびの紹介ボーナスって、いつもらえるんですか?焼肉かなんか食べに行きましょうよ!別におごってほしいってことではないんですけど(笑)。

加藤:いや、おごりますよ!そりゃ、おごります(笑)。紹介ボーナスが入ったら、っていうのは関係なく、入社祝いしましょう。焼肉でもなんでもぜひ!

ーー加藤さんは転職の相談をされる機会も多いと思うのですが、Chatworkを紹介する際に、何か基準みたいなものってありますか?

加藤:経験者の枠でリファラルをするとなった場合に、Scalaを仕事で書いたことがない人にはやっぱり紹介しにくいですね。実務経験が無い場合でも、自分のポートフォリオと言えるソースコードを人に見せられるような状態になっていれば紹介します。

あとは、カルチャーフィットするかどうかというところも見ています。自分で問題を探して、自分で解決することができる…。自走できる人であることが重要だと思っています。仕事が降ってくるのを待っているような人だと、合わないと思うので。佐藤さんの場合は、スキル面でも、カルチャーフィットするかどうかという面でも全く問題なかったので、すぐに話を進めました。

エンジニアから見た、Chatworkの魅力とは。

ーーお二方ともエンジニアとして豊富な経験をされてきた上で、Chatworkを転職先に選んでおられますが、Chatworkの魅力って何なんでしょうか?

加藤:Chatworkに入社した理由は経験や技術でしか解決できない難易度の高い仕事ができる場所だと思ったからです。僕が入社した2014年の頃って、Chatworkというブランドが今ほど確立されていなかったので、周りからは「マジか!」「うまくいくわけないから辞めといた方がいいんじゃない?!」みたいなことも言われたんですけど(笑)。高いハードルを乗り越えて、未来を提示できるような人じゃないと、リードしていくことってできないと思っていたので、自分の価値をここで創っていく…という想いでしたね。

ーー加藤さんほどのキャリアの方が約10年、Chatworkで働き続けられているのはなぜなのか、というのも気になるんですが…

加藤:仕事って、やっぱり「誰とやるか」なんですよね。人って、そこに魅力的な人がいるからこそ、その場所で働きたいと思うもので…。だから、僕がここで働き続けている理由っていうのは「ここに魅力的な人がいるから」ということに尽きます。

佐藤:僕がChatworkを受けた理由も”人”です。SNSとかを見ていると、Chatworkのエンジニアってすごく楽しそうなんですよね。気付いたら山に登っている…みたいな(笑)。当然、仕事はすごくやりがいのありそうな面白そうな仕事をしているんですけど、それに負けないくらい、趣味やプライベートもめちゃくちゃ楽しんでる…っていうのが漏れ伝わってきていて。そういうのって、すごく魅力を感じますよね。

僕自身、Chatworkの開発にかかわるようになって、毎日ものすごく刺激を受けています。Chatworkくらいの規模のシステムになると一般的な技術スタックとは違ったものを使っているので、エンジニアとしてワクワクしますし、学習意欲も高まります。一方でプライベートの時間もしっかり確保できるので、これからもっと人生を楽しんでいこうと思っています。

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