不妊治療再開の決意と図書館であった出来事

こんにちは
8月初めに流産手術を受けた後、お盆明けの診察で医師から「術後の経過は良好。次の生理が来たら不妊治療も再開できる」とのお墨付きをいただいたものの、今後の不妊治療をどうするかずっと悩んでいました。

治療の再開を考えると、激痛だった人工授精と排卵誘発剤の副作用で卵巣が腫れ、腹痛が続いたことなど諸々の負担を考えると、気持ちは憂鬱になる。
加えて前回、妊娠の喜びから流産、手術という渦中は心労が大変大きかった。
出来るだけ早い再開を望む旦那とは違い、私の方はすぐ再開という気持ちにはなれずにいました。

けれど最近、もう一度だけやってみようと前向きな気持ちが戻ってきました。
再開するかどうかこんなに迷うということは、まだ治療に未練があるんだという自分の気持ちに気が付いたこと。
そして、術後の体調が良好なこと。先日、掃除や片付けなどが主のボランティアに参加し、今の自分の体力に自信が持てたことも大きいと思います。(休職中のため。久々の社会参加の機会も嬉しかった。ボランティアは継続するつもりです。)
今日は定期通院している心療内科で治療再開を決めた旨を伝えました。人に話すことでより気持ちがかたまる気がします。

治療再開予定の今月19日まで、引き続ぎコンディションを整えたいです。
無理はしないよう、でも、できるだけのことはやってみたいと思います

話変わって、今日、考えさせられる出来事がありました。
図書館に出かけた時のこと
私が返却棚の本(自由に手に取ってよい)を見ていると、杖を持った高齢の男性の手が私の腕に触れました。少々びっくりしていると、
男性に「ここはカウンターですか」と尋ねられました。
「いえ、違いますよ。」と答えると「すみません!」と恐縮して謝る男性。

場所を伝えようと、「カウンターはあちらですよ。」と私はカウンターのある場所を指したのですが、すぐに気が付きました。それでは伝わらないと。
返却棚をカウンターと間違えてしまったということはおそらく目が見えにくいのだろう。

しかし、お連れするにも、体にむやみに触れてもいいのか。いや、いくら高齢男性とはいえ、勝手に触ってはダメだろう。カバン越しに誘導しようか。どうしたら良いのか迷ってしまいました。
「どうされました?」困っている様子に気が付いたのか職員の方が声をかけてくれました。
事情を伝えると、職員の方は男性に丁寧に声をかけ、カウンターにお連れしていました。(見ているとやはり体には触れず、本が入った手提げ越しに誘導されていました)
職員の方は私に「ありがとうございました。」と言ってくれましたが
職員の方に任せた方が安心と思いつつ、これでよかったのかと少しもやもやしてしまった出来事でした。





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