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詩   涙の理由

なぜ
気づかなかったのだろう
あの優しさに
なぜ甘えすぎたのだろう
通り過ぎて
失くして気づくもの

愛は深くこわれやすいもの
一度こわれてしまうと
もうもとには戻らない

あなたの背中に
しがみついてみたけれど
そこに
愛は消えていた

独り寝の寂しさに怯え
目覚めた朝の虚しさが
より深くあなたの香りを思い出させる

強がりはやめよう
優しくなろう
愛を大切にしよう

いろいろな想いを交差させながら
あなたを想い涙する





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