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躁状態は絶好調?ただし元気の前借り

 皆さんは躁状態という言葉をご存じだろうか。
私も明確な定義を知りたいため、調べてみた。

躁状態とは

「躁」状態とは

気分が高揚し、万能感に満ちあふれます。

異常なほどの気分の高揚が持続し、「自分はえらい」「自分はすごい」という気持ち(万能感)が強くなります。体中がエネルギーに満ち溢れたように感じて、あまり眠らなくても平気になったり、上機嫌でおしゃべりになったり、さまざまな考えが次々に湧いて、じっとしていられなくなったりします。

NHK福祉情報サイト ハートネットより引用

 まさにその通りであった。私は、自分は全知全能でこの世のすべてが素晴らしく見え、多幸感に満ち満ちている状態と自分の中では定義づけている。
 普段はうつ状態の方が長く、傾眠傾向でロングスリーパーな私だが、躁状態だと寝付けなくなる。睡眠薬(医療用語では催眠薬というようだが)がないと眠れないこともあった。

 私は双極性障害のⅡ型なので、うつ状態の方が長く、倦怠感、疲労感に一番に悩まされているがそれがなくなる。疲れないからいくらでも動ける。そして眠れないから体が休まらない。それを繰り返すとある日突然張りつめていた糸が切れるかの如く、ぷっつりと動けなくなる。昨日まで動けていたのに急に。前触れもなしに。

 

いつも平均して元気でいさせてよ

 タイトルにもある通り、躁状態はうつ状態から元気の前借りをしているとしか思えない。体調の大きな波を平均して過ごさせてくれれば、どれほど快適か?と思わずにはいられない。

では躁状態のときはどうすればよいか?

主治医に相談する

 主治医に相談して薬の調整してもらうことが一番いい。まずこれに尽きる。薬なくして治療はできない。精神科医は薬物療法のプロ。

少しでも人と話す

 自分が気を付けることとしては、人と何らかの形で話す機会を設けてみることがいいと思う。ただし、予定を詰め込みすぎないことも大事であるし、その匙加減が難しい。親しい人だと、自分の異変に気付き、指摘してくれることもあるかもしれない。私は家族と話した時に、指摘されたことがある。ただ、当時は躁状態だと気づかなかったので、何の解決にもならなかったが、今なら忠告をきちんと受け止めることが出来ると思う。
 症状として、散在する傾向にあるため、大きな買い物をするときには、家族に相談することが大事だとは思った。成人しているのに買い物も親に相談するとかちょっと、、と思う必要なんてない。取り返しのつかないことになる前に対処できればいいんだから。(ちなみに、私はアップルウォッチや、ダイソンの高級ドライヤー、電動自転車を買おうとしたとき、家族に止めてもらえてよかった。しかし、iPhoneを一括で購入してしまったのは今となっては躁状態の失敗だったと思う。後で割といい値段で売れたからよかったものの、、)

意識的に休息をとる

 これが一番難しい気がする。うつ状態で全くと言っていいほど動けなかった日々とは一転、疲れもしない最高な日々に舞い上がりどんどん行動してしまいたくなる。しかし、そのツケはいずれ自分に降りかかる。それだったら、7~8割くらいの力で細く長く元気な方が、生活しやすい気がしない?

おわりに

 実は躁状態はうつ状態より手を焼く。私も今体調がいいが、いつ躁に転じてもおかしくないと内心ヒヤヒヤである。今回、この記事を書くことによって、自分の頭の中が整理できた気がするし、意識的に休むことが大事と改めて認識できた。
 他のSNSにもそれぞれの良さがあるけど、長文を綴れるnoteって素敵だなと思う。これからも気ままに書くね。





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