2.5次元というジャンル

相変わらず情緒とメンタルとテンションと全てがおかしい私です。
bfロスが激しくて配信をちょいちょい見返していろいろ考えていて、そもそもこの作品を2.5次元でやることについて考えたりしてました。

ということでBANANA FISH中心に2.5次元に軽く思ったことを語ります。

そもそも以前の記事でも書いたことあるのですが、元々は2.5次元反対派というか完全にスルーする方向でいました。
なぜなら2.5次元という以上原作の二次元作品が合って、そこに自分の推しがいて、舞台化したときに自分の推しが推しでなくなるのが嫌だからです。

それはエーステ秋冬を見て原作からの推しの太一くんを赤澤遼太郎さんがすごく素敵に演じてくださったお陰で2.5次元に興味を持つことができました。

それでも二次元だからこその世界とかキャラクターとかもあると思うし、2.5次元全部が好き!とはいかないし、原作通りだ!で終わってほしくもなく、原作ある中で舞台化するなら舞台化でやる意味も見たいし。

ソシャゲ、漫画、アニメ、舞台、ミュージカル、ドラマ、映画といろんな展開がある中でそれぞれ良いところもあれば人によっては悪いところ苦手なところとかもあると思うんです。

舞台化するくらいの作品なら原作も結構な人気があるものだろうし、人気出るだけクオリティの高いものなんだと思います。

ここからbfの話になってくるのですが。bfは原作は少女漫画でアニメ化もされています。
個人的な感想ですが、アニメの出来がむちゃくちゃ良かったんですよ。
原作は3巻くらいまでと番外編しか読んでいないので偉そうに語れる立場では全くないんですが、本当に。アニメむっちゃ良かった。

だからこそこんなにもクオリティ高い原作からさらに踏み出した展開をやってさらにまだ舞台化する必要ある?ともちょっとだけ思うわけです。
推しが出るっていうことでそこまで頭周らなかったけど今となっては。

舞台化の良いところを簡単に上げるならば、動いてるとこ見える、近い距離で目の前で見れる、リアルに感じられるってことだと思ってます。

漫画とかソシャゲなら動いてるキャラたちを見られるだけでやったー!ってなるけど、アニメをやっている以上動くキャラは見てるんですよ。
もちろん平面ではあるけど、動くしストーリーのひとつひとつをすごくリアルに感じてものすごく感情移入して見ていたし。

なら舞台でやった意味は?それでも舞台がすごい良かったのはなんで?

っていろいろふわっと考えていました。

舞台はアニメより原作よりも時間が短い分どうしても削らないといけないお話やシーンもあるし、アニメと比べれば話が淡々と進んでしまって感情移入しきれない、してもすぐに次のシーンに移るから感情を噛みしめれないということはやっぱりあったんですね。
もちろん舞台上でやる上で必要なお話やって、そこから装飾するお話の選び方、シーンの作り方とかそういうなのがすごい良くて満足はしてるんですけど、あえて言うのであれば。

ただそれでも舞台が良かったと思うのはやっぱり生で観たからが大きいんですが、リアルに感じるんですよね。
アニメでもリアルに感じていたけど、1人1人をただの作品中の1キャラクターではなく、1人の人間として見てとても辛かったけど。

それでも舞台だと本当にその1人の人間なんですよ。
前編においてとても苦しかったショーター・ウォンという人間が目の前にいるんです。
そして目の前でいろいろ苦しみ、苦しめられアッシュの、英二の、その場にいる人間にいろいろな思いができます。

アクションも多かったんですが、アニメだと流血もするしその場で傷もできるし見ているものとしてはそっちの方がリアル感はあるかなと思うんですが、そういったものがなくても見ているものにプラスして感じられる雰囲気とか空気とかが本当にその場で乱闘騒ぎみたいなのが起きてて追いかけて追いかけられて、逃げて、殺されるし殺そうとするし。

そういうBANANA FISHの世界が舞台上にあって作品内にフルダイブしてるみたいなそういう感覚だと思うんですよね。

ただ動いてるだけじゃない、本当に人間が演じるからこそのリアルさを体験できるから2.5次元としての作品がとても良くて、それを感じられる舞台は素晴らしいものなんだなと思いました。

また、アニメだとあくまでも絵で動かせるけど舞台だと人間が動くからアクションとか表情とかそういったものの説得力がある感じもしました。

もちろんこれらは役者さんだけでなく、話をぎゅっと絞った上で成立させられる脚本から演出からそれらを受けとって作り出す役者さん、それらを支えるそのほかたくさんの関係者の方々、全員の努力があって、結果を出せるまでだからこそ良かったといえるので、見る側として本当に感謝しかないです。

bfで人生2回目3回目の生観劇だったんですけど本当に心の底から舞台ってすごいな、良いなって思いました。
生の空気感が本当にすごい。見ていて本当に息止まるし怖かった。

ただ生が良いのはもちろんですが、配信で見ていると配信でアップに映るからこそ気付けるシーンとかもたくさんあってそれも良いなってなりました!
もちろん生で観るのが一番だけど、アッシュがマービンを誘って…みたいなシーンでアッシュが画面にアップで映って舌の動きがちらっと見えるんですよ。
それがなんか…あの変態マービンを誘う説得力あるし誘われてしまうなとも思うし、あれは生観劇でも気づけないことだったので配信で見られて良かったなあと思っています。

後は口移しシーンの英二の目の動きとか!!

って言いだしたらキリないので最後に言いたいことを。

岡宮さんを知ったのがいうて乱舞音曲祭の千秋楽だったので1月下旬で水江さんと仲が良いとかも全然知らなかったんですよ。
はまってから同じ事務所なことを知ってbfの取材もろもろで仲良いんだーってことを知って。
事前特番とかも見て本当に水江建太さんと岡宮来夢さんがこの関係だからこそできるアッシュと英二でこの2人だからこそできた舞台だなと感じました。

岡宮さんだからこそ言えるセリフと事前特番で言われていて、私もそれを感じる部分がたくさんあったんですが、単純に岡宮さん自身だからだけでなくていう相手が水江さんの演じるアッシュだからだなと言葉にはできないけど思うところがありました。

本当にこの2人でBANANA FISHをやってくれて本当に良かったなと。
もちろんその他の方々もですが!!!!!

良すぎて良すぎて…良ければよいほど、どうしても殺したい気持ちが出てきすぎて役者さんに対して「下手くそであってくれ!!」と思ったのは初めてな勢いでしたw
下手くそであったら私のメンタルこんなにならないもの・・・

いやー本当に素晴らしかった。

まだまだ2.5次元そのものにすごく前向きかと言われると?ってところもありますが、今まで見たいに二次元作品において「重大発表!舞台化決定!」って言われてはあ???とはならないと思います。

キャストとかもろもろ不安もあるだろうけど、きっと今までで一番楽しみな気持ちで続報を待てると思う。
そう思えるだけの作品を実際に見ることができて本当に幸せだなと思います。

今後ともたくさんの2.5次元、オリジナルの舞台とかも上演できる世の中でありますように。

それに私が観に行けますように!!!!!!!!!!!!!!!

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