見出し画像

【初投稿!】自己紹介とアメリカ留学1年目記録


みなさん初めまして。アメリカチア留学中のRIONです。
元々の知り合いも、初めてこの記事を読んでくれている人も、みんなありがとうございます。

私はアメリカ大学に留学をしていて、チアも出来ていて、自分はとてもラッキーで恵まれているなと常々思っています。なのでそれを少しでも日本のチアリーダーにシェアしていきたいな!と思ってNoteを始めてみました。

固い文章は嫌いなので、私の日記的な感じでゆる〜く書いていきたいと思います。おしゃべりしていると思って、気軽に読んでください。

自己紹介

  • 名前:ひかさりおん

  • 年齢:23歳

  • チアのポジション:トップ (日本では主にサイドベースでしたが、アメリカに来てからトップに転向しました)

  • チア歴:18年

  • 詳細:5歳でチアを始める
    芝浦チアリーディングクラブ 2005年〜2020年
    LIMELIGHT 2021〜2023年
    チアリーディング日本代表 オールガール 2017年、19年、21年、23年
    モアヘッド州立大学オールガール 2023年〜2024年 ☜今ここ

  • 学歴:
    モアヘッド州立大学 アート専攻 2年生(Sophmore)
    慶応義塾大学 環境情報学部 4年生

  • 趣味:かなり多趣味です。
    ドライブ・スノーボード・料理・ギター・ピアノ・三線・海でボディーボード・旅行・ボルダリング・ヨガなどなど色々好きです。あとファッションも大好きです。

留学に至るまで

小さい頃は母の影響でチアをはじめ、姉妹も友達もみんなチアをしているからなんとなく続けていました。しかし海外大会に行き始めた頃からチアに夢中になりました。気づいたらチアが私のアイデンティティになっていました。

高校生になってからはアメリカの大学でチアをするということが私の目標でした。そのため高校2年生の時にあった進路相談で高校の先生に「アメリカ進学するので日本の大学受けません!」と宣言。その時は特進クラスに所属していたのですが、先生から「日本の大学受けないのであれば進学クラスに落とします」と言われました。友達と離れたり、レベルの低いクラスで学んだりするのは嫌だったので日本の大学を探し始めました。その時点で私はアメリカ大学に関してのリサーチを結構していたのでチアはもちろん、日本の大学よりも自由度が高いアメリカの大学制度にも惹かれていました。日本の大学でアメリカのように自由なカリキュラムで学べる場所がないかと探した結果、慶應義塾大学SFCを発見。そのため日本の大学はSFCのみを受け、落ちたらアメリカに行こうと決意しました。結局SFCに合格したのでそのまま進学し、大学在学中に留学に行こうと思っていました。

しかし2020年にコロナ発生。チアもスタンツができなかったり、大会もオンライン開催になったりなど選手としてかなりモチベーションの下がる期間でした。私はこの期間、アパレル店員をしていて社員並みに働いていました。でもこのままじゃ自分の現役人生終われないな、と思い2022年頃から本気で留学を決意しました。

2022年のトライアウトをビデオで受けさせてもらって、見事合格!!だけど慶応の成績が低すぎてGPAが2.0下回っていたので大学に落ちてこの年は留学できませんでした。でも何かしたい!って思ってコーチに「夏休みのクリニックだけでも参加させていただけませんか」とお願いしたら快諾してくれました。そして2022年8月から一ヶ月半、留学生活0年目スタート。一人で海外に行くことも、家族と一ヶ月半離れることも初めてでした。色々おもしろエピソードもあるのでいつかの機会にまた詳しく書きます。この経験は私のチア人生を変えてくれた経験で、絶対に来年戻ってきたい!と思ったしこのチームでチアがしたい!ってより強く思わせてくれました。日本に帰国してからは当たり前だけど学校に真面目に行き、日本代表のフライハイプロジェクト第1期生としてチアも極めて頑張りました。4月にICUの世界大会に出場し、5月にはトライアウトを受けました。ICUの大会からトライアウトまで若干期間があいてしまっていたので、この年も日本からビデオトライアウトにしました。そしてようやく無事留学開始できました。

モアヘッドに決めた理由はチアのレベルが高いこと、ビデオトライアウトを受け付けてくれること、英語テスト(TOEFL)の基準が他の州と比べて低いこと、学費が他州よりも安いことでした。あとはもちろん、実際に行ってみて感動したから。

1年終えてみて思うのは、チアをするには最高の環境。けど、やっぱり異国の地ということもあり課題もまだまだ山積みです。

チアについて

練習は週3回でその他ウェイトトレーニングが週2回!あとは自主練。日本と違って24時間365日練習できるジムがあるのが本当に大きい。まぁあとご想像の通り、みんなめちゃめちゃ上手い。チームUSAが普通にいる環境すごすぎる。ってことで、留学開始から大会まで!ざっくりまとめてみました。↓

7月〜9月

底辺からのスタート。日本ではトップレベルでもアメリカに来てしまったら、ぜんぜんぜんんぜんへたっぴでした。しかも言い訳じゃないけど、トップほぼ初心者!笑。夏休みに1週間、合宿のような形で集中練習期間が2回あったのですが私はVISAの関係で1回目に参加できず、2回目からの参加でした。7月末にアメリカに着いて、次の日から早速練習。時差ぼけ+飛行機で座りすぎて若干筋肉痛の中、スタンディング宙返り50回くらいやったりしてました。スタンツは1回目の時にいなかったので、いつも補欠要員でスタンツのグループも二番手でした。そして夏のサマーキャンプもチームメンバーの90%くらい行けたにも関わらず、私は選ばれず行けませんでした。。。それが悔しくて、自分がスタンツをしていない時も上手い人の技をガン見して早く上達してました。あとは自分の番になったらまじで頑張る。最初のレベルが低すぎて練習いく度に新しい技できるようになるからそれはそれで楽しかった。そしてチームメイトがみんな私が技できると、これでもかというくらい褒めてくれてそれもすごい支えになってました。自主練は自分からガンガンみんなに話しかけて行って、「一緒にスタンツやって」ってお願いしないといけないのがとても大変でした。これは1年経った今でも大変です。オールガールの場合は自分含め4人集めないといけないので、予定がなかなか合わない!しかも先輩たちには若干話しかけづらい感があって、私は1年生にばっかり声かけてたら、4年生に「もっと上手い人と練習しな!!」って言われました。本当にごもっともです笑。

でも一ヶ月くらいすると成果が段々出てきて、8月末にあったアメフトの初回ホームゲームではスタンツのファーストグループに選んでもらうことができました。

10月〜11月

10月・11月は一番頑張らないといけない時期でした。11月にジャッジメントデイというのがあって、これが大会へのトライアウトでした。

10月ごろから招待制練習(Invite Practice)がスタート。週一くらいで今週はこのスタンツグループで名前書いてある人練習にきてね〜。名前のない人は来てもいいけどスポッターもしくは、名前ない人たちだけでスタンツ組んでねー。というかなり過酷なもの。私はギリギリ名前が書いてあったのでめちゃめちゃ嬉しかった。きっとこの辺りは、日記も書いてると思うからまた詳しく書きます。そして自主練も本格的になってきて、チームの連絡グループに、動画共有フォルダが作られ大会でやるべき技をそのグループで自主練して乗っけなさい、という課題があったりしました。

1日に4時間とかジムにいて、ずっとスタンツしてた。ベースやってた時は気づかなかったけど、私はどうやらアザができやすいタイプらしく、足中アザだらけでした。笑。でも始めは自分からスタンツやって!とお願いする側だったのが段々みんなから声かけてくれるようになって嬉しかった💙

そしてジャッジメントデイの日!練習後に練習場の外に座って、一人一人名前が呼ばれて発表でした。私の時にコーチが「All the way from Japan…… RION!!」(日本からはるばるやってきたりおん!)って言ってくれてめっちゃ盛り上がった。Small Coedのチームに入ることができました。

この時期のモチベーションはホームカミングゲームで両親が見に来てくれる予定だったのと、チームに選ばれれば大会も見に来てもらえるかなぁて思ってたから。あとはモアヘッドが田舎すぎてもし選ばれなかったら、暇すぎて死ぬ!って思ったから相当本気でした。ホームカミングはめちゃめちゃ楽しい思い出すぎたのでちゃんと振り返ってまとめ書きたい!

12月〜1月

秋学期が12月初めに終わって、冬休みが始まった瞬間にCollege Nationalsに向けての本格的な練習スタート。私たちは2 a Daysっていう、1日に午前練・午後練2回ある練習期間が大会直前まで毎日続きました。クリスマスだけ6日間の休みあり。この期間にコレオから練習まで全部やる!オールスターをずっとやってきた私からしたら、こんなに直前で間に合うんだ!という驚きのスケジュールでした。実質一ヶ月くらいしか演技の練習してないの。はじめはそんなに辛くないなーと余裕でしたが、2週間くらいしたらもうめっちゃキツかった。楽しいイベントもあってみんなでスタンツのヒット数記録するポスター作って、それを大会のホテルに持って行くっていう伝統があったり。バケツにくじ引き的な感じでやる内容入れて、引かれたものをやるとか。誰かの家に行ってチームディナーとか。結構楽しめるような工夫?はされてるんだけど私は全てが初めての技すぎて大変でした。上級生とか、オールスターの強豪チームから来た子とかはめちゃめちゃテンション高くてフツーに楽しんでいる感じだったけど、私は自分の技で一杯一杯でした。来年はもっと楽しみたい。

1月14日が大会だったんだけど、年が明けると怒涛のショーケースウィークでした。毎日のように州内の高校とか大学に行って、発表会して演技披露するもの。マットが赤かったり、観客めちゃめちゃ近かったり、朝6時に出発しなきゃいけなかったり、近所の小学校は体育館小さ過ぎて全マット引けなかったり、色々でした。でもこんだけ色んな環境でノーミスでできればESPNの舞台でもできるという自信も付きました。あとさすがアメリカ。多少ボロボロだったり質の差はあるものの、どこの学校に行っても必ず青マット9本以上ありました。チア人口の多さが身に染みてわかった。

そしていよいよ大会に向けフロリダへ。12時間以上のバス移動!きつい!以上!お金持ちな学校は飛行機で行くけど、私たちはバス移動でした。フロリダに朝ついて、そのまま学校行ってショーケース!ホテルはグループスタンツで同じ部屋でした。これは日本のチームにいた時と一緒。大会前日はOB・OGとのディナー会があってゲーセン付きレストランでディナーでした。ちゃんと楽しみ入れてくれるのもアメリカならではなのかな?と思いました。好き。1日目はGame Dayとパートナースタンツなので私の出番はなし。応援隊でした。次の日が本番!カレッジナショナルズも色々な部門があって私の学校が出ているD1Aは予選と決勝が同じ日にあるという初めての経験でした。オールガール→コエド→スモールコエドの順番で、私たちの出番は一番最後でした。セミファイナルはお昼ぐらいにあってなんとノーミス✨!!予選一位で通過しました。なんと2位のチームと6点差でした。それからオールガール決勝見て、オールガールの結果発表で優勝!盛り上がって。コエドの演技をみました。これが結構時間押してた。アメリカあるある。自分たちの決勝本番でした。もう夜で暗かったけど芝生でウォーミングアップして、中のマットでアップして本番!決勝はミスがあって減点されてしまったので2位でした!
ほーーーーーーんとに悔しかった。泣いた。

次の日はパークに行って遊んで、D1(規模のでかい大学)の決勝見て、ブロックパーティ(チアリーダーのみ貸切ディズニー)に行きました。悔し過ぎたけど、いつも通り楽しいフロリダでした。

去年は日本代表で第3位、今年はMoreheadで2位、来年はフロリダの舞台で絶対優勝する。

学校について

学校の授業は正直にいうと、すっごい簡単です!日本では成績低かったのに、先学期はGPA4.0獲得しました!オールA✨。というのも自分の学部選択も正解だったな、と思っています。チアに集中したかったので英語の長文読解やすごい量のレポートが少ないであろう、アートメジャーを選びました。アートには言語なんていらないでしょ!と思ったからと、慶応で受けていたデザイン系の授業が軒並み成績良かったのでこれならいけるかなと予想して決めました。でもアスリートでアート専攻がほぼいないので、友達と同じ授業取れなくて若干つまらないかな、という感じではあります。あとは画材が高い。でも教科書も高いから結局似たようなものなのかな。

他の成績良い理由としてアメリカの大学全般で言えることだけど、学生の多くが寮生活をしていて私も寮に住んでいるので通学時間がほぼ0だということ。全ての授業に歩いていけるのでタイムマネジメントがめちゃめちゃ楽です。日本にいる時には、チア、学校、バイトなど様々なコミュニティを行き来していましたが、アメリカでは全て学校で完結しているのでやりやすいです。

最後に

今後もアメリカチア情報や、留学、英語勉強法などについて投稿していく予定です。私の遠回りすぎる留学に至るまでの道のり、手探りすぎる留学生活をぜひ真似しないで反面教師にしてください笑。記事の内容も色々模索中なので何かご意見・ご要望などありましたらお気軽にコメントやSNSで連絡ください!まってます〜!


この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?