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「ハチ公の最後の恋人」と、夫

さっき、思わずトークしたのだけれど、吉本ばななさんがnoteを始められたそうです。


さっそく月額マガジン購入しちゃった。noteを開くのが、ますます楽しみになります。

吉本さんが1998年に出された「ハチ公の最後の恋人」は、「ホリーガーデン」(江國香織・1998年)、「ロングバケーション」(北川悦吏子・1996年)と並ぶ、わたしの根っこです。全部、中学生のときに読んだ(観た)もの。ぐちゃぐちゃな思春期まっただ中のときに受けた衝撃って、20年経っても、胸に鮮やかに残ってるものですね。ハチの「それでは僕の人生ではなくなってしまう」の苦しさと諦念と、受け入れた者の力強さ。マオ(ハチの最後の恋人の女の子)がハチを祝福する姿勢と、逞しさ。

ここにも何度か書いたとおり、夫は、「朕は国家なり」級のブレない男です。まわりに「ないわー」と言われつつ、わたしがその面倒くさい頑なさを「ま、しゃあないよね」と受け入れられるのは、20年前にハチの生き方をかっこいいと思ったのも、ひとつの所以かも。「頑なさ」が一周まわって夫の魅力なのか。とすれば、わたしが一生浴びても溢れるくらい、相当、魅力満載だな、夫。

私はハチを忘れないが、忘れるだろう。悲しいが、すばらしいことだ。そう思う。吉本ばなな「ハチ公の最後の恋人」

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