宇宙船と神の使い
「宇宙船!宇宙船!」と早朝から甲高い声がリビングに響き渡る。何事??
りんとすうが三女つーちゃん(1歳)を浮き輪3段のてっぺんに乗せてあちらこちらと移動する。
こんなちっちゃい可愛い宇宙人なら今すぐ大歓迎だ。本物のおっぱい星人です。
この三連休の子どもたちは、庭に設置したプールで朝から夕方近くまで水遊び三昧。なんの心配も無く、時間の制限も無く、ただただ今を楽しむ。お腹が空いたら水着のまま目の前の菜園からミニトマトをもぎって、プールの中にぷかぷかと浮かせて食べるというわんぱく。
すでに夏休み明けのような、こんがり小麦色の肌になった姉妹。今日登校後「どこ行ってきたのー?」と聞かれること間違いなし。敷地から一歩も出てない。
ビニールハウス内にアゲハ蝶が死んでたと持ってきたりん。
蝶々の死骸は、動物や昆虫にすぐさま捕食されるので、ここまで綺麗な状態のアゲハ蝶の死骸を見たのは初めて。蝶々は翅を閉じて亡くなるので、きっと誤ってビニールハウスに迷い込み、高温の中で翅を折り畳む余裕すら無くあっという間に命が尽きたんだろう。死んだばかりの美しい状態の蝶々を手にとってじっくり観察できる機会は滅多に無いので、挨拶を済ませてから翅を触らせてもらった。湿度がまるで無くカチカチだ。もう少し細かく観察したかったけれど、つーちゃんが握り潰してしまいそうなのですぐにお別れ。
翅を広げたままの美しい状態のアゲハ蝶の死骸を見つけたのはりん。
昨年の夏、朝顔の花が開く瞬間を観察できたのもりん。鉢の前でじっと待っていたわけではなく、偶然開く瞬間に居合わせたのだ。
米農家さんでもなかなかお目にかかることのない2時間ほどしか開花しないという噂のお米の花を今年の夏は拝める気がする。
厄介な思考を手放そう。
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