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【選挙ウォッチャー】 板橋区議選2019・分析レポート。

先週は、板橋区長選のレポートをお届けしたのですが、今週は板橋区議選のレポートをお届けします。世の中は、本当に新型コロナウイルスが深刻な状況にあり、僕たちの大好きな志村けんさんがお亡くなりになり、近鉄や日ハム、楽天などで監督を務めた梨田昌孝さんも集中治療室で重篤な状態にあるといいます。なので、過去の選挙の話がどうでもよく感じてしまうかもしれないのですが、アーカイブとして残しておくことも大切ですし、僕も僕で何かしらの商品を作っていかないと生きていけないので、あんまり買ってくれる人はいないかもしれませんが、細々と板橋区議選のレポートをお届けしたいと思います。

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板橋区の定数は46となっており、今回の板橋区議選には56人が立候補してきました。落選するのはたったの10人ということになります。NHKから国民を守る党や幸福実現党といったカルト政党も候補者を擁立しているため、アホやポンコツも落選させなければならないことを考えると、10人しか落選しないのでは十分にふるい落とせないと言えます。これは日本の闇です。


■ 反知性派カルト集団が当選を果たす

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誠に残念な話ですが、当時はまだNHKから国民を守る党が「カルト」であることに多くの人が気づいていなかったため、近藤秀人さんが上位当選を果たしてしまいました。近藤秀人さんは、今なおNHKから国民を守る党を離党することなく活動を続けており、社会でろくすっぽ活躍してこなかったであろう、うだつの上がらないオジサンたちのコミュニティーを満喫しています。これまでの「NHKから国民を守る党」の動きを見ていれば、何一つ期待できるはずがないことはわかるし、無能の地方議員にできることなんて何もないことがわかるはずです。今も応援しているN国信者は、国政政党になって1年経たないうちに2回も事情聴取を受け、家宅捜索まで受けている反知性派カルト集団を「そういう政党だとしても、NHKの受信料を払いたくないから」という理由で応援していたりします。しかし、NHKの受信料問題を改善するために、既に自民党が動き始めており、迷惑行為を繰り返す以外に何の取り柄もないウンコ政党を応援するより、自民党を応援した方がよっぽど実現が早いという話です。当たり前ですが、衆議院に「おっぱい」のことしか考えていないようなアホ、参議院に立花孝志代表にどっぷり洗脳されたアホの2名しかいない「端っこの政党」より、圧倒的多数派で衆参ともに過半数を占める政権与党の自民党の方が話が早いに決まっています。

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これは近藤秀人区議の3月23日のツイートです。皆さんもご存知の通り、今は新型コロナウイルスで大変なことになっている時期です。板橋区内の病院で院内感染が起こったら地域医療が崩壊するし、老人ホームや障害者施設などで集団感染が起こった時に、どうやってケアをするのかを考えなければならないし、東洋一と謳われた高齢者がたくさん暮らす高島平団地で集団感染が起こった時にどう封鎖するのかを考えなければならないし、想定しなければならないことが山のようにあって、どう区民の安全な暮らしを守るかを考えなければならない立場の区議会議員が、この時期に「個人情報を公開している人が勝手に受信料契約をされてしまう」と発言しているんです。会場がざわつくのは当然でしょう。脳味噌沸いとるんかという話です。そんないつでもできる話をこの期に及んで言っているのです。だいたい法律で受信料契約を結ばなければならないことになっているのですから、普通の人は既に契約しているのですから、勝手に契約されることはありません。個人情報の取り扱いをめぐって家宅捜索まで受けているアホアホ政党の人間が、一体、何を言っているのでしょうか。ついでに「試験的に訪問員を20時までしか訪問できない条例をやってもいいのでは?」と言ったら失笑を買ったというのも、テメエはこの緊急時に追加で何をホザいているんだという話です。ゴミ以外のナニモノでもありません。皆さんは、いざとなった時にも何の役にも立たないばかりか、他の区議会議員の邪魔にしかならないようなゴミを議員にしているのです。マジで反省してください。


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