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【在宅フリーランスの働き方を目指す】#16 コンペ落選作品を実績にする、デザイン分析の方法

こんにちは。在宅デザイナーを目指しているchicoです。

来月から子どもが0歳で保育園へ入所することが決まり、その説明会や準備が今後に控えています。
また、来週から離乳食もスタートさせる予定なので、勉強の傍ら育児まわりの本を読んだり、調べたりしています。
見通しが立たないことには「これでいいのか?」「こうなんじゃないか?」とエンドレスで不安を感じる性分なので、育児についてはなかなか安心できませんね・・・😂
特に、保育園(社会的繋がり、生活環境の変化)や食事は、子どもの土台を作る超重要なものな気がして・・・気負ってしまい、今ラガーマンくらい肩幅膨らんでいますw wこんなんで大丈夫かわたし。

それでは2週間ぶりに活動を振り返ります〜!

コンペ応募(1件)

今回は1件のコンペに作品を応募しました。
内容は「kindle本の表紙デザイン」です。

ちなみに、表紙デザインへの挑戦は2回目です。
今回は前回の経験を活かすため、反省点などを振り返ることから行ったのでその話からさせてください!

前回制作した直後は「なかなかいいんじゃない?」なんて思って提出しましたが、提案された他作品を一覧するとその差があらわに。
そして他の方の作品で「この表紙いいな〜〜」と感じたものがその通り採用されていました。悔しいけど納得。クライアントさん、ちゃんと選んでくれてありがとう。

この経験が悔しすぎて、Notionで「落選した自分の作品(A)」と「採用された良い作品(B)」のスクショを貼って並べ、違いをひたすら洗い出しました。
権利の関係上、画像をお見せすることはできませんが、反省&改善ポイントはざっとこんな感じ。

1、表紙を一覧で見た時、タイトルが読めない

反省😭 等倍を基本に制作&確認してしまってた・・・

改善💪 電子書籍の表紙は特に、等倍で表示するより一覧で小さく表示されることのほうが多い。それを意識して小さく表示されても読みやすいデザインが必要。表紙なんだからタイトルが読みやすくないと何にもならない(当たり前)

2、全体的にぼやっとしてて読みにくい

反省😭 背景と文字色のコントラストが小さい。同系色でまとめすぎてより可読性失ってる・・・

改善💪 Bのデザインは、タイトルが白地に黒でコントラスト最強。パッと見てとにかく読みやすい。情報量を最低限に絞り、全体に余白がたっぷり取られているのでより可読性高い。可読性を上げるには配色や余白のコントロールが必要。

3、くすみカラーが雰囲気暗い

反省😭 ターゲットが20〜30代女性なので好まれるようにくすみカラーを全体に使用。可読性を下げる上に、雰囲気が重くて暗い印象に。色単体は可愛くても表紙デザインにはふさわしくない・・・

改善💪 くすみ色は小さいパーツに使うのは良くても、大きな面積には難易度高い。Bを参考にすると、考えすぎずにもっと明るいピンクや紫、白でよかった。色見本の書籍を鵜呑みにせず、「どこにどのくらい使うのか」よく考える。

※配色の難しさについては前回の記事でうんぬんと語っています。

書き出しながら、当たり前のことで躓きすぎてて泣ける・・・
でもひとりで制作してると客観的な目線が欠けて、最後まで気付けないものです。(みんなはどうですか?)

さあ、そして今回の表紙デザインリベンジ!!!

今回は心理学系の本でターゲットは老若男女と幅広め。
前回の反省を活かし、「とにかくタイトルを読みやすく」「小難しそうな心理学をとっつきやすい雰囲気にする」ことにこだわって制作しました。

似たジャンルの本で良い表紙だなと思ったデザインも分析して、参考にしました。
レイアウト違いで3パターン提出しました。結果はまだ出ていません。

(募集期間がさっき締め切られ、応募作品が見れるようになったのですが、いや〜〜やっぱり私のデザインは訴求力がなくて、小さくまとまっている感じがあって、相変わらずタイトルは目立ってなくて・・・意識したはずが、全然ダメそうです。泣)

もっと、訴求力のある、魅力的なデザインにできるようになりたい〜〜。
書籍の装丁デザイナーさんってほんとにすごいんだなぁ。

今回の作品は、クライアントの許可が取れたら制作物をアップします!

ポートフォリオ更新

こんな感じで、今年に入ってから練習がてらコンペにぼちぼち挑戦しているのですが、まだ落選ばかりです🥲
だけど、落選作品であっても時間をかけて作った制作物なので、比較的よく出来たものに関してはブラッシュアップして実績として掲載したいと考えていました。

ただ、お客様の会社名やサービスが明記されているので、勝手に掲載してもいいのかわからないので色々調べる。

ランサーズやクラウドワークスの公式によると・・・

コンペ「当選」作品は「クライアント」がその権利を買い取る形。
「落選」作品については、「制作者」に権利が帰属される。
ただし、クライアントからの提供素材を使用しているなどの場合は、クライアントに確認するのが望ましい。

ということなので、今回はじめて実績掲載許可をもらえるようクライアントにメッセージをしてみました。

数日間、既読スルーで「あれこれは返事が来ない(許可してもらえない)パターン?」と心配になりましたが、その後丁寧な文章で許可の返事をいただけました!

あ〜よかった。制作側にとって落選作品を実績にできるだけで、報酬以外で制作するモチベーションになるので、双方にとってメリットのあることだと思います。

ということで、以前制作した新聞広告デザインをこちらのポートフォリオ記事で晒しています。アドバイスなどあればぜひ教えてください!!!

↑こちらのポートフォリオ(仮)では、実績公開の許可を取れたコンペ作品やデイトラの課題など、随時入れ替えたりしながら更新しています!

デイトラ

今年追加されたカリキュラムの中で「デザイン研究所」さんとのコラボ回を視聴。
今回は「デザインの見方」についてでした。デザ研さんが提唱している分析方法「葉を見て、木を見て、森を見て」を深く学んだので実践しています。

「葉を見て、木を見て、森を見て」とは?

🍃 葉を見る:何がどうなっているか?に気づく
(例:文章の中で文字の一部が緑色になっている)

🌲 木を見る:葉で見た気づきを「なぜそうなっているか?」と理由を考えてみる
(例:目立たせたい文字を緑色にしているのかも?)

🌳 森を見る:木で考えた理由を抽象的に捉えることで、他のデザインでも使うための「法則」とする
(例:文章の中で目立たせたい文字をサイトカラーにすることで強調される)

これまで「デザイン分析」はわりと我流でやっていて、デザインを見ての印象や構造、使われているカラーやフォントを書き出すだけで、なんとな〜く見ているつもりになっていた?感があった。
闇雲にやって時間がかかりすぎて疲労困憊→続かない、を繰り返していました。

今回のカリキュラムの中で「葉を見て、木を見て、森を見て」でデザインを分析することをいくつかやってみてそのやりやすさや効能を感じたので、しばらく続けてみようと思います!

ちなみに、上記で触れた「コンペ落選作品の反省&改善」も、「葉を見て、木を見て、森を見て」を取り入れていました!

「葉を見て、木を見て、森を見て」の方法でいいデザインを分析してみた

そろそろ追加カリキュラムも初級編が終わって中級編へ進みます!

私はデイトラサポートを受けられるのが8月までなので、上級編までしっかり完走できるように計画的に進めていきます💪

それでは、今回もここまで読んでいただきありがとうございました!


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