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映画SLAMDUNKが山王戦をやらない3つの理由

2022年秋に公開予定の映画版SLAMDUNK。
全世界に熱狂的なファンが多い中、どこがメインストーリーになるか今日まで議論になり続けている。というよりも議論の対象は2択で、山王戦をやるかorやらないか。個人的な考察では、今作では山王戦をやらないのでは?と思う派。そう思う理由は大きく3つある。

1. プレイが超地味

SLAMDUNKが連載中の20年前と、現代のバスケットボールは本当に別のスポーツといってもいいほど違う。というより今みると地味すぎてプレー描写自体におもしろさは微塵もない。本当に地味。それを今になって映画化するか?と思うと疑問。
唯一、おっ?となるものでいえば沢北が放つ「へなちょこシュート」

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ただ冷静に見てみるとこれは、現代で一般的な技術である「フローターシュート」で誰もが実践している技術。
重要な局面でそういうスタンダードな技術が、盛り込まれているシーンがいくつも描写されているが、果たしてそれを現代で描写してどう思うだろうか?ルールも変わりまくってるし。
正直、SLAMDUNKは昔の作品なので時代錯誤なシーンも多数存在する中で、おもしろいか?といえば疑問。そしてそれを、バスケットシーンに影響ある作者が今このタイミングでだすだろうか?疑問。

2. おっさん連中が待望しすぎ

SLAMDUNKに青春を駆け抜けたおっさん達が待望しすぎてる。
これはまぁわかるけど、、、やるとしても今じゃない。やるとしてもこの次の作品。
おっさん達にはこの作品に”思い入れ”があるから、このタイミングで山王戦を見ても、上記で記したプレイが地味でも充分に楽しめると思う。ましてやおっさん達はプレイなんてどうでもよく、現代の技術で蘇るキャラクターが見えさえすればそれで良いのよw思い入れがあるからね。
逆をいえば今の子達は全く面白くないと思う。今の子は、黒子のバスケ・あひるの空を読んで育ってるから。かなり派手でSLAMDUNKとは正反対。

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作者はSLAMDUNK奨学金という、未来ある子達への制度を発足した人間なので、やるなら今の子供でも楽しくバスケットボールを好きになれる作品を作ると思う。
なんの思い入れもない、時代遅れなバスケットボール映画なんてなにも楽しくない。
今更、山王戦をやっても喜ぶのはおっさんだけ。おっさん達への作品なら金儲けとしか思えないしがっかり。コロナ渦中で頑張ってる社会人へ向けた・・・みたいなメッセージがあったとしても発表が遅すぎるわ。

3. 思い出は思い出のままで

というか、山王戦をやらなくて良い派が多い。自分もそう。
これは、今更感と思い出は思い出のままそっとしてほしいと思う。ほんまにそっとしといて。。。
この十数年間、アニメーションと声を想像・妄想して、何度も何度も頭の中で山王戦を描いた。

負けたことがあるというのが_いつか大きな財産になる

それを今更壊さんといてや。もう頭の中では自分の沢北がいるから。深津がいるから。河田がいるから。堂本監督がいるから・・・。
山王戦は確かに存在していて、そのアニメーション・声は、一人一人の頭の中に刻んでる。無理にストーリーに脚色して、自分の中でそれぞれ生きている人物が、急に変な声を発するとか変な動きをするとかやめてほしい。

結局なにをアニメでやる?

誰が見ても楽しめる、映画完全オリジナルストーリーになると予想。
ファンへのリップサービスとしてほんの少しだけ桜木や流川などの主要人物が登場する感じになるんじゃないかなぁと。

散々いったけど、山王戦やったとしても絶対に観に行く。今のアニメーション技術であのSLAMDUNKが蘇るって想像しただけで、言葉にならないくらいの興奮。ぶっちゃけもうなんでもええw

この映画をきっかけに、子供達にバスケットボールの素晴らしさを伝えること、大人には応援メッセージとして伝われば正直なんでも良いよほんと。
それくらいこの作品は、知名度があり、影響力があるから。
(ただ、山王戦はやめてほしいなw)



ちなみに、一番推しは藤真です。かっこいいよね藤真。

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