いいから

「明けない夜はない」なんて
そんな言葉 信じなくていい
確かなことは何もないよ
今が暗くてつらいなら
じっとまるまっていよう

傷ついた脚にナイフを刺したって
立ち上がれるわけないだろう?
もういいよ 終わりにしなって

自分のこと嫌いでいい
この歌が嫌いでいい
世界を呪ってもいい
なんだっていいから
生き延びようぜ!

「何のために生きる」なんて
そんな問いに 答えなくていい
連中だってわかっちゃない
今はみじめで焦るよな
そっと隠れていよう

破れた靴に紐を通したって
歩き出せるはずないだろう?
もういいよ 捨てちまいなって

きみの不甲斐なさでいい
ぼくの頼りなさでいい
あいつの失敗でもいい
それだっていいから
笑ってみようぜ!

いまにも止まりそうな鼓動
もう感じない自分の温度
爪先から失意に溶けそうになっても
それでいいから それでもいいから
息だけは絶やすな 微かでも

見つけだしてやる

きみがここにいなくても
ぼくはきみを知ってる
そこに届くまで唄うから
もし朝がきたときには
笑っていようぜ!

自分が好きになる日も
この歌がわかる日も
世界を愛せる日も
疑っていいから
生き延びようぜ!

それでいいから

キミはそのままで

そしていつの日にか
笑って出逢おうぜ

執筆活動で生計を立てるという目標を持っております!!