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『忍びの家 House of Ninjas』 【バナーヌのエッセイ#17】

観ました、この作品?
Netflixで配信しているこのドラマ、入院中に一気見してしまいましたの。
日本人から見ても面白いし、海外の方が見てもいい塩梅で「Oh Japan!」となるであろう内容になっている。そりゃ世界中でヒットするわ。

▼こんな感じで世界でヒット中▼

▼あらすじや登場人物はここに書かれているので、未鑑賞の方はこちらをチェック▼

ドラマ自体はシリアス一辺倒ではなく、ユーモアも交えて展開されるので観てて飽きない。
冷めた夫婦間のやり取りの変化や、末っ子忍者もとい、忍びの無邪気さも良いスパイス。
全ての俳優陣の演じ方も良き。山田孝之の存在感はすごいし、木村多江なんて笑かしにきてるよね?って感じなのだが自然な演技だし、脇役陣も豪華。賀来賢人の同僚が出た時、どぶろっく江口をキャスティングするなんて粋だな!って思ったんだけど、岩崎う大という方だった。

そしてこのドラマで驚いたのが、主役の賀来賢人が自ら企画してNetflixに持ち込んだということだ。ネット配信がメジャーになる前は、テレビ局が主体となってドラマを作成して流すしか方法がなかったので、タレント事務所に忖度したりだとかスポンサーの顔色伺いなどで制約が多かったように思う。だが、ネット配信会社制作だとマーケットは日本国内のみならず海外にも広がるし、そもそも配信会社がドメスティック企業ではないので、今までの日本での慣習が無視されるようになったのは日本のエンタメ界全体にとって良い効果を与えているのではないかと思われる。

なにわともあれ『忍びの家』の続編を心待ちにしている。


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