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西洋も東洋も統合される、新しい時代へ

某銀行さんから今朝届いたメールのタイトルが「本日 天赦日+一粒万倍日・・・」縁起の良い日だから宝くじ買いませんか?の広告メールだったのですが、大手銀行がこんな件名でメルマガを送る時代になったのか、と、ちょっと可笑しくなりました。

昔から空を眺めるのが好きだったのですが、特に夜、星空を眺めるのがとても好きでした。

今見えている太陽は約8分前の太陽
今見えている北極星は約430年前の北極星

これは、「空を見上げて大切なことに気づく100の言葉」の前書きに書いたフレーズ。子供の頃からこんなことをぼんやり考えていました。

15年前くらいに、占星術と風水に出会って、西洋占術と東洋占術にほぼ同時に触れることになったのですが、どちらも多少のズレはあるものの、言っていることは共通しているんですよね。〇〇術とか、〇〇占いって、一つだと完璧とは言い切れず、こじつけ?と思える面があると思っていたのですが、合わせて見ると納得!
マニュアル通りの杓子定規でなく、本質がしっかり見えるようになると、当たる当たらない、ではなく、どれも本質は一緒で、地球に生きている人間も自然界の一部でしかない、ということを実感します。

簡単に言えば、地球は丸い、ということを知っていて、日本の天気(風や雲)は南西から北東へ移動していく、ということを知っていれば、それほど天気予報の勉強を詳しくしていなくても、雲の衛生写真を見ればなんとなく数日後の天気の予測がつく、というのと同じこと。読み方によって多少の違いはあるけれど、誰でも勘で今日は雨降らなそうだから傘は置いて行こう、とか、来週は天気悪そうだから今週のうちに大きなものを洗濯しておこう、など、ある程度の予測は立てられます。

学校で学ぶ科目として無いのでほとんどの人が知らないだけで、漁師や農家さんなど、自然を相手に仕事をしている人たちは知っていることが多くあったりします。東洋占術に関しては、家系によって代々受け継がれている家があるものの、一般教養として教わることはまずありません。一般の人に知られては困るのです。


「風の時代」という言葉

一般的に耳にするようになったのは2020年後半ぐらいからでしょうか。
2020年の冬に一気に普通に(?)使われるようになりましたが、少なくとも、2019年の時点ではまだあまり口にする人は多くありませんでした。

発端は西洋占星術系の方々だと思います。
西洋占星術では、太陽系の星のそれぞれが地球上の何に影響していて、天体が動くごとに地球との位置の関係でどんな影響を及ぼすか、ということをみています。

例えば、木星は社会意識。土星が時代のルール、制限や限界と言われています。
この2つが約20年に一度同じ星座に入ると、社会に大きな変化をもたらすと言われていて、その惑星配置をグレートコンジャンクション(GC)といい、未来を予測するタイミングとしています。

太陽系

天体の位置は星座で表され、お馴染みの12星座が4つのグループに分けられています。

火の星座:牡羊座 獅子座 射手座
地の星座:牡牛座 乙女座 山羊座
風の星座:双子座 天秤座 水瓶座
水の星座:蟹座 蠍座 魚座

1802年から今まで200年以上もの間、ずっと「地の星座」でのグレートコンジャンクションが起こってきました。そのため「地の時代」と呼ばれていました。それが、2020年12月22日の水瓶座GCを皮切りに、今後は「風の星座」でGCが約20年ごとに起こる時代に。なので「風の時代」と言われているのですね。

もう一つ、時代背景に大きな影響を及ぼすといれている星に「冥王星」があります。

冥王星は太陽系の中で一番外側に位置する星。248年という長い周期で太陽の周りを回っています。とても小さな星ですが、一番外にあるので宇宙全体の流れをいち早くキャッチし、太陽系の星にその情報を伝える(影響を与える)と言われています。冥王星の時代背景の変化は、根底からの価値観の変化を起こすので、結構大きな変化が起きます。

実は、木星、土星が水瓶座に移り『風の時代』と言われるようになった今もまだ冥王星は山羊座に位置しています。

軌道が楕円なので、移動の周期が均等でなないのですが、2023年3月に水瓶座に移動することが予測されています。なので、今はまだ本格的水瓶座時代への移行中で、2023年3月からが本格的な風の時代になります。


東洋占術の時代の区切りはどうなっているかというと、こちらは20年x3の60年を一つのまとまりとして、さらに上弦、中弦、下弦の180年で1つの周期。
今は1864年から始まった180年周期の8番目、下弦第八運気の途中。
2024年2月から2043年までの下弦第九運気の後、新しい180年が始まります。

ざっくり日本の歴史を180年ごとに区切って見てると
・日本の始まり。飛鳥から奈良時代
・平安貴族の時代
・平安中期:藤原道長中心の摂政政治
・平安後期:院政政治から源平、鎌倉時代。ここから中世
・鎌倉幕府滅亡から室町時代、戦国時代突入。
・戦国時代から鎖国、江戸幕府安定
・江戸文化発展から開国まで
・幕末、文明開化以降、近代

と、きれいにハマります。
大体、運気の変わるときに動乱や混乱がおき、次の新しい時代に移っています。

例えば、前回の江戸から開国まで180年続いた最後の20年、第九運気は、まさに今の大河ドラマで描かれている幕末。それまでの徳川幕府主導の時代に農民までもが疑問を抱き、志ある人が剣を持ち戦ったものの、江戸幕府が滅亡し明治政権になったことで武士の時代が終わり、社会の仕組みがガラッと変わってしまった時代です。

武士とその他、で支配階級にいた武士が、職業を無くしたどころか存在意義も失ったのですから、どれほどの混乱があったのでしょう。

大河ドラマ「青天を突け」の主人公、澁澤栄一氏は時代の変化を読んで経済の基礎を作った人。そして、映画「るろうに剣心」はアニメの世界ですが、同じ時代に幕府討伐を目論んだ長州藩に雇われた剣士が、明治時代になって流浪人となった世界を描いています。

今も、コロナがなかったとしても、大企業の破綻があったり、終身雇用の時代に終わりが見えてきたり、年金も大丈夫?など、30年前くらいには何も不思議に思わなかった当たり前のことが、ガラガラと崩れて、なんとなくこのままで大丈夫か?と思っていた人は多いと思います。

日本のインターネットの始まりが1984年、ちょうど下弦第七運気の始まりと重なります。windows95が出たのが1995年。グーグル、アマゾン、初のネットバンクの出現が2000年、第八運気の始まりの頃。
産業革命が起きた前回に対し、今は情報革命ですね。

コロナでリモートワークが加速したことで、今までほとんどの人が使ったことがなかったオンライン会議システムを昨年使うようになったり、田舎の両親とのコミュニケーションもオンラインで済ますようになりました。5Gや音楽ライブの配信なども始まりましたが、緊急事態宣言が解除されれば普通出勤に戻る会社が多く、イベントも「やっぱりリアルで会えるのがいいよね」と、まだ完全な移行にはなっていません。

これからどんどん進んで、早ければ第九運気の間に、遅くとも、次の180年が始まる2043年には昔SF映画で見た世界が現実になっていくのだろうな、と思っています。


西洋占星術の200年と、東洋占術の180年。20年ごと変化が起きて、さらに180年200年の大きな周期で世の中の価値観は変わる、という見解は同じ。その大きな時代の変化が、どちらもあと数年、この20年ほどで起きると考えると、私たちは今、すごい時代に生きているのだと思います。

新しい時代が楽しみなのか、怖いのか、それは、考え方次第ですね。

なんとなく、最近起きている出来事は、大企業や縦社会の問題点が浮き彫りになること、今まで疑問に思わなかったことや目に留まらなかったことに人々が気づくよう、教えてくれているのかな、と思います。

放っておいても、古い価値観の者(物)は滅び、淘汰される時がきているのだと。そして、色々分断されていたものも、だんだん区別や仕切りはなくなっていくのではないかと感じています。

その分、あなたはどう生きますか?何をしますか?と、個の力が問われてくることは確実で。誰かのせい、何かのせい、と、恨言をいったり立ち止まって誰かが助けてくれるのを待っていては、おいていかれるだけだな、と、しみじみ感じています。

13年前、一粒万倍日や天赦日というと「何それ?」と言われたものですが、銀行さんからメールでお知らせが来るとは、時代も変わったものですね。

西洋占術でも東洋占術でも、どちらも人間はこの宇宙の一部。
桜の花は春に咲き、ひまわりは夏に咲くように、人も持って生まれた個性によって、どんな特徴があり、どんな花を咲かせるか、大体決まっています。

今まで、太陽が大好きなひまわりの花も、直射日光が苦手な蘭の花も、みな同じ環境に押し込まれて生きづらかったのが、これからはそれぞれの花に合わせた環境で咲ける時代が来るのだと思います。

今は変化の時なので、苦しい人も多いかもしれませんが、多くの方が自由に、自分らしく生きれる時代に移行できるといいな、と、心から思った今日。

一粒万倍日+天赦日。
この日に何かを始めると、一粒の籾が万倍にも実る日。(マイナスのことを始めるとそれも膨らむので、増えて嬉しいことをぜひ)
そして、天が全てを許してくれる吉日です。

新しい時代に向けて、何か始めてみてはいかがでしょう。












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