おかあさんだって頑張ってるのに次男は完全なおとうさんっ子

うちは夫婦共働き
私の職場が家から遠いため2人の子どもを預けている保育園への送り迎えはおとうさんの担当

ある日曜日の朝
泣いている1歳の次男を寝室に迎えに行き
「おはよう」と顔を覗くと首を横に振る次男
泣いているから迎えに行ったのに
抱っこを拒否される

おとうさんっ子の次男の気持ちを察し
「おとうさんがいいの?」
と聞くと大きくうなずく
「じゃあ、おとうさんのところに行こうか」
と返すと素直に私のところへ来てくれる

あんなに長い間私のお腹の中にいたのに
あんなに痛みに耐えて産んだのに
育休の間はずーっと一緒にいたのに
いまの私は2番手らしい

次男が本当に寂しい時
甘えたいのはおとうさん

"おかあさん"としてはさみしいけれど
毎朝保育園に送ってくれるのも
お迎えに来てくれるのも
お風呂で一緒に遊んでくれるのも
全部おとうさん
そりゃ〜おとうさんが1番になるよね

でも、おかげでちょっぴり世間のパパの気持ちがわかるようになった

「家族のために働いているのに、ママの方がいいなんて、そりゃないよー!パパだってこんなに好きなのにぃ!」

私だって
早起きしてご飯を作ったり
子どもたちに会いたい気持ち我慢して
お仕事してるんだけどなー

でも、自分のそばにいてくれる人が1番の心の拠り所になるのは当然のこと

「もぉ、仕事なんて辞めてやる!!」

って言ってみるものの、そんな勇気はなく、結局また電車に揺られてる朝・・・
それに、私が仕事を辞めて子どもにとって1番になっても、今度はおとうさんが2番手になるだけのこと

じゃあ、いま何ができるのか・・・

子どもたちと遊べる時間は家事を終えてから寝るまでの約20分

でも定時上がりするために頭フル回転で仕事して、帰ってきたらお腹空いてる家族のためにフルスピードで家事をこなして、もう夜はココロもカラダもヘトヘト、、、

体力使わず何ができるかな???

夜ご飯の時に「今日はどんな1日でしたか?」とみんなでお話をする。
「ごはんたべるのてつだって」という日は、私のお膝に乗せて食べさせてあげる。
1人でテレビを見るのは寂しいよって時はちょっとだけお皿洗いを先延ばしにする。

お話ができる長男にはそんなこともできるけど、次男はそもそも私に甘えない・・・

だからできることは少しだけ

オムツを替えた後に、ぎゅっと抱きしめて、ほっぺにチュッてする。
眠る時には絵本を一冊読んで「いい夢が見れますように」っておまじないをかけてあげる。

こんなことくらい。

今の私は"おとうさん"には敵わない
でも、大切に思う気持ちは変わらない

次男にとって"おかあさん"が2番手でも
私がこの子の"おかあさん"であることに変わりない

たくさんの時間を一緒に過ごせなくて「ごめんね」って泣くよりも
「おかあさんだって好きなのにー」って、くすぐりながら"おかあさん"が笑っていれば
次男も笑顔で返してくれる

それに、忖度せずに好きなものは好きと言える次男ってステキかも!!(完全な親バカ☆笑)

私が1番になることよりも
次男のためにいますべきこと
それは次男のこのまっすぐさを
大切にしてあげること

なのかもしれない。

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