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清明

【TIMES】2020/04/04 16:38
清明 Pure Brightness

春分から15°過ぎて、春も晩春へ。
数日前から散歩する度に様々な花が咲いていることに気がつきます。
今年は清明前後から桜もぽつりぽつりと咲き始めました。


二十四節気ジャーナルの第二回は春の不調について。

目覚めの春

春の陽気が盛んになるにつれ、私たちの身体の中でも新陳代謝が活発になり、冬に蓄えた物が体内を流れ始めます。
東洋医学で春は“肝”の気がたかぶりやすい季節。

“肝”の働きは肝臓の本来の働きである血液の貯蔵、分配、解毒のほか、目や筋肉ともつながっていたり、情緒のコントロール機能を持っていたりと、とっても働き者。
“肝”の気は上昇する性質をもっていて、春の陽気に刺激されて肝気も上昇。そして目の充血や頭痛、イライラ、不眠症、情緒不安定、血圧が上がるなどの症状になるのです。

目覚めてすぐに、せっせと働く“肝”を労ってあげたいものです。

気持ちの不安定さ


ただでさえ気持ちが不安定になりやすい春に加え、今年の春はコロナウイルス関連から広がる、様々なストレスが蔓延してますね。本当にもーーー沢山!!

これらの不調に対しての養生法は意外とシンプルで、意識してゆったりと過ごすこと。
頭が一杯になっちゃう前に、深呼吸と身体を伸ばしてみよう。
ヨガやストレッチがおすすめ!家の中でもできちゃう。特に今はオンラインのヨガも沢山配信されてます。

寒暖差に対応できる被服で、いつもよりゆったりした服を着てみるのもおすすめです。
で、で、睡眠はしっかりと!

これだけでも随分違います!


スポーツというものを、中学卒業以来全く何もしていない私なのですが、ヨガに励んでる春です。
この3週間でこんなことまでできるようになっちゃいました!自分でもビックリ。


外の世界は春爛漫です。巡ってくる季節のサイクルはいつの時代も変わりなく、私たちの心をホッとさせてくれますね。もし、心がザワザワしたら窓の外を観て身体を伸ばしてみようね。
少しだけいつもと違った場所まで呼吸が届くはずです。時々、テレビやスマホをoffにして、ゆっくり自分の心にチューニングしてみよう。

次回は穀雨。春の土用期間中です。
ではでは。





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