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「キリンを作った男」を読んでいて

20代半ばまで、断然「アサヒスーパードライ」派でした。
今思えばおそらく、ほかのビールは苦かったのだと思います。
どうやってたどり着いたか分かりませんが
自分のビールを自分で買うようになってから
スーパードライしか飲まなくなりました。

その後、夏はスーパードライ、冬は(覚えていませんが)他のビールを飲むようになりました。
スーパードライはのど越しが好きで
ぐびぐび飲んで「プハーーーーー!!!!!」という飲み方が好きでした。

ただ冬になると、のど越しの「すかっと」感が不要になります。
寒い冬に、しっとり飲めるビールを探し求めていたような気がします。

そして20代後半から今にかけて
ずっとサントリーです。
サントリーが大好きな友人に気を利かせて
飲むときはサントリービールを扱っているお店を選ぶようになったことがきっかけです。
あの頃はまだスーパードライ派だったと思うのですが、
モルツを飲んで、「これはうまい!!」と思った記憶があります。

ただモルツの缶があまり出回ってなくて
飲みたくても飲めない、
お店でモルツがあるとうれしい!という記憶があります。

今も私が行くスーパーではモルツはなく
プレモルしかないので、モルツを見かけると、断然モルツを飲みます。

ただプレモルはやはり少しお高い…。
というころで最近はもっぱら、先日発売した「サントリートリプル生」です。

軽いのがちょっと物足りないですが
最後の苦みで、ちょうどよく感じてきました。

ごほうびビールは「よなよなエール」が最近のお気に入りです。

そんなこんなで、申し訳ないですが、私には一番搾りは苦すぎてあまり飲めません。炭酸もスーパードライに比べると弱めな気がして、物足りません。

でもなんか気になりました。

「キリンをつくった男」著:永井隆氏

冒頭文で
『キリンビールといえば、どういうブランドを思い浮かべるだろうか』

断然、私は一番搾りです。
でも
『70年代初めから80年代半ばまでキリンは6割を超えるシェアを有していて、販売量のほとんどは「ラガー」だった。』
『一番搾り、ハートランド、淡麗、淡麗グリーンラベル、のどごし、氷結、、、これらはみな一人の人物が作った商品である』

・・・え!?
ラガー、見たことはありますが、飲んだことありません。
ハートランド、海外ビールをキリンが販売代理店しているだけだと思っていました。

なんと浅はかなワタシ。

これはキリンのビールを飲んで、ビールを勉強するいい機会だ!
(そしてマーケティングも学ぼう)

と読み進めていると
『ビールを飲む人の多くは、軽快で飲みやすいタイプを求めている』
『この傾向は20代から30代ほど顕著』
という当時、アサヒがとっていた「お客様の声」が書かれていました。

まさにワタシ!!
大多数の中の20代のワタシ!!!

マーケティング、すご。
統計、すご。

ということで引き続き、ラガー・ハートランド・プレモル(香るエール)・よなよな、を飲み比べながら、学んでいこうと思います。



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