第3話 ギニアのキッチン

画像1 ギニアでの料理は、滞在したメゾンのシェフキュイジーヌ、マリアンヌさんが作ってくれました。 今やギニアではマギー(旨味調味料)を使うのが主流でして、たまに見かける街頭テレビではCMも良く流れてたし、街の食堂に行くとテーブルに器に山盛り置いてあってスプーンがさしてあって、皆さん料理に振りかけて食べたりもしてた。 味の素的な味を極力避けながら生活してる自分にとって、マギーを極力使わないで作ってくれるマリアンヌさんの料理は本当にありがたかったし、十分に美味だった。
画像2 ギニアでの食事を作るのは日本みたいにいきません。 まず水道が無いし、そもそも井戸も少ないので女性や子供は頭にバケツのせて水汲みに大忙し。 煮炊きの燃料も当然炭や薪。 洗濯もタライでゴシゴシ、戦時中あたりの日本もこんな感じだったと思う。 メゾンの敷地内に井戸があったのでここでの食事作りは大分楽な筈だけど、それでも後片付けは大変そうだった。
画像3 敷地内にあるキッチンにはもちろんシンクもまな板も何もありません。 左に見える棒が、なんでも潰せるウスです。 ペースト作ったり粗ミジンに潰したりと大活躍。 2枚目の写真では鍋に魚が入ってますが、基本は油での素揚げに塩振ったりとシンプルな物。#旅行#音楽
画像4 赤いのはピーマンで、オクラもよく食べます。 皮は床に捨てて後で掃き掃除がギニアスタイル。 赤ピーマンは実に美味で、生でウスで潰しただけでもほんのり塩味と爽やかな辛味があり、オーガニックタバスコとでも言いますか、とにかくこれだけで米食べれるくらい美味しかった。しかし、その6時間後に強烈な下痢。 強力な殺菌作用があるらしい。 ちなみにギニアでのご飯は、炊いたインディカ米にスパイスの入ってないカレーをかけて食べるのが主流。 #ギニア #カレー #スパイスレス #薪で調理 #赤ピーマン #キッチン #アフリカ