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詩、詩みたいなもの、エッセイを、毎日書いていこうと思います。 ジャンルは特に決めていま…

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詩、詩みたいなもの、エッセイを、毎日書いていこうと思います。 ジャンルは特に決めていませんが、その時心に灯った言葉を繋げていけたらいいなと思います。 書くことは本当に苦にならない人間です。共感していただけたら幸いです。 昭和生まれの男性です。

最近の記事

【詩】たびだつ

荷物がそろったので出発する 忘れ物はもう無い筈だ あんだけチェックしたのだから 家に鍵をかけよう 当分この家には戻らないぜ 両親が僕の書置きを読んだら驚くかな 妹はいつものことと笑い飛ばすかな スマホは置いてきた 思い出も一緒に 新しい自分になる為の旅だ 汚いごみは置いていこう 彼女の写真もおいて行こう でもやっぱり持っていこう 挫けそうなときに彼女の笑顔が必要だ お蔭さまのいい天気 ルームミラーは 覗くまい #私の作品紹介

    • 【詩】未来

      子供の頃より暗いかなあ 視界が どうも暗くてかなわん 先はよめるようになったけど 暗いんだよね もっと明るかったんだよ こどものころは それに広かったようにも思う 変に鋭くなってしまったかなあ 穏やかに見ることが出来なくなってきたよ 不思議だねえ 白いものがちょっと影を残すようになったよ 黒いものが何故か透けて向こうのほうが見えるようになったよ 暗いなあ 暗い、全体が。そして狭い。 トンネルを進んでるみたいだ #私の作品紹介

      • 【詩】狂った果実

        小さく弾ける それを押すと 固くなる 何とも微妙で麗しい 柔らかい 柔らかい中の頂上が固い 不思議な世界 私を包んでくれたそれは 今でも私の大好物 弾ける、触れる、味わう いつまでも、眺めていたい どんなときでも、掴んでいたい そうすることでおちつくわたしがいる #私の作品紹介

        • 【詩】春と秋

             子供の頃は、夏と冬が好きだった。    暑いと、汗が出た。    私の家は、節約のためだろうと思うが、クーラーがなかった。    夏は暑かった。だから、高校生になると、夏休み、昼間はよくコメダに行った。    寒いと、体が縮こまった。    流石に、私の家にも、炬燵もあったし、ストーブもあった。だから、家にいた。    でも、大学生になると、スキーを滑りによく行った。    春と秋にはあまり記憶がない。    学生の頃、6月になると、夏服を着た。10月に

        【詩】たびだつ

          【エッセイ】せんそうはんたい

          いくらでも湧き上がる言葉がある でも、それを説得力のある文章にするには 途方もない人生経験が必要だと思う 私たちは災害は結構経験しているが 戦争を経験していない 私の父でさえ終戦の年は小学校入学直前だ でも、B29は覚えているといった 私のその頃に覚えているものはウルトラマンである どれだけの恐ろしい経験を幼少期にしたのだろう 計り知れない だが父は、それを詳しく話さない その世代の人たちは、その世代だけで苦しいことは終わらせようとしてくれている 有難

          【エッセイ】せんそうはんたい

          【エッセイ】世界の終わり

             何でもいいはだめだと思う。    どうして、こう、だめなことでも、いいように捉える風潮が出てきてしまうのだろう。    私の今日のタイトルはよくない。    よくない言葉だし、使ってはいけないだろう。    そう思うなら、この世界で生きていくなと思う。    そこに違う意味を出したとしても、それを使うな、若造が!!    何だろう、言霊を最低限、考えろ!    歌は好きだよ、どんなジャンルだろうであろうが。    でもそんな言葉を、自分たちのイメージにし

          【エッセイ】世界の終わり

          【詩】想ひ出

          もう、ぼやけててよくみえないよ 何をそんなに慌ててるんだよ 何処にも行かないよ どうしてそんな考えになるんだよ 私は別に驚かないよ なんで、とか、誰が、とか 私には、もう、関係ないよ ぼやけるんだよね どうしても、ぼやけてしまう 君が、何を求めてるのか どうしてそう急ぐのか 手を止めて 私の目を見てよ 瞳に誰が写ってるの? #私の作品紹介

          【詩】想ひ出

          【詩】軈て

             軈て、、、    全てを飲み込み    前進する。    私は可能になる。    軈て、、、    全身で、    力を漲り、    前に進み、    利益を貪る。    軈て、、、    すべての道は、    虚無に化し、    川は荒れ、    海は枯渇し    陸には草は無く、    私の足跡のみ、    続いていく。    軈て、、、    私は進む。 #私の作品紹介

          【詩】軈て

          【詩】明日に勝つ

          明日に勝つにはどうしたらよいか 具体的に示せはい自分 それを悩む

          【詩】明日に勝つ

          【詩】晴れ

          雨というタイトルのものを書いたから 晴れというタイトルも必要かな 朝日を朝起きて感じた 私の部屋は幸運なことに 東向きの窓がある カーテンの隙間から朝陽を拝むことができる 何処で拝もうが旭日は気持ちを新しくしてくれる まあそれで、今日も頑張ろうとまではならないが それほどでもないが、一日の中で一番良い太陽 そして、雲のない晴れ渡った空 息をいつもより大きく吸い込む なぜか、体が自然と起き上がる 陽が沈むまで、この窓から空を眺めていたい #私の作品紹介

          【詩】晴れ

          【エッセイ】情報

             とにかくテレビは見なくなった。    洗脳装置だと認識する前から、つまらなくなっていた。    PCが発達し、インターネットの普及もその要因かもしれない。    21世紀になってから本当に見なくなった。    それでも、何一つ不自由はなかった。    トレンドなドラマを追うのも疲れていたし、見逃してはいけないスポーツ中継にも心が踊らなくなっていた。    それよりは、今とは違う、情報の氾濫、無秩序状態の、ネットの世界に情報を得ていた。    まあ、これから

          【エッセイ】情報

          【詩】汚点

          その汚れが落ちない どんなに擦っても その汚れが落ちない その汚れが落ちれば 次に行けるのに どうしても落とせない もうそれは模様になってしまったのか もう染み付いちゃって、どうしようもない でも擦るよ、擦って擦って 洗剤が必要なのかなあ、この汚れ 遠くからそれを眺める やっぱり汚れだよ 少しずつ大きくなってるんじゃないかな 汚れを落としたい 落とせない汚れなら それを背負って生きるには 汚れがしつこすぎる 擦る今も擦っている #私の作品紹

          【詩】汚点

          【詩】思わせぶりはやめて下さい

          もう、思わせぶりはよしなよ その手にハマるのは、もう慣れたよ 君のその瞳に勝てるものを探すには ぼくの人生では足りなすぎるよ もう、そこでその肩を振るわせるのはよしなよ そのか弱いものを見てしまったら ぼくはそのままで振り返らずにこの部屋を出る事はできないよ それを知ってるくせに そうなるのを分かってるくせに ぼくを見ずに、雨に濡れた窓に俯くのはやめろ 心に傘はさせないよ もうぼくの懐には何も残ってないよ 誰にでもそれを使うのかい じゃあぼくがその答

          【詩】思わせぶりはやめて下さい

          【詩】こみ上げた物は過ぎ去る

             こみあげる    過ぎ去る    こみあげる、湧き出る。    過ぎ去る、無くなる。    地球以外の生物は全宇宙にもいないんだって。    この生命体がいる地球で人間がいるなんて奇跡以上のことらしい。    それを実感できないのは仕方がない、それ以外ないのだから。    人間その環境以外を想像したり、するのは、どうも苦手らしい。    私も苦手だし限りない考えのおかげで影も踏めない。    湧き出る。    ジャズ・ピアノを聴いている今、果てしない

          【詩】こみ上げた物は過ぎ去る

          【詩】採決

          そこまでも、調べるのか と言うことも、そうなのか 自分を映し出すそのようなものに 僕は耐え切れなくなって どうしようもなく渇望していたことを 法律に触れようともやったよ そこまでどうしようもないのか なんでそんなに小さなパイを なんでそんなに大勢で取り合うの そこを調べて そこは調べない ここを忖度して ここはどかどかと土足で踏み込む 叫びたいのはぼくの方だ 際限ないスレスレの生き様 ”こちらの方は以上です” #私の作品紹介

          【詩】採決

          【詩】thinking

             思いを募らせる。    それは、恋人に対してだけの特許ではなく、    欲するもの全般に対してである。    私は、思いを紡ぎ、募らせる。    なりたいものには永遠のように思いを募らせる。    なり得ようのないものには思いを紡ぎ続ける。    私は、声を出せないから、思いを募らせていく。    消えていくのは嫌だから、思いを紡ぎ合わせていく。    手は届き、足跡はずっと残っていく。    抱きしめてあげよう、その言葉に振り返る。    どこにい

          【詩】thinking