CO²には、回収方法が存在する

海を見ると分かるんだけど、牡蠣かきの養殖というのは、稚ガキをロープに取り付けて海に落としてるだけであり、餌を与えるなどの行為はない。

何故、牡蠣なの?という疑問。

牡蠣殻は、何で出来ていますか?

かき殻の構造は部位によって異なりますが、カキはカルシウムをたん白質と結合した形で分泌し、海中の二酸化炭素と結合して炭酸カルシウムの小さなレンガを作ります。

そのレンガをつなぐ目地の役割をするのが、 各種アミノ酸を含んだたん白質です。
カキ殻は、その成長の過程で生き物や作物に必要な多くの微量要素を抱き込んでいきます。

という風に、タンパク質(プランクトン)とCO²によって、育つ事が理解できる。

その他、ボツリオコッカス・ブラウニーやユーグレナなど、燃料にもなるし食用のミネラル分にもなる万能藻類も存在する。

今後、藻類を使ったCO²回収用の培養容器などの開発投資が活発化すると思う。

海に水路を引いて学校用の25mプールなどで使用されるFRPを素材とする大型の側溝(水路)を作ることで、排気される燃焼ガスを水に溶かすことで重炭酸を作れる。

前処理の段階で、窒素酸化物などの煤を取り除く工程は必要になるけど、尿素を使った処理を行う事で、ほぼ無限ループさせる事が可能。

尿素は、CO²とアンモニアを使い、高温(120℃)高圧(150気圧)合成で作れるので、火力発電の排気熱を利用して合成する事が可能。

プランクトンの培養など、今、多くの大学の研究で行われる世の中の役に立ってない研究成果が、今後は、人類の未来を切り開く研究開発に繋がる。

珪藻類や藻類、貝類の多くが、CO²を吸収して貝殻などを肥大にするメカニズムに、実はタンパク質とカルシウムが石灰となるCO²を吸収して、貝殻の層を作ることが解明されてる。

今後、こうした牡蠣殻を使った都市循環型の燃料リサイクルやCO²の除去技術、養殖産業と一体化したエネルギー培養技術などにも利用されるようになるだろう。

東京湾のような大きな入り江を持つ湾内に、海流を循環させる潮の流れを作ることで、日本中の公共事業として湾岸整備の再開発投資となる建設国債事業が展開できるようになる。(150年計画のような大規模事業)

公共投資と同時に、エネルギー産業や食料産業、肥料となる藻類(ユーグレナ)や石灰、全てのモノに拡大して利用できる一つの産業が作り出せる。

今後の火力発電を担う上で、半導体(原料:希土類)を使った発電事業から軽石などを活用してローマン・コンクリート(ジオポリマー)の開発まで、今後の事業発展を計画できる官僚に期待したい。

こうした合理的・複合的に、色々な省庁が管轄する日本省庁利権を取り払う事で、多くの産業を作り出すことが可能になる。

その為に内閣府内に省庁機関の管轄利権を統合する出先機関を作り、利権の縛り合いを解くのが、安倍総理の目指した日本の未来を見据えた一つの構想だった筈。

バカな国民と目先の損得しか考えないアホな有権者により、政治や政策は大きく歪められている。

政治家もバカが多いので、投資の意味を理解していない。

自分達で物事を考えられない政治家が増えたおかげで、企業に従わない有能な人材は排斥され他国で徴用される。

もっと国内の多くの物に目を通して、世の中を一つに繋げるワンピースのような夢があっても良いよね。

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