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経験したことをお伝えします。パート2

前回に続く内容です。

食品に詳しいという、年配の男性が職場に加わりました。

この方も、私的に危険を感じました。

(物凄くこだわりを持っていそう)

気をつけて、接するようにしていました。

数日、共に食品を作る中で
「お前はやる気があるのか?」とイライラを私に向けるようになる男性。

気づくと上司に、「鈴木はやる気がない。中心者を変えるべきだ」と話をするようになりました。

そして男性は「俺のいうことが聞けないのか?
お前は厨房に入るな」と私を追い出しました。

私の信頼はガタ落ちです。

唯一、その時の心残りが男性に厨房清掃のノウハウを伝えられなかったこと。

清掃だけは、しっかりやらないとマズい。
そこだけは私にやらせて欲しいことを上司と男性に伝えましたが、信頼のない私の意見は却下でした。

「俺のやり方は間違いない。清掃も問題ない」と強気の言葉が返ってきました。

かくして、男性の天下。
私は雑務と食品配達と福祉業務を行うことに。

ただ、個人的には安心していました。

福祉業務をしたくて勤務していたので、どんな形にせよ集中して仕事が出来ましたから。

信頼も福祉業務で回復していこうと、日々取り組みました。

少しずつですが、信頼も回復してきたころ、食品部門で問題が起こりました。

販売店に納品した食品からゴキブリの死骸が出たとのこと。

半年間、納品が出来なくなりました。

この時も、私を厨房から追い出した時と同じように強気だった男性。

「鈴木が車の掃除をしなかったから、こんなことになったんだ」と言いました。

関係者全員で車内を確認しました。

「いや、大丈夫そうだよ?」
と上司が一言。

そりゃ、そうですよ。
取り敢えず文句を言われないように、車には余計なものを積まないで週1回から2回、掃除しましたから。

もっと言えば、男性が担当する厨房以外は毎日私は掃除をしていました。

これは、食品の知識に乏しい私は、衛生面だけは気を付けようと思っていた結果でした。

厨房も私が担当しているときは、毎日の掃除と週1回の大掃除をしていました。

しかし、男性が厨房を担当してからは目のつく場所しか掃除をしていなかったようでした。

厨房を点検して、原因が幾つも見つかり、言い逃れが出来なくなった男性は...

「鈴木さん、ここはこうした方が良いと思うよ」と、言い残し勤務中なのに逃げるように帰宅しました。

次の日から出勤しなくなりました。

(おいおい)

ここで、お伝え出来るのは、プライド、こだわりを持ち続けるのは危険だということ。

過去の成功に囚われ、変化や他者の意見を聞けないのは不幸だと思います。

ただ、この施設は、更なる人物が配属されるんです。

それはパート3で。

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