アフターコロナの新人戦事情

画像1

さて、選手権全国大会が無事終われば、直後の1/16からは新人戦が始まります。原則として各会場無観客。とされていますが、まぁ、関係ないギャラリーが見に来ないように会場は非公開だよ。というレベルなのか?保護者も一切来ないでね、というレベルなのかは、この年末年始のウイルス感染症のひろまり具合によるのかな?と思います。

さて、新人戦というのは、普通は前の代の三年生が引退したあとに、新チームが発足し、二年生、一年生の競争から少しずつ、次の代のチームが形成されていく合間にある貴重な公式戦。という印象を持っています。以前、息子が二年生だった頃には新チームでレギュラーナンバーの背番号を背負ったこともあったなぁ。と思いだします。県大会本戦は怪我してて出れませんでしたけどね。

で、例年はそういうチームが多いと思いますが、コロナの影響を考えると今年はチームによって事情はそれぞれ違いがいつもよりありそうです。2020年は4月から5月にかけて緊急事態宣言もあり、夏の一大イベント、インターハイ。全国高校総体が中止となってしまいました。多くの部活生が目標としていた大会を失い、大舞台を目指すことなく引退を余儀なくされたわけです。その無念さたるや、はかり知れません。サッカーでも、インターハイ開催がない時点で、先の見通しもなく、例年に比べても多くの高校三年生がこの時点で引退を決めたように思います。もちろん、最後の選手権が開催されることを願い、その後も部活動を続けたサッカー部員は多かったわけですが。

ということはですね、簡潔に言うと

・夏場の活動再開から既に三年生はおらず、二年生、一年生のチームに移行して、選手権も戦っている、下級生が経験値を積み重ねているチーム。

・三年生が最後まで残って選手権で全国大会を目指し、10月、11月まで前の代のチームがメインで活動しており、新しいチームで戦い始めたのはつい最近というチーム

の両極端に分かれているのではないか?という仮説が成り立つと思うんです。おまけに県リーグも上位のリーグになればなるほど消化が早く、つまりは旧チーム中心に戦っている。下位リーグはまだ終わってなく、二年生以下のチームが更に経験値を重ねている。そういうことになるのでは?

これだけの条件下では、選手権の決勝トーナメントを戦ったいわゆる強豪校とされているチームも、連係などの面で不安があり、既に半年連係を深めているチームとの差があまりない可能性があるぞ。と思うわけです。つまりは、下剋上のチャンスなのです。

そうは言っても、選手権の決勝トーナメントを戦った強豪校にも二年生や一年生のメンバーもいるわけで、貴重な経験を積んでいるわけですから、それを新チームに活かして難なく勝ち上がるかもしれません。どんな結果になるか楽しみではあります。荒れるのか?荒れないのか?





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?