アメリカの移民による住民大移動が社会問題に

南米で起きる米国への移民が急増している。

アメリカ国内の人口は 3.3億人に増えている。

元から定住してる人達が減ってるのに、移民による人口は増加傾向にある。

アンデスや山伝いの高地が多い事もあるのだろうが、創意工夫で農業や養殖産業など、国家レベルのプラント開発を行なえば、国民が飢える事もない。

一つは、国家を運営する首脳陣の汚職や政治手腕の無さが、南米を衰退させる一因にもなっている。

資源を売り、貿易で外貨を得るという考えよりも、主要産業を増やして、プラント開発や施設の刷新を図るだけで、南米でも農業や養殖産業は大幅に拡大できる。

最新のプラント型農業を推進して、プラント設備を増やす為の国債発行、または国家主導の金融政策により新しい価値を見出せば、通貨下落による経済不況にも陥らない。

その為に、税率を上げて、償還期限を設けるなど、債権市場への還元率を6%ほど保証すれば、国益増進を糧にして、内需 80%以上の経済を作る事も可能。

南米で多いのは、疥癬かいせんなどのダニによる皮膚病が未だに流行するなど、製薬会社の市場として病原となるダニが蔓延してる。

土地が痩せている為に食料生産率は低いが、食料生産量が少ない割に、ビール(セルベッサ)の需要は多い。

海岸部プランテーションだけではなく、山岳部の農業開発が行われれば、輸出品目も増える。

コロンビア、ボリビア、エクアドル、ペルーの4ヵ国の主要な農産品の品種改良や農業改革が進めば、農業復興もあり得る。

また、アジアの ASEAN のようなサプライチェーン化を図る事で、機械部品の製造や米国向けの家電製品やスマホやPCなどの生産拠点とすれば、現在の中国よりも安い単価で工業製品を作る事ができる。

ペルーのカヤオなど、港の職安前に数千人が毎日並んで日雇い作業を求める人工も豊富に余ってる。

それらの人々が自由を求めてアメリカに行く訳だけど、現実は、南米も米国も変わりはしない。

社会主義思想による共産主義と軍事政権国家からの脱却ができない状態が続いている。

社会共産主義国というのは、一つの方針に向かう時は優れているのだが、発展を生まない。

南米の経済を新たに振興するのであれば、中国に代わるサプライチェーンを米国が南米に作り、米国のニューメキシコ州辺りで完成品を組み立てる仕組みを作れば、新たな産業基盤が作れると思う。

COP26を捨てれば、ボツリオコッカス・ブラウニーなどの藻類代替燃料の開発を鉱山の開発跡地で生産して、ジェット機用の燃料開発なども行える。

南米に原発施設を複数設置して、屋内農業用に糖質の多い米類の穀物を生産すれば、アルコールの主原料を生産できる。

人糞などからリンを採取して硝酸を製造すれば、肥料も作れる。

銅鉱山だけではなく、新たにハロゲン物質が産出される地域として、南米産の蛍石などが鉄鋼業用に使用されている。

現在、地球の温暖化の原因となってるフロンを大量に垂れ流してる国は、中国という事を理解しておこう。

蛍石の世界の生産量の63%が、中国で採掘され、現在、加工されるフッ化水素として処理されたものが輸出されている。

日本は、ベトナム産の蛍石を輸入する方向で調整している。

南米産の蛍石は、金属を溶かす際の融剤として利用される。

塊として産出される量が少なく、石材が含まれるために、硫酸で溶かす原料には向いてない。

溶かせない訳ではないけど、コストと手間が必要になる。

こうした手間とコストを掛けて行なう事で、フッ化水素やフルオロカーボンを取り出すことが出来、工業製品に必要な撥剤として利用でき、フッ素樹脂はクロロホルムとフルオロカーボンを合わせた原料から作られる。

昔のテフロン(フッ化エチレン)と呼ばれる商標の商品。

南米のアンデス地方は、何気に銅鉱山や蛍石などが採掘される。

これらの原料は、半導体を作るのにも利用される。

実は、お膝元にこうしたお宝が眠っているのに、国家主導で産業開発を行うという考えがないので、外資を受け入れて産業を拡大させる事もない。

つまり、発展途上となる国が多いのは、そうした政府の役人が日本のように育ってない事に原因があるのかも

中南米の多くが、資源を保有しているのに、開発が進んでいない国が多い。

現地で生産する設備を保有しないので、産業革命がまだまだ残されている地域でもあるということ。

侵略者の子孫ということもあって、武力を好む割に楽して儲けたいという発想の人達が多いんだろうね。

安易に麻薬などの製造に手を染め、楽して遊んで暮らす発想の人達が多いのも特徴。

大麻草から麻の繊維を取って、ヘンプシード類の薬物治療(喘息)に使うなどの発想もない。

産業を生み出せない人達というのは、何をどう活かせば形になるという最初の創意工夫を見出せない。

そのキッカケを与えるだけで、中国のように急激に伸びる新興国もある。

南米が発展する為に必要なものは、エネルギー(原発)開発を行ない、食料生産を増やし、衛生(ダニ対策)、建築による公共利用する地域のインフラ整備、農業のプランテーション設備を増やして、漁業も養殖産業を増やす。

資源を活用して、新しい形の工業製品を生み出す力を身に着ける事だろう。

日本よりも資源の多い国家が、国の体制や政治により栄えないのは、利権が蔓延ってるからなんだろうね。

そこで育った民衆は、米国へと難民の道を選び浮浪する民になってる。

石灰を多く含む水しか出ない事もあり、水が有料という部分も、実はビジネス・チャンスでもある。

ビジネス・チャンスの宝庫が南米なのに、その母国を捨てて民衆が居つかないのは、政治と利権が民衆を守ろうとしないからか。

アフリカだって、道づくりと井戸掘りでインフラ整備が進み、プランテーションや紡績産業が発展してる。

南米でそれらが進まないのは、民衆のやる気が無いからなんだよね。

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