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東京さくら散歩

東京ってこんなに桜が多いんだ、と気づいたのは東京に住んで10年も経った時でした。

何の計画もなく会社を辞めて「人生の春休み」と名付けた3か月間、「東京お散歩マップ」と言うガイドブックを片手に都内を歩き尽くした時、一番の発見は素敵な公園や数々の桜の名所。

わずか10日限定のこんなにも美しい自然の芸術を見ないのはもったいない!と思い、それ以降、桜の時期は極力時間を取って、お花見散歩に出かけるようにしています。

近所にある桜並木で桜の状況をチェックしながら、お花見スポットへGO。今年は21日スタートの予定だったのですが、あいにくの雨風だったので、昨日(22日)が初日でした。

と言うわけで、今日のnoteはお花見レポートです。

六本木ヒルズーミッドタウン(3月22日)


昨年までオフィスがあった六本木はお花見必須コースです。私のお決まりコースはヒルズからスタートしてミッドタウン周り。桜の前にヒルズのガーデン。ここはいつも季節のお花が綺麗です。

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欅坂の1本外側のさくら坂を下ります。
レジデンスの間で日当たりがあまり良くないのか、まだ6分咲きくらい。ここはあまり知られていないのか、満開になってもあまり人がいなく穴場。以前、立派なカメラで撮影されている方がいらしたので撮影をお願いしたら最高に綺麗な映り!
テレ朝のカメラマンさんでした。どうりで。

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坂を下って毛利庭園へ。
左側にちょっと写っているのがテレビ朝日。
さくら坂よりは開花が進んで7分咲きくらいでしょうか。満開になると池の向こうに見える♡のアーチから桜の木々が綺麗に映るのだけど、まだちょっとお花がまばらでイマイチ。

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少し移動して、ミッドタウンへ。
いつもヒルズのさくら坂よりこちらの方が咲くのが少し早いんですよね。木が若いからなのか、日当たりがいいからなのか。
レジャーシート広げてくつろぐなら檜町公園へ。ミッドタウン裏の桜並木はほどよくベンチがあって絶好のお花見スポットなのですが、今年は座れないように規制されていました。残念。

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桜並木でゆっくりするには、スポットで開設されている Blossam Loungeのみ。リッツカールトンからの出張で、おしゃれなカクテルやスイーツがいただけます。
例年予約でいっぱいですが、今年は流石にガラガラでした(月曜ですしね)。

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寒かったのでスルーしてベンツカフェへ。正式名称は違うのですが、ベンツのショールームに併設されているので、ベンツカフェ。お仕事の打ち合わせの方や、一人で読書やPC開いている方も多く、六本木で一番落ち着いてのんびりできるカフェのように思います。ベンツの最高級クラスを見ながら一息。

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帰りは千代田線の乃木坂駅から。
昨年夏以来、約半年ぶりの六本木。店舗が空いている感じはあまり見られませんでしたが、人はやっぱり少ないですね。

千鳥ヶ淵(3月23日)

友人の朝いちFB「千鳥ヶ淵満開」の投稿を見て、思わず来てしまった千鳥ヶ淵。

満開にはあと一歩、と言う感じでしたが、天気も良くて青空に桜がよく映えました。多くの方が九段下から登っていらっしゃいますが、私はいつも半蔵門駅から下るコース。こっちの方が坂を登らなくていいし、人通りも空いています。

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時間があれば靖国神社にも寄りますが、今日は時間がなかったのでそのまま武道館方面へ。卒業式の方々がたくさんいらっしゃいました。袴姿と桜、いいですね。

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さくら以外の春の花もたくさん。木蓮の花も満開。

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桜の木の下に咲いているシャガ。美智子上皇がお好きな花だそう。

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鳥もたくさん。スズメは嘴が太くて短く、桜の蜜をうまく吸えないために花の付け根をガブっとしてしまうそうで、スズメが集まる木は花が落ちてきます。ぶきっちょなスズメさん、可愛い。

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靖国神社に向かう角のアンティークカフェの店先。入ろうと思ったら満席で残念。

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千鳥ヶ淵といえばこの景色。やっぱり絶景ですね。それなりに人も多く、ボート乗り場には行列も出来ていましたが、それでも例年の半分以下かと。

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花の下で飲んで騒いで、と言うお花見でなくとも、静かに花を愛でるお散歩「お花見」は心豊かに気持ちも晴れやかに良いのではないかと思います。

文京区の播磨坂、六義園の枝垂れ桜、上野公園、新宿御苑、目黒川・・・・
今年はどこまで行けるかな。

外出できない方、お花見に行けない方、東京から離れている方にも、東京の桜を楽しんでいただけましたら嬉しいです。










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