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【うつわイベントレポ】都心のオフィスビルで開催された蚤の市「パスザバトンマーケット」に行ってきました!

先日、「パスザバトンマーケット」というイベントに行ってきました。

このイベントは、企業のデットストックなどのお困り事を解決するために2019年にスタートした蚤の市です。

主催しているのは、かつて丸の内、表参道などにあった「PASS THE BATON」という個性的なリサイクルショップを運営していたパスザバトン。

陶器問屋さんの倉庫に眠っていたティーカップとお菓子をセットで売るなど、商品に新たな価値を生み出しているスタイルが気に入っていてよく通っていました。

お店は閉店してしまいましたが、イベントとして活動は継続。
いつか行きたいと思うこと数年… 今回初めて行ってきました

PASS THE BATON MARKET(パスザバトンマーケット)とは

看板代わり?の大きなバルーン

「⽇本の倉庫を空っぽにしよう!」という合言葉で開催している、他にはないユニークな取り組みの蚤の市です。

企業がもつデットストック品や規格外品など、何らかの事情で行き場を失った品物にスポットを当てて、その魅力を再発見してもらうというもの。
環境に配慮した消費に注目が集まっている今の時代に合ったイベントともいえますね!

【イベント概要】
日時: 2024年3月9日(土)〜10日(日) 11:00〜19:00(最終日は18時終了)
場所: KOKUYO SHINAGAWA THE CAMPUS 東京都港区港南1-8-35
選べる入場料:今回はイレギュラーで通常の入場料のほか、能登半島地震の被災地に対する応援料込みのプランから選択。
・通常の入場料:300円
・オウエン入場料:500円、1,000円
 ※小学生以下無料
出展企業:https://market.pass-the-baton.com/collaborators?id=1421
公式HP:  https://market.pass-the-baton.com/event/vol-15/


イベントに行く前に 入場方法にご注意を!

イベントに参加する前に、まず行って欲しいのが事前登録
登録は、LINEとGoogleフォームの2種類から行うことができます。

私はLINEで登録したのですが、登録方法はとても簡単!

公式ホームページに表示されるLINEのQRコードを読み取り、
LINEの画面に表示されたアドレスをクリックし、年代・何名で行くかという簡単な質問に答えるのみ。
入場の際には、LINEのトーク画面を見せればOKです。

ただ、人気イベントなので行列は必須。
並んでいる間に登録しても大丈夫だと思います。

また、このイベントは入場料がかかるので、支払方法をチェックしておきましょう。
キャッシュレスだと思っていましたが、現金での支払も可能でした。

行列はほぼ必須! 並んでいる間に行くお店をチェック

行列の最後尾に並ぶと、係の方が会場マップや出展者情報が掲載されたフリーペーパーを渡してくれます。

私の場合、待ち時間は20~30分程度。その間フリーペーパーで出店情報をあらためてチェック! いい予習時間になりました。

いよいよ入場! どんなイベントかレポートします

お目当てはうつわ! オフィスビルで開かれるユニークな陶器市へ

私が今回訪れた理由は、「ウツワのワルツ」という陶器市イベントを見るため。
九州のうつわやデットストック品が販売されるということで楽しみにしていました。

入場すると、他のブースはサクッと流してお目当ての会場へ。
コンクリート打ちっぱなしのおしゃれなオフィスの共用部(であろう)空間には、さまざまな器展が集結。

特に、都内からはアクセスが難しい、大分県の小鹿田焼や熊本の小代焼(しょうだいやき)などの品ぞろえが充実していました。

小鹿田焼のコーナー

実際に手に取って、小鉢からマグカップまでじっくり見ることができ、陶器市気分を味わえましたよ。

都内では、まだ取扱が少ない小代焼のうつわ

波佐見焼のコーナーでは、デットストック品が充実。
旅館の食事で使われていそうな、華やかで個性的なうつわが多めですが、お正月やおもてなしに、一般の家庭でも使いやすそうなものがたくさん!
扇型のうつわなど、テーブルのアクセントにあると楽しそう。

また、洋食器ブランドNIKKOの売場では、ホテルなどで使われる白いうつわのほか、リサイクル食器で作られたお米や肥料も販売。

NIKKOの「REMASTEREDシリーズ」。バックスタンプがデザインされているのが素敵!

帰宅してからお米の味が気になり、買えば良かったとちょっと後悔しました…

食器から生まれた肥料やお米

“生活にアートを”をコンセプトにデザイン性のある日用品を生み出すブランド「アマブロ」。
このブースではガラスのマグカップやボウルなど、雑貨店などで見かける商品のほか、ユニークなフォルムの一輪挿しがセール価格で販売。

お花を挿さなくてもインテリアになる優秀なアイテム。
小さくてかさばらないし、何よりお手頃! まとめ買いする方がたくさんいらっしゃいました。

さらに、ミナ ペルホネンとのコラボ商品「ミナ ペルホネン Remake tableware」シリーズのうつわも販売。

デザイナー皆川明さんによる、フリーハンドのフラワー柄が何とも素敵。
業務用食器を使用しているため、丈夫で使いやすいのでふだん使い用にそろえたくなります。

ほかのブースでは何が買えるの? 一部をご紹介

ミッフィーのぬいぐるみ

オランダのぬいぐるみメーカーBON TON TOYSのブースではさまざまな素材のミッフィーが大集合。デニム生地やオーガニックコットン、光沢のあるものなど見たことのないミッフィーがいっぱい!
入口に近いブーストいうこともあり大人気でした。

〇雑貨(バック、じゅうたん)
 ナイロンのエコバックやアウトドア雑貨のお店やペルシャ絨毯のようなラグ、アフリカンプリントのバックやポーチなど海外の手仕事品も販売。
 素材やデザインにこだわったものが多くどれも長く使えそう。
 海外のアイテムも多く旅行気分を味わえました。

〇ファション用品(アクセサリー、靴、洋服)
洋服のコーナーは、バーゲン会場さながらの混雑。
サイズがあって好みのものがあればラッキーですが、とても落ち着いて選べないので今回はスルーしました…

〇食料品

藤井聡太さんがおやつに食べたことで知られるカエル型のマリトッツォ「ケロトッツオ」

「パスザバトンの食料品店」と題して、スイーツやレトルト商品や調味料など、日本各地のさまざまな食品も販売。
年始に地震の被害があった北陸の食材もありました。

一部試食もでき、さまざまな地域の食材を試して買えるのはいいですね。

〇お花
お花屋さんでは切り花の他、ユニークな形のフラワーベースも販売。
出店場所が出口付近のため、最後にお花を求める方でにぎわっていました。

イチゴの形の花器がカワイイ!


飲食ブースもありました!

会場内には、多くはありませんがキッチンカーなど飲食を扱うお店があります。
日本茶やクラフトビールのお店など、ドリンクと軽食というパターンのお店が多めですが、カレーや丼など食事ができるお店も数店舗ありました。

ただ、飲食できるスペースが限られているので、軽くコーヒーなどで水分補給するくらいがいいかもしれません。
私もイベント後、品川駅のカフェで休憩しました。

ファミリーにもおすすめ! 子供用品やキッズスペースもあり

このイベントでは、ミキハウスなどのこども服やおもちゃなどを扱うショップのコーナーもあります。
特に海外ブランドの商品はデザインがおしゃれ。
木のおもちゃなどはインテリアとして大人でも欲しくなります。

さらに、会場近くには、ベビーカー置き場があり、入場の際はスタッフがスロープに誘導してくれます。
キッズスペースやワークショップ(事前申込が必要な場合もあり)もあるので、お子さん連れの方も十分楽しめると思います。

次回開催情報をチェック! 都心の蚤の市を体験しよう

次回の開催日程は、現時点では未定です。
ただ、去年も9月、12月に開催しているため、あと数回は開催されるのでは?と思われます。

ファッション、雑貨、食料品からお花まで、国内外のさまざまな商品が一堂に会する蚤の市。しかも、環境への配慮など作り手のこだわりを感じる、ちょっと珍しい品ぞろえが魅力です。
また、会場が休日のオフィスというのも特別な感じがして楽しいです。

興味のある方は、SNSなどで最新情報をチェックして足を運んでみてはいかがでしょう。
ただ、とても人気なイベントなので、行列覚悟で楽しんで下さいね。


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