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インド🇮🇳旅行記(2)インドで感じたこと

前回はインド旅行のプランニングとオーガナイゼーションについてシェアさせていただきました。

今回は実際インドを訪ねてみての率直な印象、想像と違ったこと、驚いたこと、不思議に思ったことをとりとめもなくシェアさせていただきたいと思います。

🇮🇳道端のゴミ
デリーのような大きく発展した街でも、普通の小径に入るとゴミに溢れている…ゴミの処理は地方政府の仕事と思うのでその部分がうまく機能していないのと思いますが、一体なぜなのか。
因みにインド全土で2022/7/1から使い捨てのプラスチック袋の製造と販売が禁止されたようなので、これからマシになるだろうと言うのが現地の方の言い分ですが…
デリーやラジャスタンの首都ジャイプールはゴミに溢れていたのですが、ラジャスタンの二番目に大きな街ジョッドプールには比較的道端のゴミが少なく、気になって現地ガイドに聞いてみたところ、ジョッドプールはどちらかと言うとビジネス街であることと、2023/2月にG20が来るので気をつけているからとのことでした。

🇮🇳他民族に侵略され破壊され続けて来た歴史とヒンドゥーの文化
私たちはニューデリー空港に着いてデリー観光から始め、その後アグラ、ラジャスタンの3都市を廻ったのですが、特に到着後丸二日間、歴史的建造物としてはイスラム教の建築しか見なかったので、「インドでイスラム教の建物しか見ないなんて」と少しびっくりしました。
でもそれもそのはず、11世紀に初めてムガール人が侵略して以来インドは次々と来る外からの侵略者に侵攻されて色々なものを失って来た歴史を繰り返して来たのです(そして最後にイギリス🇬🇧)。

ニューデリーの観光地の一つ、Qutub Minarと呼ばれるミナレット、イスラム教の代表的建築

一方で美しい文化のミックスが観察出来る国でもあります。
例えばムスリムの侵略者であったムガール帝国の王様はやがてインドに住みつき、インド国内に宮殿やお墓(有名なタージマハルなど)などの色々な美しい歴史的建造物を残しました。
特にムガール帝国の王たちはヒンドゥー教の女性と結婚し、大抵は奥さんの宗教を認めたので至る所にヒンドゥー教にまつわる装飾が残っていたり、
またペルシャ(今のイラン)の建築やデザインが組み合わされていたり…

🇮🇳侵略され続けた北東部と守られた北西部ラジャスタン
ちなみに面白いのが、北東部(デリーなど)は外部からの侵略者によって破壊されたり、タージマハルや他の美しい宮殿の中に埋め込まれていた金や宝石はイギリスが来た時に取られて売り払われたりしたのですが、

少し南部に降りたラジャスタンでは昔の建物や宝物がそのまま保存されていたりします。
なぜかというと、侵略者は大体北から攻めて来たのでラジャスタンは少し遠かったことと、
またインドに統一される前、元々ラジャスタンにはなんと520もの王国があり、520もの王様がいたそうです‼️
外部からの侵略者は攻撃して520もの王様と戦って疲弊するより、話し合いを選んだそうです。
これによってラジャスタンの王国は侵略者のコントロール下に置かれつつも、ある程度の独立性を保ち、建物や文化、宝物も守られたということでした。

ラジャスタン最大の都市ジャイプールの王宮の一つ
象の彫刻、ヒンドゥースタイル
ジャイプールの13キロ続く城壁とかつての王宮

色々と他に驚いたことや気づいたことがまだありますので次回に続けさせていただきます‼️

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