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仕事の何がイヤなんだろう(本のはなし4)

「私の仕事と人生、これでいいの?」という帯に目がいき、読んでみた。『店長がバカすぎて』(早見和真)

本屋さんで働く契約社員の谷原京子さんは、毎日イラついている。「もう辞める」といつも思っている。けど……というお話。


私は仕事の何がイヤなんだろう……。

そうそう、通勤がイヤだ。人の多い電車に乗り、ぐらぐら揺られ、隣に座った人のゲームを動かす手や、ながらスマホでたらりんたらりん歩いている人にイラつく。保育園では保護者に子どもの苦手な部分を伝えると、「うちの子は園で問題視されている」と言われる。人手がなくて年休が自由に取れない。など。考えると、まだまだ出てくる出てくる。

通勤に関しては職場を家の近くに選択すればよいのだろうけど、金銭的なことや新しい環境への負担などを考えると腰が重い。保護者に関しては様々な価値観の人がいるので、すべて同じ考えになるなんて不可能。理解してもらう努力は必要だけど、ここも仕方がない。年休に関しても、人を入れてもらうように上に訴えても管理計画があると言われるし、組織で働いている以上周りを無視して勝手に休むなんてそんな非常識な人間ではない。

「どこに行ってもイヤなことはあるんだから」とよくパートのおばちゃんに言われた。今いる場所で良い所を探して働いていくことなんだろうね。でももうムリだ!ってなったら逃げるのもあり。あれこれ考えすぎるからイヤだイヤだと思ってしまうんだ。もっと気楽に考えられるようになりたいものだ。仕事は仕事と割り切って働くことだね。仕事があること、お給料をいただいていることはありがたいことです。偉いぞ私、よくやっている!と自分で自分を褒めるのだ。

よし、今日はパピコを食べよう。(安あがりな私……)



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