まあまあな映画好き人、の原点


なにから書いたらいいのかしら。
自分の感情を言葉にするのはすごく難しいのだけど、かといってほかに表現する術も知らないので
ひたすらスマホでぽちぽちしたりパソコンかたかたしたりして、どうにか頭の中の整理をしています。
長年の付き合いの保育士にあんたちょっと多動!と言われて初めて気づいたのですが、話がぽんぽん変わるのでご容赦ください。おもしろいくらいに気になることから手をつけてしまうのだよ…なおらん…

映画にはまり始めたのは大学生くらいの時だったかな
CDショップでバイトし始めた頃か自分が応援していた人が映画主演を務めた頃から
「サマータイムマシンブルース」をいつ見たんだろう、あれがきっかけかも。衝撃だった~ヨーロッパ企画の舞台が元で、ゆるくてわくわくしてちょっとはらはらしちゃうような映画で
もしかしたら「ジョゼと虎と魚たち」かもしれない
ああ、ジョゼかなあ。なつかしいなあ、胸がぎゅうっと締め付けられてしまって、そのあとしばらくほどけなかった
どちらも日本映画のいいところ詰まってる…って気持ちになった映画

そういうのがきっかけでずぶずぶ邦画にだだはまり
山下敦弘監督の作品ざーーっと見たり、園子温監督を理解したくてできなかったり
そういえばインナーイヤホンで「冷たい熱帯魚」を見て、生まれて初めて背中がぶわってぞわぞわしたんだよな。絶対に窓開けた部屋でテレビで普通に見るべきだった(直に音が来るのえぐすぎるから雑音欲しい)
「地獄でなぜ悪い」の戦闘シーンが軽すぎて笑いながら見たのは覚えてる

とにかくマイ映画好きの始まりは邦画
当時まだサブスクも主流ではなかったし、レンタルしまくって
ディスクケースの背中の題字フォントとか、ケースの表紙とかを見て選ぶのとっても楽しいんよねえ
フォントはカクカクよりまるっとしてるものが好き
色の組み合わせもトーンも全部、自分の好みにぴたっと合うものは大体、映画自体も好き

洋画の入りは「グランドブタペストホテル」かな
ウェス・アンダーソン監督の左右対称、平行移動、マンドリンぽろぽろ、顔なじみの役者さん
左右対称という四字熟語が大好きなんですよね
どちらのバランスも整っている状態、美
もはや、映えとかじゃなくてとにかく美しくて
私の中では消化しきれないくらい美的センスが詰まってる映画たち~
うっとりできるから大好きです。
感情移入する暇も与えてくれないスピード感あるシーンも好き
あっ死んだ!みたいなのとかあったな笑
一番好きなのは多分「ダージリン急行」
オーウェン・ウィルソンはなぜあんなに味が出るんだ、いろんな味が

もうひとり、好きな監督
ポール・トーマス・アンダーソン監督
ブルーチーズが好きな人はこういう気持ちなんだろうか
臭いのに食べたくなる、食べたら臭いのに美味しい…
まあブルーチーズ食べたことないんですけど
こちらの監督は、映画の話をすると共鳴する友人に教えていただいた方
初めて見たのは「パンチ・ドランク・ラブ」
ずっと混乱してたんだけど、見終わってから残った気持ちは「なんか…すごく、、よかった…」なわけ

冷静に考えたらおかしなことが起きてたり、どうしてそうなる?みたいなこともあるのに、最終的にすごく好きになっちゃう。魔法
美貌!みたいな人が出てくるわけでもなく、どちらかといえば、まあはっきり言ったら地味なお顔立ちの役者さんばかり出てくるし
ほら、話し始めたら止まらなくて既にウェス・アンダーソンよりも長くしゃべってる怖い
ブルーチーズはたまに食べるくらいがおいしいと思うので、他に「リコリス・ピザ」しか見てません。
でも「リコリス・ピザ」は、PTA作品であることに気付いて興奮して映画館まで行っちゃったもんね
熱量~

そんな感じでいろいろ見るようになって、今に至る。

転勤で田舎に飛ばされた時も、コロナでずっと家にいなきゃいけなかった時も、いつでも、いろんな気持ちにさせてもらえる映画がとっても好きです。

まだ何を書いていこうか迷っているけどひとまず終わり。

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