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アメリカ自然食レストラン「PPP」チャレンジ8週間記録 -5-動き始めた時間

3月23日、州知事からステイホームオーダーが出て、お店を閉めて1週間後の月曜日、広いキッチンに一人じゃ一日中歩いて終わってしまうので一番頼りになるキッチンアシスタントを呼び戻しこれからの冷凍食品(以下冷食)販売を語る。お客様に伝える手段にYouTubeの動画を作りたいと言ったら「俺も動画を作ってみたかった」とカメラを趣味としていたアシスタントが言い出した!それは嬉しい!是非是非お互いにいい経験になるように楽しくやろう!それから苦しいのは私達レストランだけじゃない、食材を提供しているファームやプロデューサーも同様で注文をどうやって維持できるかも考えながら手も動かし始めた。冷食と決めたはいいがメニューも価格もゼロスタートで頭が熱くなる。お客様を頭に置いて今どうしているのか、食事は何人で食べているか、コンセプトはどうしよう。笑顔…笑顔…皆が楽しく笑顔になれるように作ろう!またお店が再開した時に今が良い思い出になるようにしよう!お店に来られないんだから私達が動画を通してお客様の家に伺おう。普段はプレップと呼ばれるスタッフが下ごしらえし、それをシェフが仕上げるのだが今回はシェフの私が下ごしらえをしてお客様にシェフになって貰おう。食事の準備が面倒でなく楽しい時間になる工夫を最大限にしようとどんどんアイデアが湧き出て来た。冷食だけだと生きたミネラルが取りずらい、そうだオーガニックファーム野菜を一緒にセットにしよう。野菜の料理法のアイデアは動画で紹介しよう。それに使う特殊な調味料や食材も小袋に詰めて…そうだファミリーパックで色々パックにしてトライアルして貰おう!っと熱い頭を揺さぶりながらどんどん頭の中身を吐き出していった。こうしてFrozen Family Pack 001が生まれ、いよいよ初めての冷食販売がニュースレターで送信される週末が近づいて来た。       つづく

初めて作った動画 

Frozen Family Pack 001やはり初めての動画は照明とかが初めてっぽいですが同志君との力作です。私は恥ずかしいとか言ってられないので何でもやります。自分を見るのは恥ずかしいですが撮影は楽しいです。

tps://www.youtube.com/watch?v=jB-xMze6jyM&t=333s


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