個人的な話だが普段連続モノのアニメを完結する前に見ることはしない。
次週を待つのが面倒なので完結してからイッキ見することが多い。

いや、そういえば前クールも原作をそろえていた「その着せ替え人形は恋をする」がアニメ化されたので毎週見てたっけ。
まぁポリシーというわけではないので。

さて、「SPY×FAMILY」。やたらとアマゾンプライムの上位に出てくるので気になって見てみた。

正直言ってなんか設定色々てんこ盛りって感じでどうなんだろ？と多少疑念を抱きながら視聴したが、これがきっちり面白い。

感覚として「あっ、このアニメかなり面白い」というのが率直な感想。

色々あるんだけれどまずアーニャが可愛い。
これ声優さんの力も大きいんだろうけどやっぱすごい。
「着せ恋」のジュジュ様と同一人物とは思えない。

アーニャは可愛いだけでなく顔芸もかなりデキる。

OP曲髭男でED曲が星野源て。
ガチで力入ってる感ハンパない。

ワンピースと同様のいい感じのジャンプらしさで笑いあり涙ありアクションあり超能力ありでまさにてんこ盛りだが、今のところオーバーフローしている感はない。

スパイに殺し屋に超能力者という設定を見て未来人と宇宙人と超能力者という某ハルヒ設定を思い出した方もおられるだろうが、日常を逸脱しすぎないレベル(一部逸脱しているは思うが)でストーリー展開されているところがこのストーリーに入り込みやすい感じになっている。

そのイイ感じの設定にプラスしてコメディタッチの中にしっかり感動ポイントを入れてくるあたりがニクい。

個人的にはストーリーが続いていくのに必要とされるポイントが3つあると考えている。

①記録(いわゆるデータ、設定のこと・・・わかりやすいのが良い)
②記憶(感情を揺さぶるポイント・・・笑いや感動を与えるエピソード)
③飽きさせない(マンネリ化させない・・・回を追うごとに面白くなっていくのが理想)

伏線は有ってしかるべきものだが伏線だらけで回収のタイミングを逸脱してしまうと飽きの原因となるだけなので伏線の使い方は大事だと思っている。

さてSPY×FAMILY。

個人的には①～③を必要十分に満たしていると考えている。
今後の展開も楽しみだ。