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犬を飼うということ。前編

ペット迎えるまでのストーリー

-全てに満ち溢れて充実した日々から一変の選択-

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17年前、三十路が近づいても最愛のパートナーを見つけて結婚するということに縁を感じなくなっていた私。

当時ドストライクの彼氏と大、大恋愛をして、結婚間近と浮かれていた20代前半を過ごし、若いママになるのが夢だったにもかかわらず、マリッジブルーの果て、25歳で自ら破局を選択してしまった。

「まだいくらでも素敵な出会い、あるんじゃないかな。」

人生経験豊富な年上の友人や既婚者に相談すると、よく言われた言葉。

ただ、話しを聞いてアドバイスをしてくれた程度だったのに。

「自分の人生でこれ程大事だと思える人とは、もう出会えないかも知れない。」そう、心から愛して止まない彼の事を、良く知りもしない他人の言葉に左右されて失うなんて、「イタイこと」をした。

いきなり、映画レビュー!

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画像:https://www.amazon.co.jp/より

「リベンジgirl 」予告編
「イタイ女の子」が裏切りと屈辱を乗り越えて、〝本物のキレイ〟をつかみ、成功していく映画です。

最近観たのですが、25歳当時の自分を彷彿とさせるシンパシーを感じました。

「つまらない嘘をつくな!お前は馬鹿正直で、周りに「イタイ」と思われているくらいがお似合いだ!!」

そう、異性からストレート言われてしまう主人公を、桐谷美玲さんが好演されています。

「イタイ」と思われているくらいがお似合い。そんなふうに言い放たれてしまうそれこそ「イタイシーン」のようで

主人公に惹かれていることを匂わせているなので、キュンとしてしまいました。

そんな、俺様キャラ!?の異性に

果たしてどなたでもキュンキュンするのか、是非感想をお寄せ下さい。

キャストそれぞれが不器用ながらも、多感に困難へ挑む姿がハートフル。単純な私は素直に感動しました。

かつての自分も、情熱的で直向きで嘘がなく、後悔だけはしない!と努力していたのではないか。

映画を観て、改めて過去は変えられないけど未来は変えられる!!そうやって頑張ってきたと、懐かしく自分を振り返りました。

と、いうことで!

話題を私自身のストーリーに戻します。

若くてチヤホヤされるのも限界を迎える年齢でフリーになってしまった私にとって、なんでも話せて仲の良かった友達たちはというと。

次々育んできた愛が実って結婚が決まり、「住む世界」が違っていきました。

ある日、久しぶりに連絡くれた同級生。中小企業ながら、課長クラスのポジションに抜擢されていて、キャリア組となっていました。

そして、部下の年下クンと社内恋愛中という秘密を打ち明けてくれました。

単純な私は大事な胸の内を話してくれたことが嬉しかったのですが。

その恋が将来性がないとかで、不安なのかな・・・。ふと知り合いレベルの誰かに意見を聞いたりしたったんだろうな、と気付きました。

私は悩むのに疲れて、すでにおひとりさま。

ひとりの時間を楽しもう。趣味を持とうと、以前から興味があった和文化をたしなむ「茶道・華道・着付け全て半日で学べる」。そんなお稽古の体験レッスンへ行きました。

お茶やお花がやりたかったのに、まずはやっぱり着物を知ることからだなと、着付けをはじめて。ヨガは60分、週2回を習慣にして。

週末はサーフィンをしていた男友達の影響で、海に行くライフワークを継続したくて(その男友達と仲良くなりたくて)ボディボードをはじめていました。

趣味を通じて出会う方たちが気さくでレッスンは楽しかったです。

3か月に1回のペースで一緒に映画を観に行っていた友達に「アクティブに海に出かけるとか、週に2回はヨガなんて、どこに向かっているの?」と不思議がられ。

恋愛では3ヶ月ごと、話したいことが変わっていたので、展開が早いと言われていました。

今こうして振り返ると、私は結婚間近だったはずが、衝動的に別れを選んでしまったことを後悔するより、今を生きる喜びや楽しみを感じたかったんですよね。

本当は、お互い一緒にいられることが至福の時。最高に幸せ!なんて出会いに恵まれることがどんなに素敵で、簡単なことではないという現実。そしてドラマの主人公みたいに身も心もキラキラしてた過去の自分がいたこと。

それらを思い出さない日が一度もなくて、足搔き、悶えるような毎日でした。


従順なパートナーと出会う 

ある日ふと、大事そうに犬を可愛がっていた友達のことを思い出しました。飼い主に従順なワンちゃんを迎えることは最愛にして最強のパートナーに出会うこと。

思い立ったが吉日、ペットショップを巡り出会えたのが、チョコラと名付けたミニチュアダックスフンドでした。



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