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一時帰国購入品&免税手続きの感想

年末年始にかけて日本に2週間帰り、現在住んでいるヨーロッパのとある国に戻って来た。日本でしか買えないものを2ヶ月前からリストアップして、滞在中にほぼ買い揃えスーツケースに1個ずつ詰めていく時間はまるで脳内テトリス!そして全てピッタリ収まった時はもう世界ランキング1位の気分。ちなみにゲームはスーパーマリオブラザーズとマリオカートとテトリスしかしたことないけど(笑)。
日本での戦利品がギッシリ詰まったスーツケースは私にとっては大切な宝物なので、乗り継ぎが2回あるのに最終目的地に無事着いた時の感動はもう言い表せないくらい。今回イスタンブールでの乗り継ぎ時間が1時間しかなく、早歩きで人を抜かして抜かして自分たちが乗り換えのゲートに到着するまで35分かかったので荷物は間に合わないだろうと思っていたら、無事届いて本当に感謝と有難うしかない!

①コスメ(ドラッグストア•空港免税店)
②本屋さん
③靴下屋
④モンベル
⑤漆器
⑥食器洗い用スポンジ
⑦免税してみた感想

①コスメ(ドラッグストア•空港免税店)
ドラッグストアで免税するなら、ある程度大きな駅や観光地でないと対応してくれない。同じチェーンでも実家の近くの店舗は対応してくれなかった。免税対応する店舗へ買いに行く時間と労力も考え、すべて免税にしなきゃと考えるのはやめた。
ちなみに空港の免税店で買える日本のコスメがある。SHISEIDOじゃなくて、PAUL & JOEとJILL STUART! 海外のブランドだけど実は日本製なので、やっぱり色味やテクスチャーが素晴らしい。本当はADDICTIONでアイシャドウを買いたかったけれど今回はあきらめて、空港の免税店のJILL STUARTのリップバームを購入。
日本と天候が真逆の国で日本のリキッドファンデを使ったら、肌がひきつってパキパキになったり、逆にヨーロッパのファンデを日本で使ったら顔がデロデロになったことがある。そして硬水の国の水道水で毎日バシャバシャと顔を洗ったら、日本の化粧水の効果もなくなり肌の調子が悪くなり、現地で一般的な拭き取り化粧水に変えてみたらみるみる肌が回復したことも。というわけでスキンケアとファンデーションは現地で調達している。だけどやっぱりアイシャドウやリップは日本のものの方が色味が合うので、こういった色がつくメイクアイテムは日本のものを愛用している。
20代の頃は日焼け止めも塗らないくらい自分の肌に興味がなかったけれど、海外に住むと化粧を含め身だしなみは日本にいる時以上に大切だと感じる。家の外で自分が快適に過ごすため、そしていやな思いをしなくてすむためだ。そのうち外出する時の儀式のようになって自分を労わる時間みたいになった。
ちなみに肌の色について。日本を含めアジアでは美白が命、しかしヨーロッパではそういう発想がないので、こちらでファンデーションの色を店員さんに相談すると少し暗めのを勧められる。そしてその色に自分も慣れて日本に帰って美容室に行くと、ずらっと並んだ鏡の中で自分の肌の色が1番『健康的』すぎて毎回恥ずかしくなる(笑)!

②本屋さん
本をパラパラとめくって読んでから本を買える幸せ。今は海外発送も当たり前になってきたので、海外にいて日本の本が手に入らないわけではないけど、やっぱり目で確かめて買えるのはありがたい!

③靴下屋
靴下は本当に大切。ヨーロッパでは買いやすい値段で良い靴下になかなか出会えない。毎回帰国するたびに無印の靴下を買っていたけど、冬用はやっぱり靴下屋!

④モンベル
モンベルのアウターやダウンは高性能でこの価格はヨーロッパでは考えられない!今回は念願のダウンベストを購入。お腹がポカポカあったまるので帰ってきてから一日中着ている。海外では子どもたちはリュックで通学することが多いけど、モンベルのリュックは本当に丈夫だし毎日使っていてもへたれてくることがないので、本当に素晴らしい!

⑤漆器
旅行先で買ったり、引っ越し荷物が届くまでに最低限必要なお皿を買ってしまったりと、何やかんや皿が増えてしまうので、日本から持ち帰るのは、箸•お茶碗•お椀だけと決めていた。漆のお盆をこちらでも使うようになって、改めて漆はいいなと思っていたら、京都にある『うるしの常三郎』というお店で漆の小鉢を発見!これなら割れる心配もないしと理由をつけて買ってしまった。もう増やしたくなかったのに…。

⑥食器洗い用スポンジ
こちらのスーパーでスポンジを買うたび値段が高すぎて買うのがいやになる。日本に帰ると必ず100円ショップで5から6個入りのスポンジのセットを何パックか買う。実は出発前に大切な役目があるのだ!パッキングが終わったスーツケースに梱包材としてスポンジを一個ずつはめていくのだ。入っているものが移動中動かないようにしたり、割れ物の近くに集中して置いたりなど。ちなみに缶ビールを持ち帰るのは今回が初めてで、衝撃を受けると破裂するとビール会社のウェブサイトに書いてあったので、缶ビールの周りに重点的にスポンジを配置した。お陰で無傷だった。

⑦免税してみた感想
日本大使館で在留証明を取得するか、日本で戸籍の附票の写しを取得するかのどちらかだが、日本で免税してもらうためには、海外で2年以上住んでいることを証明しないといけない。我が家は現在の国が2カ国目で通算3年以上海外に住んでいるが、現在の国は住み始めて1年未満なので、日本に帰ってから戸籍の附票の写しを発行してもらうことに。日本での滞在先が本籍地から離れていたり、事前に家族に取得してもらえるかどうかなどいろんなことを考えると、10万円分購入して免税してもらえるのは1万円。そして自分が買いたいものが家電量販店、デパート、ドラッグストア、UNIQLO、GU、無印にあるなら免税してもらえるけど、日本中の全店舗が対応しているわけではないし、100円ショップや本屋さん、個人経営の店舗では免税対応はしないので意外と買いたいお店が対応してるわけではないと今回よくわかったので、思ったほど免税できて良かった!と感じることは少なかった。結局免税された金額は家族合わせて6千円くらいだったような。たくさん買い物したつもりなのに。日本でカメラやパソコンを買うぞ!という方は迷うことなく免税できるように準備した方よいが、細々とした日用品ばかり買う場合、免税のための書類の取得に手間がかかるなら免税にこだわらなくてよいと思う。免税にしてもらうとどこの店舗でも入力に時間がかかるようで逆に店員さんに申し訳ない気持ちになる。とある店舗では店員さんがレジで免税にするのを忘れたり商品を間違えて2度レジに通してしまったり、結局3回レジ打ち直したりもう大変なことに。時間はかかることは覚悟して下さい。一応免税で買ったものはスーツケース内1箇所にまとめて、レシートもパスポートと一緒に出せるようにしていたけれど、成田空港では出国する時に税関でパスポートをスキャンするだけで特に荷物検査はなかった。

一時帰国での購入品をネット上で惜しげもなく公開して下さる皆さんに習って、私も無印のシリコンスプーン(大•小)買いました。次日本に帰る時を楽しみに、海外生活をがんばろう!

朝の成田空港。どんなに疲れていても、
朝の空港はすがすがしい気分になる。