おっさんずラブへの愛を綴る②巧みな演出とストーリーを盛り上げる主題歌

見逃し配信の再生回数がすごいことになってますね。
100万回突破したのは、テレ朝史上初だそうです。
加えて、円盤予約数もテレ朝ドラマ史上最高ということで、視聴率に貢献させてもらえないなら、他の方法で盛り上げるしかないっしょ!!って、そこはかとなく感じるオタク魂。
かくいう私も各話2ケタ爆回し&円盤予約済であります。キリッ!!
(観たいから観てるし、欲しいから予約してるんですよ、もちろん)
まあかなり話題になったドラマですし、単純に興味を持たれた方がたくさんおられるということに間違いないとは思いますし、ただの妄想です。

ということで、エア8話まで紡がれてしまうほどの人気ぶりをみせる「おっさんずラブ」の魅力について、またうだうだと語りたいと思います。
徳尾さんのツイート、面白かったしなんだか胸アツだったなぁ・・・。

とにかく細かい!巧みな演出
俳優さんの素晴らしい演技を彩る、大切な演出や小道具。
真剣に、でも遊び心を持って丁寧に作られてるなあと感じられました。
一番に思い浮かぶのは、やっぱ光物ですよね。そんな表現したらコハダ食べたくなるね。
さくっと思いつく感じでは、
①部長のド迫力音割れ告白
②部長、春田にフラれる~我々の代弁者蝶子さんを添えて~
③実写版未来予想図Ⅱ
④達筆お手紙・君に会えてよかった
このあたりの背景の照明が、ハートやらダイヤやらになってて、初めて見たときはその細かい仕事に感動した。
あれ、これ全部、部長のシーンだな(今更)。
部長の可愛さを強調させる演出になっていたわけか。
部長の自宅の間接照明のカラーで、部長や蝶子さんの感情を表現してるのも良かった。
タイトルバックも毎回凝ってた!!個人的には2話が好き。
あとは、小道具のこだわり感じたねー。
天空不動産の部長の部屋、ブラインド仕様にしたのは本当グッジョブ。
刑事ドラマかなっていうブラインド越しの部長eye(結構つぶら)が面白かった。
俳優さんのスーツはそれぞれの役柄に合ったカラーを選んでるっていうのはプロデューサーの貴島さんもインタビューでおっしゃってたから有名な話だけど、私服にもこだわっていたようで。
どなたかが青い鳥で、現在進行形のシーンでは今季発売の服で、過去シーンでは過去シーズンの服になってるってつぶやいてらっしゃって、もし意図してやってたらちょっと細かすぎて鳥肌モン(裏取はしてません)。
でもさ、牧宅にあいさつに行くときの2人の服装なんか、色味とか何気にオソロっぽくしてて、牧の可愛さがめちゃくちゃ演出できてた。これは確信犯。わかってるぅ。
あと、最終回のラストシーン、テーブルの上にレインボーカラーのスーツケースベルト?置かれてたのは、本当素敵演出だと思った。

現場で製作してらっしゃる方たちの姿勢って、直接は見えなくても絶対視聴者に伝わるものだと思う。手抜きも、真剣さも、遊び心も。
このドラマって、ストーリーや俳優陣の名演技もさることながら、製作現場の裏方さんたちの仕事の熱が、多くの視聴者に支持された要因の一つだったと思うんだ。
本当、素晴らしかった!!星3つ!!!

スキマスイッチ「Revival」イントロの秀逸さ
あとさ、主題歌って、結構ドラマイメージを形取る、重要な役割を果たすものだと思うんだよね。
初めて主題歌聴いたとき、正直「あんまりパッとしないな」と思ったんです。
「ラブストーリーは突然に」や「Love so sweet」とかが持ってる、この曲以外に考えられないでしょ!どうだ!みたいな強さは無かった。
ところがですよ奥さん、この楽曲、このドラマへの溶け込み方がすごかった。
私なりに考察したところ(音楽ド素人)、イントロの爆発力が素晴らしかったと思うのです。
前回もちらりと述べましたが、このドラマは回を重ねる毎に神回を更新させるがために、ラストのシーンが過去話も含めての盛り上がりピークポイントなんです。
そこにあの印象的かつ爆発力のあるイントロは、さらに観てる側の気持ちを盛り上げますよね。
5話、春田のこぼれた感じの笑顔、からの、このイントロの流れはヒエーってなった。
でも、主張するのはイントロだけなんです。
あとは、ストーリーの余韻を邪魔せず、心地良いBGMになってくれてる。
6話終ってから「Revival」の意味が“復活”だと知って、もうその時は震えた。脳が、ふる、えた。
気付けば日常生活で頭の中鬼リピですわ。
マジ土下座。ドラマに寄り添ってくれる、最高の主題歌だった。
さすがスキマスイッチだった。

まだまだ綴ります。

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