見出し画像

野菜を育てることは自分を育てることだった

野菜づくりを始めたきっかけは谷口たかひささんの講演だった。

野菜を育てるために肥料を入れることが土壌を弱め追肥すればする程、土は育てる力を失うと知った。現在の環境問題に繋がっているのだと。

大きな宇宙と、私たちの身体という小宇宙は同じ構成元素でできている。だから当然、土壌が弱まれば私たちの身体も弱る。現代の様々な疾患も食べものが原因であることは否定できない。

食べることはクリアヨガ
クリーンな食べものを適切に調理し、適切に食する。その姿勢がヨガ。

死に体だった私が、人並みに生活できるレベルになり、調和が取れているなと感じられるまでになったのは、まず食べることにフォーカスしたから。

口にするものすべては無理でも、自分ができることで身体を快適にできないものかと考えた。それが野菜づくりだった。

野菜づくりと言っても肝になるのは土。自然を乱さず恵みを頂くことを考えた時に、自然農法に出会った。

雑草と小さな生物たち、そして菌。形になるまで恐ろしく時間が掛かるけど、じっくり、ゆっくり成長を見届けることは、なんだか野菜を育てながら自分を育てているみたいだ。

野菜本来の味がするのはもちろんのこと、抗酸化力を目でも身体でも感じられる。食べた後の感覚がまるで異なることに気付く。巧く言語化できないけど、食後『軽い感覚』が残る。

元気野菜を美味しく調理したくて、アーユルヴェーダの調理法を学んだ。スパイスや熱の加え方、自分の体質に合わせて食材を変化させられることがいいなと思う。"薬"という字が草+楽しいで成り立っているのを見ると、なんだか嬉しくなってしまう。

野菜づくりのタイミングはインド占星術で調べ←太古の天文学は農耕にも使われていたので。結構どころか、かなり収穫の効率上がっている感じ!豊かに育った野菜たちをアーユルベーダで調理する←アーユルヴェーダではキッチンファーマシーなんて言葉があって、台所は家族の健康を作る場所になっている。そして食べるヨガ、クリアヨガの実践←そりゃ人間だもの、時にはジャンクも食べますけどね。このリズムが私を調和させてくれていると思う

そろそろ秋野菜の準備が始まる。畑プランニングもたまらなく楽しいし、上手くいかなかった時の分析もまた楽しい。いちいちへこまない精神力も問われてるみたい。

野菜が育ち、私も育つかな。

#わたしの野菜づくり #谷口たかひさ #自然農 #オーガニック野菜
#家庭菜園 #環境破壊 #アーユルベーダ #クリアヨガ #インド占星術

この記事が参加している募集

わたしの野菜づくり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?