１０月６日告示、１０月１５日投票で、東京都議補選が行われました。
　もともと立川市の定数は「２」となっていますが、東京都議だった酒井大史さんと清水孝治さんが、ともに９月３日に行われた立川市長選に立候補したため、立川市選出の東京都議が１人もいなくなってしまったため、改めて東京都議補選が行われることになりました。
　立川市長選は、無所属ながら立憲民主党や泉房穂さんが支援していた酒井大史さんが勝利し、落選してしまった清水孝治さんは再び東京都議に戻ることはなく、一旦、お休みすることになりました。

　実はこの選挙、たった１人だけが落選しますが、誰が落選するのかを予測するのが非常に難しい選挙となっています。普通に考えれば自民党が強いということになりますが、自民党には今、猛烈な向かい風が吹いており、絶対に当選するとは言い切れません。
　立憲民主党の鈴木烈さんは落下傘候補であり、伊藤大輔さんはあんまり性格が良さそうではありませんが、前回の立川市長選に立候補したことで知名度を上げており、リベンジを後押しする票が増えそうではあります。
　そして、もしここで楽勝であるはずの自民党が落選するようなことがあると、こいつは事件だとしか言えず、１０月２２日の参院補選や衆院補選の結果次第では、かねてから囁かれていた「衆議院の解散」にも大きな影響を与える可能性があります。

■ 東京都議補選・選挙ボード解説動画