関東予選、無事終了

5/9 @ゼットエーオリプリ

日体大柏2(5PK4)2八千代

関東予選は上記二校が関東進出を決定。優勝の日体大柏がAグループ。準優勝の八千代がBグループでの戦いに挑みます。Bグループで優勝すると🥉3位、みたいな不思議なレギュレーションなんだよね。(2018年の習志野が関東B代表だったんですけど、その経験を活かして総体では市船、流経を撃破したのは記憶に新しいところ)

昨年は関東予選もインターハイも中止になってしまったことを考えると、とにかく無事開催されて良かった、というのが第一印象。インターハイも全国大会含め開催されますように。(かえすがえす2020年世代が気の毒でならないが)

決勝は58分に日体大柏⑭中村駿輝くんのコーナーキック直接ゴールで先制。72分に日体大柏⑦吉田眞翔くんのゴールで追加点、2-0で優位に立つが、八千代も反撃、すぐさま74分にコーナーからの折り返しを③松野聖哉くんが押し込んで1点差に詰め寄り、77分には後半から交代出場の⑫田中颯真くんが裏抜けからゴールを決めて追いつく、という劇的な展開に。延長戦は日体大柏攻勢、八千代カウンターも両チーム突き放せず、PK戦での決着に。PK四人目失敗の八千代に対して5人全員が決めた日体大柏に軍配が上がった。

日体大柏については、やはりレイソルとの提携以降、良質な選手が毎年集まり、抜群に厚い選手層のなかから競争を勝ち抜いた選手たちがトップチームで活躍している印象。2019年のインターハイ県制覇も決してフロックではなく(そもそも市船と流経を倒さないといけない千葉県予選にフロックなど存在しないのだが)、今年もプレミア勢を脅かす存在たり得るであろう。まだまだ怪我で出ていない選手もいたり、長期リハビリ中の有望選手もいたりするので、その辺りが復活してきたらどんなチームになっちゃうんだろう?というワクワク感もありますね。ちょっとどこかで生観戦の機会を作らないとなぁ。

八千代に関しては年々プレースピードと正確性が向上している印象。(もちろんどの高校も年々サッカーの質そのものは海外サッカーなどの情報が潤沢に入ってくるこの世の中ではどんどん上がって然るべしなのではあるが)これはやはり人工芝化による、普段の練習からの取り組みの成果、および、人工芝化以降(近隣の八千代松陰という私学の存在があったのだが)選手が八千代高校の環境を選んで集まって来る傾向が更に強くなったのではないか?と推察する。ちょっと前の習志野高校も人工芝化から数年後に結果を出していたことからも、関連性を感じます。かつてはスピーディでダイナミックな選手が多かったが、テクニシャンはあまり志向してなかったような気がするのですが、今の八千代にはかなりのテクニシャンもいて、色んなタイプの選手が揃っていると思います(注:過去にも素晴らしいテクニシャンはもちろん居ました)残念ながらPK失敗した選手、私の観た試合では凄いキレのあるドリブラーで躍動してたんですよね。今後に期待しています!

ベスト4入りの暁星国際、専大松戸も準決勝でも紙一重の差だったのかな?と思いますし、(暁星国際は観れてないので、ここも要チェックや!なのですがby相田彦一)ベスト8や16で散ったチームも総体では虎視眈々と上位進出を狙って来るでしょう。

残念ながらスタジアム開催の準決勝、決勝以外は無観客で開催された今年の関東予選でしたが、メディアのカメラ担当として2回戦からR8まで計4日間ピッチサイドに立たせて頂くことが出来ました。紙媒体の雑誌ですので直ぐに画像をお届けは出来ませんが、紙だからこそ購入して手元に置いて保管し、いつか自分の子供に見せたり、などということもあるのではないかなぁ?と思っています。私が雑誌が好きなだけかもしれませんが。どれが掲載されるか私もわからないのですが選手の皆さん、父兄の皆さん楽しみに待っていて頂ければ幸いです。



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