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耳で聴くこと、体を動かすこと、連想すること、繰り返すこと

6月末で、ひよこが3歳半を迎えました。軒先が斜面になってる我が家は子供用プールを持っておらず、去年一昨年の夏の水遊びは、洗濯物入れに使っているスタックストー40L(Amazon)か、わたしの足湯用のタブトラ浅型(写真)でしのいでいました。この1年で身長が10cmも伸びたから、もう今年はサイズ的に無理だろうと思っていたのだけど、先週末あまりに暑くて出してみたら、案外、楽しんでくれて。服のまま、ほとんどはみ出して浸かっているのが写真の図です。今年もこれでいけるやん。やったー。

百均で買った昔ながらのプラスチックの水鉄砲も、去年は手の小ささと指の力の弱さのせいで引き金(?)を引けずに怒っていたのに、先週末は、定めた狙いにばしばし打ちまくっていて。水の中でゆらゆら水鉄砲を振りながら水を溜めるのも、こちらが手を貸さずとも勝手にやっていました。

1年というスパンで見てもそうだし、この1ヶ月だけでも、時計の数字1~12が完璧に読めるようになり、自分の名前のひらがな「ひ」「よ」が判るようになり、いくつかの虫の名前を英語で言えるようになり。わたしや夫からはほとんど何もはたらきかけてないのに、保育園でたくさんの刺激をもらって、取り込んで、ほんと、成長めざましいです。

耳で聴くこと、体を動かすこと、連想すること、繰り返すこと。子どもってそうやって学んでいくんだな、と改めて思う今日この頃です。教えようとして教わってくれる都合のよさは皆無で、聴きたくなる、体を動かしたくなる、いろいろ思いついちゃう、繰り返せるモノがある、そういう環境を調えるのが親の務めなんでしょうね。むつかしい!

ただ努力をする自分に手応えや満足を感じられる。自己満足こそが「幸せ」に相応しい感覚である。

森博嗣「つぼねのカトリーヌ」

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